部下の教員に長時間労働のパワハラ、京大教授を停職処分
2024年12月26日(木) 12:31 読売新聞
京都大は25日、複合原子力科学研究所(大阪府熊取町)の教授が、部下の教員に長時間労働を強いるなどのハラスメントをしたとして、停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、教授は2022年11月~23年12月、教員に適正な範囲を超えた研究や仕事を指示。教員が見直しを訴えたが改善策を講じなかった。23年10月は学生の実験指導に際し、本来は教員らが担当すべき作業の多くを学生にさせていた。教授は「自分はこれくらいやっていたという感覚や、研究に役立つと思って指示したが、責任を感じている」と話しているという。
「自分の時はこれぐらいしていた」
京都大学教授をパワハラ・アカハラで停職処分
2024年12月25日(水) 19:32 京都新聞
京都大学は12月25日、部下の教員に対するパワーハラスメントや、指導する学生にアカデミックハラスメントをしたとして、複合原子力科学研究所の教授を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
処分は24日付。京大によると、教授は2022年11月から23年12月までの間、教員に対し、長時間勤務を強いる業務を断続的に指示し、教員から「仕事量が多い」と訴えられたにもかかわらず、改善しなかったという。学生に対しても指導の範囲を超える多量の実験作業を強いたとしている。
2023年12月に被害を受けた双方から大学側に申し立てがあり発覚した。教授は教員が訴えた過重な仕事量について「自分の時はこれぐらいのことをしていた」と主張し、学生への行為に対しては「論文や研究に役立つと思った」と話しているという。
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