「パワハラをしていないことの証明をきちっと公にしてもらいたい」
町の職員に対しパワハラ行為疑惑
公表された町議会議員が迷惑行為を受けたとして美郷町を提訴
島根県美郷町
2024年12月24日(火) 5:12 日本海テレビ
町の職員に対しパワハラ行為をしたとされる島根県美郷町の町議会議員が、美郷町を訴えた裁判の第1回口頭弁論が12月23日に松江地裁で行われました。
訴状などによりますと今年9月、島根県美郷町の藤原みどり町議会議員が町の職員を立たせたまま30分以上質問し、大声で態度や資質に関わる発言を繰り返すパワハラ行為があったと嘉戸隆町長が公表しました。
藤原議員は、虚偽の発表で名誉を傷つけられた上、迷惑電話が何度もかかってきたり、身に覚えのない商品が自宅に送りつけらたりするなど、精神的苦痛を受けたとして、美郷町に対し350万円の損害賠償を求めていました。
12月23日の裁判で藤原議員は「町政について職員に質問するのは議員として当然の行為で、故意に立たせてはいない」と主張しました。
裁判後、藤原議員は取材に対しー。
藤原みどり 議員
「言ったじゃないのいや言わない…というので声が少し大きくなったということは私は正直に述べております。パワハラをしたことではないことの証明をきちっと公にしてもらいたいと思います」
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ11月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「町職員へのパワハラ」有無巡り裁判に…美郷町長と町議が11月議会で問題発覚以降初の顔合わせ(島根)
これの続報です。
一方、美郷町は全面的に争う姿勢で、次回の口頭弁論までに文書で反論することにしています。
町職員へのパワハラ巡る裁判始まる…町議「事実無根。普段話す声より少し大きくなっただけ」と主張(島根)
12/23(月) 21:21 山陰中央テレビ
島根県美郷町で町職員へのパワハラの有無を巡って町長と町議が争っている問題で、町議が町を訴えた裁判が、23日から松江地裁で始まりました。
この問題は2024年9月、美郷町の嘉戸町長が記者会見を開いて、美郷町議会の藤原みどり議員が町の職員に対してパワハラ行為を働いたと発表したことから始まりました。
この時の町長の説明によると、藤原議員は、議案の説明をした町の職員に対して30分以上立たせたまま、大声で「誠意がない」などと、議案に関係ない発言を繰り返したとしています。
一方の藤原議員は、パワハラは事実無根で精神的な苦痛を受けたとして、町を相手取って350万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
この裁判の第一回口頭弁論が23日に松江地裁で開かれ、原告の藤原町議がパワハラ行為は全くないとする陳述書を読み上げました。
被告となった美郷町側の姿はありませんでした。
美郷町議会・藤原みどり議員:
(町長の会見の内容に)正しいことはありません。私に一度だって聴取をされたこともありませんし、普段話す声よりも声が少し大きくなっただけ。
次回裁判は、2025年2月17日に予定されています。
町長が記者会見「町議会議員が町職員にパワハラ行為を行った」→無言電話・誹謗中傷に悩まされ…「パワハラは断じてない」町議が町を訴え
12/23(月) 18:36 山陰放送
島根県美郷町の町長が「町議会議員が町職員に対してパワハラ行為を行った」と発表したことについて、名指しされた議員が、パワハラはなかったとして、慰謝料などの支払いを求めた裁判が23日、松江地方裁判所で始まりました
この裁判は今年9月に、美郷町の嘉戸町長が記者会見で、「議員が職員に対して30分以上立たせたまま質問をしたり、大声で職員の態度や資質に関する発言を繰り返したりなどのパワハラ行為があった」と発表したことを受け、名指しされた藤原みどり議員が「パワハラは断じてなく名誉を毀損され精神的な被害を受けた」として、町に対し慰謝料350万円の支払いを求めているものです。
藤原議員は口頭弁論で、この会見後に自宅に無言電話がかかってきたり、SNSでの誹謗中傷などに悩まされたと話しました。
一方、美郷町側は取材に対し「詳細は追って主張します」とコメントしています。
次回の口頭弁論は来年2月に行われます。
0 件のコメント:
コメントを投稿