2024年12月17日火曜日

女子サッカー ディオッサ出雲FC 「ハラスメント認められず」と見解 選手側は「受け入れられない」と反発

女子サッカー ディオッサ出雲FC
 「ハラスメント認められず」と見解
 選手側は「受け入れられない」と反発

 

2024年12月17日() 16:46 山陰放送

 

女子サッカーなでしこリーグ2部のディオッサ出雲FCに所属するブラジル人選手2人が、監督らから性的な発言やパワハラを受けたと訴えている問題で、16日、クラブ側が、「ハラスメントに相当する事実は認められなかった」との見解を、

ホームページで明らかにしました。

 

これはクラブが委任した弁護士による調査報告書が1125日付で提出されたのを受け、発表されたものです。

 

それによりますと、選手が訴えているパワハラやセクハラなどについて、「不適切な点はなかった」とする報告書の内容を支持するとの表現で、ハラスメント行為はなかったとの見解を示しました。

 

また調査報告書がリーグに提出され、今後、手続きが進むと見られるため、報告書の詳しい内容は公表しないとしています。

 

なお、通訳帯同の契約が十分果たされなかったことについては、クラブが従来から「不適切な点があった」と認めているため、今回の報告書の対象外となっています。

 

選手側の代理人弁護士はクラブ側の見解について「受け入れられない内容で、リーグの調査に協力する」と、しています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

なでしこリーグ2部「ディオッサ出雲FC」
 ハラスメント「認められず」クラブ側が発表
 ブラジル選手側「到底受け入れられない」

 

2024年12月16日() 20:42 山陰中央新報

 

 なでしこリーグ2部のディオッサ出雲FCは16日、所属するブラジル人選手2人がクラブ内でセクハラやパワハラの被害を受けたと訴えている問題で、監督らによるハラスメント行為は認められなかったとする見解を公式ホームページで発表した。

 

 発表した見解は、クラブ側の弁護士がまとめ、11月末に日本女子サッカーリーグに提出した報告書に基づく。選手側が訴えている性的な発言やパワーハラスメントに関しては、監督らの発言に不適切な点がなかったとした。

 

 クラブによる調査とは別に日本女子サッカーリーグもブラジル人選手らへの聞き取り調査などを進めている。クラブの担当者は今後の対応について「リーグにはクラブが把握している事実関係を可能な限り報告しており、事実調査に全面的に協力する」と話した。報告書の詳細や今後の対応については、リーグの調査に影響が出るとして明らかにしなかった。

 

 ブラジル人選手の代理人弁護士は、クラブの見解に対して「とても受け入れられるものではない。リーグの調査には引き続き協力していく」と話した。

 

 問題を巡っては、11月6日にブラジル人選手と代理人弁護士らが島根県出雲市内で会見し、試合中や練習中に監督からセクハラ発言や差別的発言を受けたなどと主張。日本女子サッカーリーグに告発文を提出して関係者の処分を求めた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ11月21日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼なでしこ2部「ディオッサ出雲」選手がセクハラの訴え クラブ側の対応発表…性的な発言「誰が」「いつ」「誰に対し」特定できず、調査継続 監督から「活動自粛の解除」の申し出、受け入れへ
これの続報です。
刑事事件でも同様ですが、被害申告だけで証拠も証人も無く、
加害者からの罪を認める証言も無ければ、
そこに事件が有ったかどうかも確定出来ません。
民間人の調査では、これが限界だと思います。

被害者の皆様へ
申告したにも関わらず残念な結果になったと思います。
虚偽申告したとは思えませんし、
嫌な思いを抱かれた事が有ったのだと思います。
しかし、証拠や証人が無い以上は、どうにもならないでしょう。

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