盗撮・ストーカー・公文書偽造・セクハラ
県職員5人に懲戒処分「深刻な事態」 福岡
2024年12月26日(木) 19:13 福岡放送
盗撮・ストーカー行為に公文書の偽造、そしてセクハラ。福岡県は3件で合わせて5人の懲戒処分を発表しました。
このうち、福岡県商工部勤務の37歳の男性職員は停職12か月の懲戒処分を受けました。県によりますと、男性職員は2021年8月に入浴中の面識のない女性に窓からスマートフォンを差し向け盗撮したほか、2023年9月には別の面識のない女性の自宅に3回にわたって押し掛けるなどのストーカー行為をしました。
これらの行為によって職員は略式起訴され、罰金80万円の略式命令を受けています。県の調査に対し「プライベートで悩んでいた」などと話しています。
このほか、県の用地取得事務にからみ書類を偽造したなどとして、県土整備部のいずれも男性の職員と上司2人が停職や減給などの処分を受けました。また、同僚女性にキスなどのセクハラ行為をしたとして農林水産部の男性職員が減給となっています。
5人もの職員が懲戒処分を受けたことについて、県は「深刻な事態で極めて遺憾。公務員倫理の徹底を図る」とコメントしています。
登記書類の変造に盗撮、セクハラ 県職員5人を懲戒処分 福岡
2024年12月26日(木) 18:31 毎日新聞(森永亨)
土地の所有権移転登記をしないまま、登記完了証などを変造して、地権者に補償金を支払ったとして、福岡県は26日、福岡地区の県土整備事務所の職員3人を停職6カ月などの処分にした。
県人事課によると、主任主事の男性(35)は2~3月、土地の登記完了証や登記事項証明書をコピーして変造し、登記したようにみせかけて補償金約5000万円を支払うなどした。男性は「契約した支払期限が迫っていたので、地権者に迷惑をかけないため」として独断で変造したという。地権者から別の土地の手続きについて問い合わせがあり、同事務所が確認して発覚したという。関係する職員2人も減給10分の1(1カ月)と戒告にした。
また県商工部の事務主査の男性(37)は2021年8月、民家で入浴中の女性を撮影しようとスマートフォンを向けたとして、県迷惑行為防止条例違反(盗撮)などで罰金80万円の略式命令を受け、県は停職12カ月の処分にした。
県農林水産部の出先機関に所属する企画主査の男性(53)は、5月にグループで飲酒して帰宅途中の路上で、同僚の女性職員にキスをするなどのセクハラ行為をしたとして減給10分の1(3カ月)の処分にした。
0 件のコメント:
コメントを投稿