「こんなこともわからんとね」「公務員に向いていない」
県職員6人を部下へのパワハラで処分【長崎県】
2024年12月26日(木) 11:51 テレビ長崎
県職員が部下へのパワーハラスメントを行ったとして、県は25日付けで合わせて6人を処分しました。
県央振興局の課長補佐級の59歳男性は、2023年5月から2024年3月にかけ部下職員3人に「こんなこともわからんとね」などと人格否定を伴う発言を行いました。
このうち2人が精神疾患を患い、県は25日付けで男性を減給10分の1、1カ月の懲戒処分としました。(課長補佐級から係長級に降任の「分限処分」も)
また県は、文化観光国際部の課長補佐級の48歳男性も、部下に「公務員に向いていない」などの発言を繰り返したなどとして、戒告の懲戒処分としました。
この2件で合わせて4人の上司が管理監督者として厳重注意の処分を受けています。
いずれも県が2014年度から行っているハラスメント調査で明らかになったということです。
部下に「ばか」「病院で検査受けんね」
長崎県職員をパワハラ行為で減給、降格
2024年12月26日(木) 11:00 長崎新聞
長崎県は25日、部下へのパワハラ行為を繰り返したとして、県央振興局の課長補佐級の男性(59)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分と係長級に降格の分限処分をした。また、文化観光国際部の課長補佐級の男性職員(48)を戒告処分とした。いずれも同日付。
県人事課によると、県央振興局職員は、昨年5月ごろから部下3人に日常的に強い口調で叱責し「ばかじゃなかとね」などと人格を否定する発言を繰り返した。「発達障害と思うけん、病院で検査を受けんね」との発言もあった。
この職員は同年7月、部下1人を10分以上、大声で叱責。部下は精神疾患で約4カ月休暇を取得した。今年2月、人事課へ相談したことで発覚。職員は「行き過ぎた指導だった」と反省しているという。県は当時の上司2人を厳重注意とした。
文化観光国際部の職員は昨年夏ごろから今年9月まで、部下に対し「公務員に向いてないんじゃないの」「みんなばかっていうよ」などと発言し、机をたたくなどした。上司が複数回指導したが繰り返していたという。県は当時の上司を含む2人を厳重注意とした。
部下に「馬鹿じゃなかとね」とパワハラ
人格否定発言繰り返す「威圧的な態度」県職員を懲戒処分《長崎》
2024年12月25日(水) 18:54 長崎国際テレビ
部下の職員に対しパワハラを行ったとして県は、県央振興局と文化観光国際部の職員を懲戒処分にしました。
部下の人格を否定するような発言を繰り返していたということです。
県人事課によりますと県央振興局の59歳の課長補佐級の職員は、去年5月から今年3月末にかけ、3人の部下に対し強い口調で叱責したほか「馬鹿じゃなかとね」など
人格否定を伴う発言を複数回繰り返したということです。
部下は、精神疾患を発症したということです。
県は、この職員を減給の懲戒処分と係長級への降任処分としました。
また、文化観光国際部の48歳の課長補佐級の職員は、去年夏頃から今年9月にかけ、部下に対し人格否定を伴う発言や威圧的な態度をとりました。
また、3月には部下の時間外勤務の申請に対し、誤った認識で申請を取り下げさせ、精神的苦痛を与えたということです。
県はこの職員を、戒告の懲戒処分としました。
処分を受けた2人は反省の言葉を述べていて、県は「ハラスメント対策を一層強化して再発防止に努めたい」としています。
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