2025年7月29日火曜日

陸自55歳准曹 部下に「バカ」上位者に「交代したほうがいい」部隊内の暴言で停職処分

陸自55歳准曹 部下に「バカ」上位者に「交代したほうがいい」
部隊内の暴言で停職処分

 

2025年7月29日() 17:08 関西テレビ

 

陸上自衛隊は、部下に対する暴言や上位の階級隊員への侮辱的な発言をしたとして自衛隊員に対する懲戒処分を発表しました。

 

停職5日の処分を受けたのは陸上自衛隊中部方面隊所属の准曹(55)です。

 

准曹は去年から今年にかけて部下の隊員に対して威圧的な態度で「バカ」などと発言し精神的苦痛を与えたとされます。また、今年3月以降は別の部署の階級上位者に対してその役職に必要とされる階級を満たしていないことを指摘して「大変だろうから、交代した方がいい」などと侮辱する発言を何度も行ったということです。

 

自衛隊内の監察官懇談の場で准曹に関する複数の申告があり発覚し処分に至りましたが、准曹の過去の勤務態度に問題はなかったということです。


《カウンセラー松川のコメント》

当該事案とは直接の関係はありませんが、
陸上自衛隊どころか自衛隊に「准曹」と言う階級も職位もありません。
そう言う意味では、このニュースは誤報と言えます。
もし、陸上自衛隊の発表に「准曹」と記されていたならば、
そんな誤りを公表していることこそ本当に問題です。

「悪いの清めたろ」と部下に塩投げつけ、元消防署長のパワハラ認定…日頃から署に「お清め」と盛り塩

「悪いの清めたろ」と部下に塩投げつけ、元消防署長のパワハラ認定
…日頃から署に「お清め」と盛り塩

 

2025年7月29日() 9:13 読売新聞

 

 奈良県広域消防組合の葛城消防署(葛城市)で昨年9月、当時の署長が部下だった男性に「悪いの清めたろ」などと言って塩を投げつける事案があり、組合の調査委員会がパワハラと認定していたことが、複数の関係者への取材でわかった。男性側は28日、元署長を暴行容疑などで県警高田署に告訴し、受理された。

 

 告訴状によると、元署長は昨年9月13日、署内にいた男性に、清めるためと称して持っていた袋の中の塩を投げつけた、としている。この日朝、救急業務で傷病者の保険証を紛失するトラブルがあり、男性は救急部門の責任者だった。元署長は日頃から「お清め」として、署の入り口に盛り塩をしていたという。

 

 男性はその後、体調を崩して仕事を休むようになり、医師からパワハラによる心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、昨年12月に依願退職した。

 

 男性からの通報を受けて設置された調査委が関係者に聴取を行い、今年4月に元署長の行為をパワハラだと結論付けた。同組合は28日、取材に対してパワハラが認定されたことを認めた一方、「公表基準に当てはまらない」として、元署長への対応の詳細を明らかにしなかった。



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奈良の元消防署長、パワハラ認定 部下に塩投げ「清めたろ」

 

2025年8月4日() 14:52 共同通信

 

 奈良県広域消防組合の葛城消防署(葛城市)で昨年9月、当時署長だった男性が部下に「悪いの清めたろ」などと塩を投げ付けたとして、組合の調査委員会がパワハラと認定したことが4日、関係者への取材で分かった。認定したのは今年春。部下の男性は728日付で県警高田署に暴行容疑などで刑事告訴した。

 

 告訴状などによると、昨年9月、署員が救急業務で傷病者の保険証を一時紛失するトラブルが発生。部下の男性は当時副署長で、この件で責任ある立場だった。このトラブルを受け、元署長は署敷地内にお清めの塩をまいた。その際に「悪いの清めたろ」と言いながら、ほぼ真正面から男性に塩を投げ付けたという。

 

 男性はその後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されるなど体調を崩し、昨年1231日付で依願退職した。

 

 男性は告訴状で、日常的なパワハラがあったと訴えたが、調査委は塩を投げ付けた行為のみをパワハラと認定した。組合は取材に、元署長を処分したと認めた上で「公表基準には至らない処分だった」と詳細は明らかにしなかった。


《カウンセラー松川のコメント》

当時の署長が部下だった男性に「悪いの清めたろ」などと言って
塩を投げつける事案からPTSDを発症も凄い展開だと思います。
この1件だけでPTSDに成らないとは断言出来ませんが、
「本当にそれだけか?」と疑いたくなります。
パワハラ被害者は退職までする状態で、
「公表基準に当てはまらない」と言うのも
随分と公表のハードルが高過ぎると感じます。
職員を退職に追い込んでいるのは相当に悪質ですから、
公表は当然のことではないてじょうか?
奈良県広域消防組合の姿勢を疑います。

被害者の方へ
職場がきちんと対応しないのであれば、
公的機関へ訴えるのは当然の権利です。
変な圧力に屈せず、きちんと進めて欲しいと願っております。


2025年7月28日月曜日

▼Bリーグクラブで指導者によるパワハラ相次ぐ  B1越谷、B2山形に制裁 暴言、頬を殴打などの行為確認

Bリーグクラブで指導者によるパワハラ相次ぐ
 B1越谷、B2山形に制裁 暴言、頬を殴打などの行為確認

 

2025年7月28日() 17:13 スポーツニッポン

 

 バスケットボールBリーグは28日、B1越谷とB2山形において、指導者による選手、スタッフへのハラスメント行為などの規約違反が発覚したとして、両チームに対して制裁を科したと発表した。

 

 B1越谷においては、安齋竜三ヘッドコーチに不適切な言動等による選手へのパワーハラスメント事案が発覚。チームは公式サイトを通じ、同HC3カ月の活動禁止と、けん責の処分を科したと発表した。Bリーグの公式サイトでは、同HCが選手に対して怒鳴る、威圧的な態度をとるなど反復継続してハラスメント行為等を行った事実や試合中に「死ね」「クソが」などと発言したと報告されている。

 

 経緯説明として「2024-25シーズン途中に心身の不調を申し出た選手がいたことから、20252月、チーム運営幹部にて協議を行い、安齋HCへ厳重注意を行うとともに、安齋HCより選手・チームスタッフに対し、謝罪と今後の指揮について説明を行いました」とし、「また、同年2月から3月にかけて弊クラブ・チーム運営幹部より選手複数名に対してヒアリングを実施し、状況把握を行った上で安齋HCとの面談を実施しました。その結果、弊クラブとして安齋HCの行動・言動を引き続き注視し、必要に応じて注意等を行っていくこととしておりました」と伝えた。

 

 また、BリーグはB2山形において、当時所属していたアシスタントコーチが、チームスタッフに対して「ポンコツ」「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」などの暴言を日常的に繰り返したり、頬を拳で数回、拳で数回、にぶい音がなる程度の強さで殴打するなどの暴力行為に及んだことが確認されたと公表した。

 

  

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山形ワイヴァンズの元アシスタントコーチがパワハラ
 Bリーグがチームに制裁金100万円科す

 

2025年7月28日() 17:34 山形放送

 

バスケットボールBリーグ山形ワイヴァンズに所属していたコーチがチームスタッフに対して殴るなどの暴行や、暴言を繰り返すハラスメント行為があったとしてチームがBリーグから制裁金100万円を科されていたことがわかりました。

 

Bリーグによりますと、山形ワイヴァンズに所属していたアシスタントコーチが、ことし1月から2月ごろまでの間にチームスタッフに対して「ポンコツ」、「使えない」、「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」などの暴言を日常的に繰り返していたということです。

また、二の腕を複数回つねる、拳で頬を数回殴るなどの暴力を振るったことも確認されたということです。ことし2月にスタッフがクラブに相談し、発覚しました。

Bリーグは規約違反として山形ワイヴァンズに対しけん責及び制裁金100万円を科しました。

山形ワイヴァンズを運営するパスラボは、ことし34日にこのアシスタントコーチとの契約を解除するとともに、吉村和文社長や担当取締役を減給処分としています。

吉村社長は「スポンサー、ブースターなどにお詫び申し上げる。信頼回復に努め、再発防止に全力で取り組む」とコメントしています。

 

 

 

「ポンコツ」「使えない」
プロバスケチームのコーチがスタッフに暴言や殴打
 山形ワイヴァンズがBリーグから処分を受ける

 

2025年7月28日() 18:09 テレビユー山形

 

バスケットボールのBリーグは、28日、山形ワイヴァンズにけん責と制裁金100万円を科したと発表しました。

 

Bリーグによりますと、ワイヴァンズに所属していた当時のアシスタントコーチが、今年1月初旬から2月末ごろまでの間、1人のスタッフに対して、「ポンコツ」「使えない」「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」「親の顔が見てみたい」などの発言を日常的に繰り返したということです。

 

また、2月初旬にはスタッフの二の腕を複数回つねった、219日には他のチームスタッフの自宅で対象のスタッフのほほを拳で数回、にぶい音がなる程度の強さで殴った、224日には自動車を運転するスタッフに対して助手席から殴る動作をしたなどの事実が認定されたということです。

 

Bリーグは公式HPで「本件は、アシスタントコーチがチームスタッフに対して人格否定的な発言をし、暴力をふるったハラスメント事案で、その態様は刑法犯にも当たり得る悪質なものである。B.LEAGUEは長年にわたり、各クラブに対し、ハラスメントの根絶を指導してきたにも関わらず、山形ワイヴァンズは本件の発生を防ぐことができておらず、監督上の責任が認められ、けん責のみならず制裁金が必要と判断した」としました。

 

さらに「なお、本件アシスタントコーチは、202534日付で山形ワイヴァンズとの契約が解除されたことから、本制裁決定時点で『Bリーグ関係者』(Bリーグ規約第3条第1項)ではないため、制裁の対象にはならなかった」と説明しました。

 

ワイヴァンズは、吉村和文代表取締役社長、渡邉聡代表取締役常務、佐藤洋一執行役員兼ゼネラルマネージャー、徳竹大地GM代行、石川裕一ヘッドコーチに対し、月額報酬から10パーセント減俸2カ月の処分としたと発表しました。

 

吉村社長はクラブを通じて、「社会の模範にならなければならない立場にいる者が、この様な一社会人として未成熟な行為をしたことに対し、クラブとしても厳正な処分を科しましたが、監督責任、指導責任が不十分であったことは否めず、重ねてお詫び申し上げます。今後は、チームとフロントが一丸となって、この様なことが二度とないように、信頼回復に務め、再発防止に全力で取り組んで参ります」などとコメントしています。


▼【バスケ】「お前、給料いくらもらってんだ」B1越谷HCパワハラで3カ月活動停止 リーグ制裁

【バスケ】「お前、給料いくらもらってんだ」
B1越谷HCパワハラで3カ月活動停止 リーグ制裁

 

2025年7月28日() 14:23 日刊スポーツ

 

 バスケットボール男子のBリーグは28日、1部(B1)越谷アルファーズの安斎竜三ヘッドコーチ(44)にけん責および、バスケットボール関連活動の全部の停止、禁止3カ月間(25723日~1022日)、チームにけん責および制裁金200万円の制裁を下すと発表した。

 

 252月下旬ごろに、Bリーグ通報窓口に対して通報があり、調査が行われた。裁定委員会の諮問、答申を受けて制裁が決まったとし、Bリーグは「ヘッドコーチが選手に対して威圧的で人格否定的、人格侮辱的言動を繰り返した事案であり、その態様は長きにわたり反復継続されたものであり、またハラスメントを受けた選手も多く、これに起因して複数の選手が心身の不調をきたし、競技環境の変更を余儀なくされた選手もいるなど、非常に程度の重いハラスメント事案といわざるを得ない」とした。

 

 越谷はこの日、Bリーグの制裁を受けて、社会的責任を明確にするために安斎ヘッドコーチの月額報酬額100%の返上(3カ月間)、上原和人社長の月額報酬額30%の返上(3カ月間)の処分を発表した。安斎ヘッドコーチはすでに2526年シーズンの契約継続を発表していたが、ヘッドコーチ職への復帰有無については3カ月後に判断する。

 

 上原社長は「皆様にこのようなご報告をしなければならない事態となり、弊クラブを応援してくださるファンの皆様やパートナー企業、地域の皆様、そして、BリーグやJBAひいてはバスケットボールに関わる全ての皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことに深くお詫び申し上げます。また、本件により被害を受けられた方に、心からお詫び申し上げます。弊クラブの監督不行き届きにより、本件の発生を防ぐことができなかったことを重く受け止め、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントした。

  

 Bリーグが認定した事実は以下の通り(原文まま)。

 

 関係証拠を総合すると、下記事実が認定された。

 

 1.越谷アルファーズに所属する安齋竜三ヘッドコーチが、〈1202425シーズンを通して、選手に対して、怒鳴る、威圧的な態度をとるなど反復継続してハラスメント行為等を行った事実、および〈2〉選手に対して下記行為を行った事実

 

 (1)試合中、選手が通りすぎたタイミングなど、当該選手が自身に向けられたと認識せざるを得ない状況で「死ね」と発言した

 

 (2)選手に向けて、および選手が自身に向けられたと認識せざるを得ない状況で「クソが」などと複数回発言した

 

 (3202514日、ハーフタイムのロッカールームにて、特定の選手複数名に対し、「お前、給料いくらもらってんだ、言ってみろ。恥ずかしくないのか」と発言するとともに、その発言に際してロッカーを叩いた

 

 (4202521日、試合後のロッカールームにて、特定の選手に対し、当該選手に課せられた責任を果たしていない旨の発言をした上で、「言いたいことがあるなら言ってみろよ」、「お前も人間だろ。言ってみろよ」と言いながら詰め寄った

 

 2.上記事実に対する越谷アルファーズの監督責任

 

 

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バスケB1・越谷の安斎監督をハラスメントで処分
 ハーフタイムに暴言、ロッカーたたく

 

2025年7月28日() 16:12 産経新聞

 

バスケットボールのBリーグは28日、1部(B1)越谷の安斎竜三監督(44)に複数の選手への継続的なハラスメント行為があったとして、3カ月の活動禁止と譴責(けんせき)の処分を科したと発表した。クラブには監督責任があるとして制裁金200万円を科した。

 

リーグによると安斎監督は202425年シーズンに選手に向けて「死ね」「クソが」などと発言。251月の試合ではハーフタイムに「おまえ、給料いくらもらってんだ、言ってみろ。恥ずかしくないのか」と発言してロッカーをたたく場面もあったという。今年2月にリーグの窓口に通報があり、コンプライアンス事務局が調査していた。

 

安斎氏は2122年にB1宇都宮を率いてリーグ優勝を果たし、最優秀監督賞を受賞。23年から2部(B2)越谷の指揮を執り、1シーズンでB1昇格に導いた。越谷も安斎監督の報酬全額返上(3カ月)などの処分を決定。監督職への復帰に関しては「3カ月後に判断する」としている。

 

アシスタントコーチによるスタッフへの殴打や「ポンコツ」といった発言が確認されたB2山形にも制裁金100万円を科した。当該コーチは今年3月に契約を解除されている。

 

 

 

Bリーグクラブで指導者によるパワハラ相次ぐ
 B1越谷、B2山形に制裁 暴言、頬を殴打などの行為確認

 

2025年7月28日() 17:13 スポーツニッポン

 

 バスケットボールBリーグは28日、B1越谷とB2山形において、指導者による選手、スタッフへのハラスメント行為などの規約違反が発覚したとして、両チームに対して制裁を科したと発表した。

 

 B1越谷においては、安齋竜三ヘッドコーチに不適切な言動等による選手へのパワーハラスメント事案が発覚。チームは公式サイトを通じ、同HC3カ月の活動禁止と、けん責の処分を科したと発表した。Bリーグの公式サイトでは、同HCが選手に対して怒鳴る、威圧的な態度をとるなど反復継続してハラスメント行為等を行った事実や試合中に「死ね」「クソが」などと発言したと報告されている。

 

 経緯説明として「2024-25シーズン途中に心身の不調を申し出た選手がいたことから、20252月、チーム運営幹部にて協議を行い、安齋HCへ厳重注意を行うとともに、安齋HCより選手・チームスタッフに対し、謝罪と今後の指揮について説明を行いました」とし、「また、同年2月から3月にかけて弊クラブ・チーム運営幹部より選手複数名に対してヒアリングを実施し、状況把握を行った上で安齋HCとの面談を実施しました。その結果、弊クラブとして安齋HCの行動・言動を引き続き注視し、必要に応じて注意等を行っていくこととしておりました」と伝えた。

 

 また、BリーグはB2山形において、当時所属していたアシスタントコーチが、チームスタッフに対して「ポンコツ」「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」などの暴言を日常的に繰り返したり、頬を拳で数回、拳で数回、にぶい音がなる程度の強さで殴打するなどの暴力行為に及んだことが確認されたと公表した。

 

 

 

B1越谷
 Bリーグから制裁の安斎HCの復帰有無は3カ月後に判断と発表
 クラブとして3カ月間の月額報酬額100%の返上処分

 

2025年7月28日() 17:30 デイリースポーツ

 

 バスケットボール男子B1越谷は28日、Bリーグから規約違反による制裁が決まった安斎竜三ヘッドコーチらについて、今回の制裁を真摯に受け止め社会的責任を明確にするために、クラブとしての処分を決定したと発表した。

 

 安斎ヘッドコーチは月額報酬額100%の返上(3カ月間)、上原和人代表取締役社長が月額報酬額30%の返上(3カ月間)とした。チーム編成担当者についてはBリーグの制裁決定時点で退任しており、処分対象からは除外した。

 

 越谷は安斎氏と2025-26シーズンの契約継続を発表していたが、ヘッドコーチ職への復帰有無については、3カ月後に判断するとした。Bリーグからの制裁決定を受け、当面のコーチングスタッフ体制については後日発表する。

 

 この日Bリーグは越谷の規約違反による制裁を発表。安斎ヘッドコーチが24-25年シーズンを通して、選手に対して怒鳴る、威圧的な態度をとるなど反復継続してハラスメント行為を行ったなどとして、同ヘッドコーチはけん責および、活動停止・禁止3カ月、チームにはけん責および制裁金200万円の処分が決まった。

 

 

 

山形ワイヴァンズの元アシスタントコーチがパワハラ
 Bリーグがチームに制裁金100万円科す

 

2025年7月28日() 17:34 山形放送

 

バスケットボールBリーグ山形ワイヴァンズに所属していたコーチがチームスタッフに対して殴るなどの暴行や、暴言を繰り返すハラスメント行為があったとしてチームがBリーグから制裁金100万円を科されていたことがわかりました。

 

Bリーグによりますと、山形ワイヴァンズに所属していたアシスタントコーチが、ことし1月から2月ごろまでの間にチームスタッフに対して「ポンコツ」、「使えない」、「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」などの暴言を日常的に繰り返していたということです。

また、二の腕を複数回つねる、拳で頬を数回殴るなどの暴力を振るったことも確認されたということです。ことし2月にスタッフがクラブに相談し、発覚しました。

Bリーグは規約違反として山形ワイヴァンズに対しけん責及び制裁金100万円を科しました。

山形ワイヴァンズを運営するパスラボは、ことし34日にこのアシスタントコーチとの契約を解除するとともに、吉村和文社長や担当取締役を減給処分としています。

吉村社長は「スポンサー、ブースターなどにお詫び申し上げる。信頼回復に努め、再発防止に全力で取り組む」とコメントしています。

 

 

 

「ポンコツ」「使えない」
プロバスケチームのコーチがスタッフに暴言や殴打
 山形ワイヴァンズがBリーグから処分を受ける

 

2025年7月28日() 18:09 テレビユー山形

 

バスケットボールのBリーグは、28日、山形ワイヴァンズにけん責と制裁金100万円を科したと発表しました。

 

Bリーグによりますと、ワイヴァンズに所属していた当時のアシスタントコーチが、今年1月初旬から2月末ごろまでの間、1人のスタッフに対して、「ポンコツ」「使えない」「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」「親の顔が見てみたい」などの発言を日常的に繰り返したということです。

 

また、2月初旬にはスタッフの二の腕を複数回つねった、219日には他のチームスタッフの自宅で対象のスタッフのほほを拳で数回、にぶい音がなる程度の強さで殴った、224日には自動車を運転するスタッフに対して助手席から殴る動作をしたなどの事実が認定されたということです。

 

Bリーグは公式HPで「本件は、アシスタントコーチがチームスタッフに対して人格否定的な発言をし、暴力をふるったハラスメント事案で、その態様は刑法犯にも当たり得る悪質なものである。B.LEAGUEは長年にわたり、各クラブに対し、ハラスメントの根絶を指導してきたにも関わらず、山形ワイヴァンズは本件の発生を防ぐことができておらず、監督上の責任が認められ、けん責のみならず制裁金が必要と判断した」としました。

 

さらに「なお、本件アシスタントコーチは、202534日付で山形ワイヴァンズとの契約が解除されたことから、本制裁決定時点で『Bリーグ関係者』(Bリーグ規約第3条第1項)ではないため、制裁の対象にはならなかった」と説明しました。

 

ワイヴァンズは、吉村和文代表取締役社長、渡邉聡代表取締役常務、佐藤洋一執行役員兼ゼネラルマネージャー、徳竹大地GM代行、石川裕一ヘッドコーチに対し、月額報酬から10パーセント減俸2カ月の処分としたと発表しました。

 

吉村社長はクラブを通じて、「社会の模範にならなければならない立場にいる者が、この様な一社会人として未成熟な行為をしたことに対し、クラブとしても厳正な処分を科しましたが、監督責任、指導責任が不十分であったことは否めず、重ねてお詫び申し上げます。今後は、チームとフロントが一丸となって、この様なことが二度とないように、信頼回復に務め、再発防止に全力で取り組んで参ります」などとコメントしています。

 

 

 

越谷アルファーズ 安斎HC ハラスメントで処分/埼玉県

 

2025年7月28日() 19:04 テレビ埼玉

 

 プロバスケットボールのBリーグは28日、ハラスメント行為などを繰り返し行ったとして、B1リーグ越谷アルファーズの安齋竜三ヘッドコーチに、3か月間の活動禁止とけん責の処分を科したと発表しました。

 

 Bリーグによりますと、安齋ヘッドコーチは昨シーズン、選手に対して怒鳴ったり威圧的な態度を繰り返していたと認定しました。

 

 具体的には選手に「死ね」「クソが」などと発言したということです。

 

 ことし2月下旬ごろ、Bリーグに通報があり、その後の調べで安齋ヘッドコーチのハラスメント行為が明らかになりました。

 

 Bリーグは複数の選手が心身に不調をきたすなど、非常に程度の重いハラスメントとして、安齋ヘッドコーチに対し今月23日から1022日までの3か月間の活動禁止とけん責の処分を科しました。

 

 また、監督責任がある越谷アルファーズに対して制裁金200万円とけん責の処分を科しました。

 

 また、アルファーズはBリーグの処分を受け、安齋氏をヘッドコーチ職に復帰させるかどうかを3か月後に判断するとしています。

 

 越谷アルファーズの上原和人社長は「クラブの監督不行き届きにより本件の発生を防ぐことができなかったことを重く受け止め、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

▼セクハラとスピード違反 県教委・教職員2人を懲戒処分

セクハラとスピード違反 県教委・教職員2人を懲戒処分

 

2025年7月28日() 12:13 テレビ宮崎

 

生徒にセクハラをしたとして宮崎県教育委員会は7月25日、40代の県立学校の男性教諭を停職3カ月の懲戒処分としました。

 

県教育委員会によりますと、停職3カ月の懲戒処分となったのは県立学校の40代の男性教諭です。去年まで、複数年にわたり部活の指導中に特定の生徒に対し、ケアと称し関節を伸ばしたり、体の一部を押したりするなどして体に触れるセクハラを複数回行ったということです。

この教諭は「生徒に対し申し訳ない」と話していて、725日付けで停職3カ月の懲戒処分を受けました。

 

また、県央地区の県立学校の23歳の男性教諭は今年2月、大分県豊後大野市三重町で自家用車を走行中に制限速度を35キロ上回る95キロで運転し、罰金5万円、運転免許停止30日の処分を受けました。この教諭は戒告処分となっています。

 

県教育委員会は「こうした事案が発生し県民の信頼を失ったのは遺憾。信頼回復に努めたい」としています。

2025年7月27日日曜日

▼セクハラなくす会代表女性、性的関係を迫った男性弁護士を提訴した件が和解

セクハラなくす会代表女性、性的関係を迫った男性弁護士を提訴した件が和解

 

2025年7月27日() 10:12 日刊スポーツ

 

 「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表の女性が、同会の顧問を務めていた馬奈木厳太郎弁護士(49)から性的関係を迫るなどのセクハラをされたとして、2332日付けで同弁護士を相手に、1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした件について、女性の代理人弁護士は27日までに和解が成立したと公表した。

 

 佐藤倫子弁護士は、Xに文書を投稿し「俳優の知乃氏が東京地裁に提起した馬奈木厳太郎弁護士に対する損害賠償請求訴訟が、和解により終了しましたので、知乃代理人ら(太田啓子、嶋﨑量、佐藤倫子)よりご報告させていただきます」と報告。「舞台俳優として活動する知乃さんは、馬奈木厳太郎弁護士から、意に反する性的関係を強要されたとして20233月に東京地裁に提訴していました」と説明した上で「先頃、馬奈木弁護士が知乃さんに対し、<1>本件に関し、知乃さんの言動を誤解し、知乃さんの真意に反して性的関係を持ったことを認め、謝罪すること、<2>本件の解決金を支払い義務があることを内容とする和解が成立し、訴訟が終結しました」と、馬奈木弁護士が知乃氏の真意に反して性的関係を持ったことを認めたと明らかにした。

 

 そして「当時、知乃さんは、『演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会(『なくす会』)』の代表として活動する中で、馬奈木弁護士に訴訟等を依頼する立場にあり、馬奈木弁護士は、演劇や映画界におけるハラスメント問題に取り組むことで知られていました」と知乃氏と馬奈木弁護士の当時の関係性を改めて説明。「人間関係に乗じたハラスメントに苦しむ方々は少なくありません。知乃さんは、自身の闘いがそのような方々を少しでも励まし、尊厳を守るための行動を応援することを願って声を上げました。声を上げることは意味があるという知乃さんのメッセージが少しでも多くの方に届くことを願います」とした。

 

 また「本件は、弁護士含む法律家にも、他人事ではない教訓を残し、業界のありようを問う性質のものと考えています」とも指摘。「大変憂慮すべきことですが、大阪地検元検事正による部下の女性に対する準強制性交等被告事件や、大分県の女性弁護士が、雇用弁護士からの性的関係強要に苦しみ自死した事件(民事訴訟で遺族が勝訴)など、法律家を加害者とする深刻なハラスメント事案が複数報じられています」と法曹界でも性的なハラスメント事案が頻発しているとした。その上で「たとえ法律家としての能力を高く評価されているとしても、ハラスメント加害が黙認されてよいはずがありません。本当の意味で市民のために働く法律家であるために、性差別、性暴力に対する法律家全体の認識を更にアップデートし、性差別や性暴力を生む構造について深い知見を身につけることの必要性を強調したいと思います」と訴えた。

 

 知乃氏は、提訴した際に発表した声明文の中で「第二東京弁護士会に馬奈木氏の除名や、生涯弁護士として活動しないということを求めたいと思います」とした。そして「演劇界には暴力とレイプが蔓延しています。そんな業界だからこそ馬奈木氏が私への加害から一年の間、ハラスメント講習を実施することができたのだと思います。文化庁や行政など公的な補助金が出ている多くの劇団が馬奈木氏のハラスメント講習を、お墨付きとして公演を打っています。ハラスメントが人権の問題だとわからず、ジェンダーアップデートを異様なまでに拒み、レイプしやすい土壌を確保する。演劇界は最低最悪の業界です」と、演劇業界の実情を憂慮していた。

 

 一方、馬奈木弁護士は、セクハラを認め、謝罪する文書を2331日のブログに公表した。

 

 「昨年末、その方から私の所属弁護士会に対して、私の懲戒処分を求める懲戒請求書が提出されました。その懲戒請求書を読み、私は初めてその方が私との関係を全く望んでいなかったこと、精神的苦痛を感じ困惑を覚えながら、弁護士という私の肩書や私との年齢差、人間関係への配慮から強く抗議できず、私の言動に苦しんでいたことを知りました」

 

 「私は、その方とは数年来の知り合いであり、事件の依頼を受ける前からプライベートでも頻繁に連絡を取り合い、食事なども共にする間柄でした。私は、そのような関係を続けるうちに、私自身が既婚でありながら、その方に対して好意を抱いてしまいました。そして、私は、その方も私に対して好意を寄せていると思い込み、身体に触れたり、身体の部位に言及したメッセージを送ったり、性的関係を誘うメッセージを送ったりしました」

 

 「その方からはこれらを拒むメッセージや言葉を受け取っていたのですが、私はそのメッセージや言葉を真摯に受けとめず、自らの都合のよい方向に解釈し、性的関係を誘う言動を続け、依頼を受けていた裁判の対応にまで言及して、その方を追い込み苦しめてしまいました。私は、依頼者と代理人という関係にあるなかで、性的関係を迫る言動を続け、その方を苦しめる状況を作り出しているということを認識できていませんでした」

 

 馬奈木弁護士は「ハラスメント講習の講師や、ハラスメント問題に関する取材を受けるといった資格がありませんので、今後はこれらの活動を一切行いません」とし、専門家による診断やカウンセリングも受けるとし、謝罪した。

 

 馬奈木弁護士は、東京電力福島第1原発事故の避難住民らによる集団訴訟の原告側代理人を務めた。また、206月に映画の配給や映画館などの経営を行う「アップリンク」代表からハラスメントを受けたとして、元従業員が東京地裁に同氏と同社に対して損害賠償などを請求する訴訟を起こした際も、原告の代理人を務めていた。

 

 

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セクハラ防止活動の弁護士からセクハラ被害 俳優の女性、和解成立

 

2025年7月28日() 17:03 毎日新聞(安元久美子)

 

 セクハラ防止活動に取り組んでいた馬奈木(まなぎ)厳太郎(いずたろう)弁護士=第二東京弁護士会=からセクハラを受けたとして、舞台俳優の女性が馬奈木弁護士に1100万円の損害賠償を求めた訴訟は、東京地裁で和解が成立した。女性側によると、馬奈木弁護士が女性の意思に反して性的関係を持ったことを認めて謝罪し、解決金を支払う内容。解決金の額は非公表。520日付。

 

 訴状によると、女性は2017年、高校生の時に演出家からセクハラ被害を受けたことを実名で告発。馬奈木弁護士は女性の代理人として演出家と交渉した。女性は18年に「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」を設立して代表に就任し、馬奈木弁護士が同会顧問を務めていた。

 

 女性は、199月~221月に馬奈木弁護士から体を触られたり、性的なLINEメッセージを送られたりするなどのセクハラを受け、221月には性行為も強要されたとして、233月に提訴していた。

 

 馬奈木弁護士は当時、自身のブログで、女性の体に触れたり、性的関係を迫るメッセージを送ったりしたことを認め、「被害を救済すべき立場の弁護士が被害を生じさせてしまった」と謝罪した。




舞台俳優の知乃さん、性的強要訴訟で弁護士と和解…東京地裁

 

2025年7月31日() 17:57 読売新聞

 

 演劇界のハラスメント防止活動に取り組んでいた舞台俳優・知乃さんが、活動を支援していた馬奈木厳太郎(まなぎいずたろう)弁護士から性的関係を強要されたなどとして馬奈木氏に1100万円の損害賠償を求めた訴訟について、東京地裁(中村心裁判長)で和解が成立していたことがわかった。5月20日付。

 

 知乃さんの代理人弁護士によると、馬奈木氏が性的関係を持ったことを謝罪し、解決金を支払う内容だという。知乃さんは、別の訴訟で自身の代理人を務めていた馬奈木氏から体を触られたり、性的関係を強要されたりしたと訴えていた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2023年3月4日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼原発訴訟弁護士を提訴 原告側会見、女性俳優「性加害受けた」
これの続報です。



2025年7月25日金曜日

▼デフサッカー男子が再始動 パワハラ問題で体制刷新

デフサッカー男子が再始動 パワハラ問題で体制刷新

 

2025年7月25日() 21:24 共同通信

 

 11月の聴覚障害者の国際総合大会「デフリンピック」に臨むサッカー男子の日本代表候補が25日、秋田市内で合宿を開始した。チーム内でのパワーハラスメント行為が認定され、今月、体制を刷新。日本フットボールリーグ(JFL)などで指導経験がある斎藤登氏を新監督に迎え、再始動した。斎藤氏は「課題は多い。金メダルを取るために残りの時間を大事にしたい」と表情を引き締めた。

 

 日本は2023年のデフ世界選手権で2位の強豪。ただパワハラ問題の影響により、代表候補が集まるのは4月に東京・国立競技場で行われた親善試合以来となった。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月2日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼デフサッカー男子代表でパワハラ 監督ら体制刷新へ
これの続報です。


▼ハラスメント行為を確認 日本パラバド連盟

ハラスメント行為を確認 日本パラバド連盟

 

2025年7月25日() 19:51 時事通信

 

 日本パラバドミントン連盟は25日、同連盟内でハラスメントに該当する行為が確認されたと発表した。

 

 昨年のパリ・パラリンピックに出場した一部選手が連盟幹部からパワーハラスメントを受けたと訴えた問題について、弁護士による調査が進められていた。

 

 同連盟は「このような事案が再発することがないよう、組織としての意識改革および環境整備を進める」とした。

 

 

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日本パラバドミントン連盟
 ハラスメント行為を確認と報告「再発防止策の策定・実施に取り組む」

 

2025年7月25日() 19:59 スポーツニッポン

 

 日本パラバドミントン連盟は25日、公式サイトを更新。同連盟内でハラスメントに該当する行為があったことを報告した。

 

 同連盟の公式サイトに「一部報道にあったハラスメントにおける第三者の弁護士による調査報告と再発防止への取り組みについて」と題したお知らせを掲載。「第三者の弁護士による調査の結果、一部の事案についてハラスメントに該当する行為があったことが確認されました」と報告した。

 

 そして「本件を厳粛に受け止め、当連盟では再発防止策の策定および実施に取り組んでまいります。今後このような事案が再び発生することのないよう、組織としての意識改革および環境整備を進め、健全で安全な競技環境の構築を目指してまいります」と再発防止を誓った。

 

 同連盟を巡っては、日本代表を含む複数の選手が、連盟の幹部によるパワーハラスメント行為を訴えていた。日本パラスポーツ協会(JPSA)に昨秋に相談が寄せられ、その後に選手が自主的に実施したアンケートの結果も届いたという。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼パラバド連盟、理事長が退任 ハラスメント問題で調査受ける
これの続報です。


▼宮城・岩沼市議会の副議長が辞任 議会事務局にはセクハラを告発する文書

宮城・岩沼市議会の副議長が辞任 議会事務局にはセクハラを告発する文書

 

2025年7月25日() 19:31 東日本放送

 

 宮城県岩沼市議会の長田忠広副議長が、議員辞職をしたことがわかりました。

 

 長田氏をめぐってはセクハラを告発する文書が議会事務局に提出されていて、議会としての対応のほか、長田氏には議員の辞職を求めていました。

 

 岩沼市の議会事務局によりますと、長田氏は25日、議長に議員辞職を願い出て、受理されたということです。

 

 khbの取材に対し、長田氏は辞職の理由を「一身上の都合としか言えない。質問は文書で受け付け、文書で回答したい」と話しています。



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岩沼市議会でセクハラか「記憶定かでない」
副議長が聞き取り直前に“一身上の都合”で議員辞職〈宮城〉

 

2025年7月28日() 20:09 仙台放送

 

岩沼市議会で、女性議員が副議長からのセクハラ被害を訴えていることが分かりました。議会は調査を進める方針でしたが、副議長は聞き取りが行われる予定だった、7月25日に議員を辞職しました。

 

岩沼市議会事務局によりますと、7月15日、女性議員から議長と事務局に対し、長田忠広副議長からセクシュアルハラスメントを受けていると報告がありました。

 

関係者によりますと、女性議員は長田副議長からの身体的な接触や、SNSで私的なメッセージが1日あたり最大9件送られるなどの行為があったと訴えているということです。

 

この報告を受け、議長などは7月25日午後、長田副議長に聞き取りを行う予定でしたが、長田氏はその日の午前中に議員辞職し、聞き取りは行われませんでした。

 

議会事務局によりますと、長田副議長は辞職の理由について、「一身上の都合」と話したということです。

 

岩沼市民

「辞任は残念ですね」

「逃げにしか感じない。疑惑かけられたなら、釈明なりなんなり、自分で言ってほしい。自分の言葉で伝えてほしい」

 

長田氏は仙台放送の取材に対し「指摘の一部については認めますが、身体的な接触については記憶が定かではありません。公人として不適切な行為であったと猛省し議員辞職を願い出ました。今後は誠心誠意、説明責任を果たしてまいります」とコメントしています。


▼部活動で生徒の体を繰り返し触る 40代の男性教諭を停職3か月の懲戒処分 宮崎県教育委員会

部活動で生徒の体を繰り返し触る
 40代の男性教諭を停職3か月の懲戒処分 宮崎県教育委員会

 

2025年7月25日() 19:06 宮崎放送

 

宮崎県教育委員会は部活動で生徒の体を繰り返し触ったとして、40代の男性教諭を停職3か月の懲戒処分にしました。

 

懲戒処分を受けたのは、県立学校に勤務する40代の男性教諭です。

 

県教育委員会によりますと、この教諭は、去年まで、複数年にわたり、部活動の指導中、生徒に対し、ケアと称して体の関節を伸ばしたり、体の一部を押したりするなどを繰り返し、精神的苦痛を与えたということです。

 

去年12月、被害生徒や保護者から県教育委員会に相談があり、発覚しました。

 

男性教諭は、体を触った事実を認めているということです。

 

県教育委員会は、研修などを徹底し、再発防止に努めるとしています。

 

 

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宮崎県教委、教諭2人を停職、戒告 セクハラと速度超過運転

 

2025年7月26日() 10:12 宮崎日日新聞

 

 県教委は25日、複数年にわたり、生徒の体に接触するセクハラを繰り返したとして、県立学校の40代男性教諭を停職3カ月の懲戒処分にした。

▼不調抱え仕事、7兆円の損失 メンタル面、横浜市大など試算

不調抱え仕事、7兆円の損失 メンタル面、横浜市大など試算

 

2025年7月25日() 17:58 共同通信

 

 国内の労働者がメンタル面の不調を抱えながら働くことによって、年間7兆円超の経済的損失が生じているとの試算を、横浜市立大などの研究チームがまとめた。

 

 チームによると、不調で仕事のパフォーマンスが低下することによる損失額を全国レベルで示したのは初めて。65歳未満の精神疾患にかかる医療費(約1兆円)の7倍に相当し、行政や企業による一層の支援が必要だとしている。

 

 チームは2022年、全国の2074歳の労働者約27500人を対象にしたインターネット調査を実施。「気分が沈む」「眠れない」といったメンタル面の症状や、こうした症状による仕事への影響などを尋ねた。

 

 症状がある期間の仕事の「量」と「質」の低下度合いをそれぞれ11段階で評価してもらい、症状が出た日数や、性別・年齢別の就労率、平均日収を加味して損失額を算出したところ、約73千億円に上った。

 

 年代別で症状があると答えた人の割合が最も高かったのは、女性では2529歳(9.5%)、男性では3034歳(8.1%)だった。


《カウンセラー松川のコメント》

就業者がメンタル不調による経済的損失について、
この様に数字として計上されるのは、分かり易いと思います。
経営者も試算とは言え、大きな損失を防ぐ為にも
メンタルヘルスの重要性について気がついて欲しいです。


▼県職員パワハラでの自殺 県議会が申し入れ チェック機能が働かない【岩手・盛岡市】

県職員パワハラでの自殺 県議会が申し入れ
 チェック機能が働かない【岩手・盛岡市】

 

2025年7月25日() 17:05 岩手朝日テレビ

 

 岩手県職員がパワハラを理由に自殺した問題をめぐり、県議会は検証や再発防止に向けた取り組みについて県に申し入れを行いました。

 申し入れは、工藤大輔県議会議長から八重樫副知事らに対し、非公開で行われました。

 20204月、若手の一般職員が上司からのパワハラを苦に自殺しました。

 県は9600万円あまりの損害賠償を支払うことで遺族と和解しましたが、今年6月の定例会に補正予算案を提出するまで、遺族の意向を理由に公表していませんでした。

 25日の申し入れでは、県に対し、県の対応について検証することや議会に対する情報提供のあり方について検討すること、実効性のある再発防止策を講じることを求めています。

 県は8月中にも検証結果を報告する予定です。

 

 

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パワハラで県職員の自殺事案、約5年間非公表
 県議会が県に改善申し入れ 岩手県

 

2025年7月25日() 21:41 岩手めんこいテレビ

 

岩手県の若手職員が上司からパワハラを受けて自殺した問題について、県議会は725日に対応の改善と検証を県に申し入れました。

 

この問題は20204月、若手の県職員が当時の上司からパワハラを受けて自殺したものです。

 

県は202410月に遺族から損害賠償を求められ、9670万円あまりを支払うことで合意しています。

 

一方で県は賠償金を支払うためには県議会の承認を得る必要があったことから、20256月にこの問題を初めて公表しましたが、それまでの約5年間は「遺族の意思を尊重した」として非公表としていました。

 

この上で県議会は25日、遺族が賠償を求めなければ報告されなかったおそれがあるとして、県に議会への情報提供の改善などを求めました。

 

県議会 工藤大輔議長

「より良い方法を(県の)執行部とともに議会のほうでも見出しながら取り組み、その対策を講じていきたい」

 

県は8月中に県議会の申し入れに対する回答を行うことにしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月10日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 岩手県職員死亡 9700万円賠償へ 当時の管理職のパワハラ認定
これの続報です。

▼【速報】兵庫県警 同僚に暴行など警部補を停職1カ月 勤務中スマホで759回舟券購入巡査部長ら2人戒告

【速報】兵庫県警 同僚に暴行など警部補を停職1カ月
 勤務中スマホで759回舟券購入巡査部長ら2人戒告

 

2025年7月25日() 14:19 関西テレビ

 

兵庫県警は、去年9月ごろからことし6月ごろの間に、同僚3人に暴行を加えたなどとして、42歳の男性警部補を停職1カ月の懲戒処分としました。

 

兵庫県警によると、男性警部補は20代の男性巡査を手のひらで殴ったり、部下の女性へ威圧的な言動をしたりしたほか、20代の女性巡査に対し、セクシャルハラスメントをしたということです。

 

また勤務中にスマートフォンで複数回、モーターボートの舟券を購入したとして、40歳の男性巡査部長と男性巡査長の2人を戒告処分としました。

 

このうち巡査部長はおととし5月から10月にかけて759回舟券を購入していて、「スマホから気軽に投票できるので毎日競艇をするようになった。勤務時間中にしてはいけないとわかっていました」と話しているということです。

 

また巡査長は、おととし9月から去年10月まで634回購入していて、「業務に支障をきたすことなく手軽に投票ができたので、罪悪感がなくなっていった」と話しています。

 

 

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暴行、パワハラ、セクハラで兵庫県警の男性警部補を停職処分

 

2025年7月25日() 15:52 朝日放送

 

 同僚3人に対して暴行を加えたり、パワハラやセクハラをするなどしたとして、兵庫県警の警察官が停職処分となりました。

 

 兵庫県警によりますと、西播磨地方の警察署に勤務する男性警部補(42)は去年9月ごろからことし6月ごろまでの間に、同じ署に勤務する警察官3人に対し、暴行を加えるなどしたということです。

 

 男性警部補はきょう付で停職1か月の懲戒処分となっていて、神戸地検姫路支部に暴行の疑いで書類送検されています。

 

 県警によりますと、男性警部補は1月、勤務終了後に行われた同僚らとの飲み会中に泥酔し、20代の男性巡査の頭を複数回殴るなどの暴行を加えたということです。男性巡査にケガはありませんでした。また、勤務中には自分の意に沿わないことがあると、20代の女性巡査に「しばくぞ」「お前」などと高圧的に言ったということです。

 

 これらの暴行やパワハラで警察内部で調査を受けていたのにも関わらず、別の20代の女性巡査に「かわいいね」「結婚したい」と言うなど、セクハラもしたということです。

 

 男性警部補は「反省している」「認識が甘かった」などと話しているということです。

 

 兵庫県警は「県民の皆さまからの警察への信頼を裏切る行為であり、厳正に処分するとともに、深くお詫び申し上げます。職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。

 

 

 

勤務中に隠れて舟券759回購入
「スマホで手軽にできるので」男性巡査部長ら2人を懲戒処分
 兵庫県警 別の警察官のセクハラやパワハラも認定

 

2025年7月25日() 17:51 読売テレビ

 

 兵庫県警は、勤務中に複数回にわたりボートレースの投票券を購入した男性巡査部長(40)と男性巡査長(40)を戒告処分に、同僚3人に対して暴行を加えたなどとして男性警部補(42)を停職1か月の懲戒処分としたことを発表しました。

 

■勤務中に舟券を759回購入 戒告処分

 兵庫県警によりますと、男性巡査部長(40)と男性巡査長(40)は、勤務中にスマートフォンで複数回、トイレなどで隠れてボートレースの舟券を購入していたということです。

 

 男性巡査部長(40)は、おととし5月ごろから去年10月ごろまでの間に759回購入していて、「スマホから手軽に投票できるので、毎日競艇をするようになった。勤務時間中にしてはいけないことだと分かったうえでしました」と話したということです。

 

 また、男性巡査長(40)は、おととし9月ごろから去年10月ごろまでの間に634回購入。「業務に支障をきたすことなく手軽に投票できたので、罪悪感がなくなっていった」と話しているということです。県警は2人を戒告処分としています。

 

■同僚3人に暴行・パワハラ・セクハラ 停職1か月

 男性警部補(42)はことし1月、勤務終了後の飲み会の席で、酒に酔った勢いで、20代の男性巡査の頭部を複数回殴ったということです。

 

 また、別の日には20代の女性巡査に対して「しばくぞ」などの暴言や「お前」などの威圧的な呼び方をしたことが発覚。暴行やパワハラ行為で監察調査を受けますが、調査期間中、別の20代女性巡査に対して「かわいいね」「結婚したい」などの発言を繰り返したとして、セクハラ行為も認定されたということです。

 

 県警は、男性警部補を1か月の停職処分とし、男性警部補は「(暴行については)かなり泥酔していて思い出せないが、本当に申し訳なく感じる」などと述べたほか、自身の発言については「(セクハラについての)私の認識が甘かった」などと話しているということです。

 

 兵庫県警は「いずれの事案も県民の皆様からの警察への信頼を裏切る行為であり、厳正に処分するとともに、深くお詫び申し上げます。職員に対する指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。

 

 

 

20杯飲んで部下に暴行、勤務中に競艇こっそり759…3警官処分

 

2025年7月26日() 7:30 朝日新聞(新屋絵理)

 

 兵庫県警は25日、部下に暴行を加えるなどしたとして男性警部補(42)を停職1カ月、勤務中に競艇をしていたとしていずれも40代の男性巡査部長と男性巡査長を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 

 監察官室によると、警部補は1月、飲食店で部下の20代男性巡査の頭部を複数回殴るなどした。ハイボールなどを約20杯飲んだといい「かなり飲酒をして思い出せなかったが本当に申し訳ない」と話しているという。

 

 この事案の調査中の期間にも、20代女性巡査に「結婚したい」などの不適切な発言をしていたという。

 

 巡査部長は20235月ごろから2410月ごろまで、勤務中に競艇の勝舟投票券をスマートフォンで計759回購入していた。「手軽に投票できるので毎日やるようになった。勤務時間中にしてはいけないとわかっていた」と話しているという。巡査長も239月からの約1年間で計634回購入した。購入金額は1回あたり数百円~数千円で、トイレなどで離席した際に操作していた。

▼教諭ら免職…男子生徒に“性行為”メッセージ送り、車に乗せて2回温泉施設へ 個室でマッサージ 教委に「不適切」とメールが届き発覚「本当に取り返しつかない」 警察に相談する家族ら

教諭ら免職
…男子生徒に“性行為”メッセージ送り、車に乗せて2回温泉施設へ
 個室でマッサージ
 教委に「不適切」とメールが届き発覚「本当に取り返しつかない」
 警察に相談する家族ら

 

2025年7月25日() 10:21 埼玉新聞

 

 埼玉県教育委員会は24日、生徒へのわいせつ事案、駅構内で盗撮をしたとして、県立高校の男性教諭ら2人を免職の懲戒処分にした。

 

 県立高校人事課によると、南部地区の県立高校の男性主任実習助手(52)は2024825日と25323日に、勤務校に在籍する男子生徒に性行為などを示唆するメッセージを無料通信アプリLINE(ライン)で送信。乗用車に生徒を同乗させて2回温泉施設に行き、個室でマッサージした。被害者のプライバシー保護のため、職員の所属学校や氏名は公表していない。

 

 47日に県教委宛てに不適切な関係なのではないかと相談のメールが届き、校長が主任実習助手に確認し発覚。学校や生徒の家族は警察に相談しているという。

 

 実習助手は県教委の聞き取りに「本当に取り返しのつかないことをしてしまった。本当に申し訳ないと思っている」と話しているという。

 

 また、520日午前650分ごろ、JR東飯能駅構内の昇りエスカレーターで、自身のスマートフォンを使って2段前にいた女性のスカート内を盗撮したとして、飯能高校の男性教諭(34)を免職とした。聞き取りに盗撮を認め、34年前から行っていたと説明したという。

 

 日吉亨教育長は「被害に遭われた方、県民の皆さまに深くおわび申し上げます。特に盗撮やわいせつ行為は、教育に携わる者として決して許されるものではない。信頼回復のため、引き続き教職員の不祥事根絶に全力で取り組んでまいります」とのコメントを出した。

2025年7月24日木曜日

▼福岡・田川市長の不倫疑惑 市が第三者委設置 セクハラ有無調査へ

福岡・田川市長の不倫疑惑 市が第三者委設置 セクハラ有無調査へ

 

2025年7月24日() 21:20 毎日新聞(出来祥寿)

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長と不倫関係にあった女性職員がセクハラ被害を訴えている問題で、市は24日、調査のための第三者委員会を設置した。県弁護士会が推薦する弁護士3人が委員となり、今後6カ月をめどにセクハラの有無や出張旅費支出の妥当性、女性を秘書係に異動させた経緯などを調べる。

 

 村上市長は、公務出張中にホテルの自室に招くなどした人事秘書係の女性職員と「不倫関係にあった」と認める一方、「お互いの理解に基づく私的な関係だった」と説明。これに対し職員側は「強いられた関係で、継続的なセクハラに遭っていた」などと主張し、第三者委設置などを市公平委員会に求めていた。

 

 村上市長は議会閉会後の取材に「第三者委の調査に真摯(しんし)に協力していきたい」と述べた。女性は代理人弁護士を通じ「被害の実態がきちんと調査され、公正な判断がなされることを切に願っています」とコメントした。

 

 

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福岡県田川市長の不倫問題、市議会が第三者調査委員会設置案を可決
…県弁護士会推薦の3人に調査依頼へ

 

2025年7月25日() 11:54 読売新聞

 

 福岡県田川市の村上卓哉市長が不倫関係と認識していた女性職員からセクハラ被害を訴えられた問題で、市議会は24日、臨時会を開き、真相究明に向けた第三者調査委員会を設置する条例案を可決した。

 

 村上市長は2月、公務出張先に同行した女性職員と不倫関係にあったと発言。一方、女性は3月、立場を利用したセクハラだったとして、第三者委の設置と真相究明を市側に求めていた。

 

 臨時会では、市が、県弁護士会の推薦で男女3人の弁護士に調査を依頼する方針を説明。可決後は速やかに調査に着手するため、弁護士側と日程調整に入るとした。調査費980万円を追加する今年度一般会計補正予算案も可決した。

 

 村上市長は「真摯に誠実に対応する」と語り、女性は代理人弁護士を通じ「公平かつ丁寧に被害の実態が調査され、公正な判断がなされることを切に願う」とのコメントを出した。

 

 

 

市長「不倫」職員「セクハラ」
市議会が第三者調査委設置の条例案を可決 福岡・田川市

 

2025年7月25日() 12:12 福岡放送

 

福岡県田川市の市長が、不適切な関係と認識していた女性職員からセクハラ被害を訴えられている問題で、田川市議会は第三者委員会を設置し、調査することを決めました。

 

この問題では、福岡県田川市の村上市長が去年とことしの東京出張の際に、同行した女性職員との不倫を認めました。

 

一方、女性職員側は不倫ではなく、市長のセクシュアル・ハラスメントだったと主張し、3月末、第三者調査委員会の設置を求めていました。

 

田川市議会は724日、事実関係究明のため第三者調査委員会を設置する条例案を可決しました。

 

調査委員会は、福岡県弁護士会が推薦する弁護士3人で構成され、市長のセクハラ行為の有無や、女性職員を同行した出張に公費を支出したことの是非などを調査します。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2025年7月8日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「不倫した女とレッテル」市職員側は「第三者調査委設置されず」人権救済を申し立て 市長は「不倫」だったと謝罪「コメント控える」
これの続報です。

「興味本位で…」上司の机にあった内示前の人事案をLINEなどで漏えい 消防署副署長らを減給処分

「興味本位で…」
上司の机にあった内示前の人事案をLINEなどで漏えい
 消防署副署長らを減給処分

 

2025年7月24日() 18:38 テレビ長崎

 

平戸市で懲戒処分が相次ぎました。

 

消防局では内示前に職員異動の情報を漏洩したとして、消防署の副署長らが減給処分を受けました。

 

722日付で減給処分を受けたのは、平戸市消防署の副署長(52)と当時の署長(59)です。

 

平戸市消防署によりますと副署長は今年3月、署長の机に置いてあった41日付け職員異動案を自身のスマートフォンで撮影。

 

内示前にも関わらず、複数の職員に対してLINEや口頭で情報を漏洩しました。

 

署長と副署長は席が隣同士でした。

 

副署長は聞き取り調査に「興味本位でやってしまった」と話しています。

 

平戸市消防本部消防長は「内示前の人事案は秘匿性が高く、漏洩は組織の信用を損なう重大な事案で極めて遺憾」とコメントしていて、副署長を10分の1の減給4カ月、署長を10分の1の減給1カ月としました。

 

平戸市ではこのほかにも、ハラスメントをしたなどとして市職員3人が懲戒処分を受けています。


《カウンセラー松川のコメント》

消防のクダラナイ不祥事が見出しですが、
その記事の最後に市職員によるハラスメントでの処分も。
ハラスメントとは無関係ですが、
副署長にもなって非公開の人事案を拡散する神経は
懲戒より分限降格が適していると確信しております。

懲戒処分を受けた警察官・職員が過去12年で最多の154人 処分理由最多はセクハラや盗撮、不同意わいせつなど「異性関係」

懲戒処分を受けた警察官・職員が過去12年で最多の154
 処分理由最多はセクハラや盗撮、不同意わいせつなど「異性関係」

 

2025年7月24日() 10:02 フジテレビ

 

2025年上半期に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は154人にのぼり、過去12年の同期比で最多となったことがわかりました。逮捕者は前年同期と同じ27人でした。

 

警察庁によりますと、今年上半期に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は154人にのぼり、2014年以降の同期比で最多となりました。

 

このうち7割以上にあたる115人は、プライベートの行為で処分を受けていて、業務上での行為で処分を受けたのは39人でした。

 

処分の理由で最も多かったのはセクハラや盗撮、不同意わいせつなどの「異性関係」で46人、その次に多かったのは窃盗や詐欺、横領で36人、交通事故・違反は25人でいずれも前の年の同じ時期から増えました。

 

懲戒処分者数が最も多かったのは、兵庫県警で20人、その次に多かったのは神奈川県警で17人でした。

また、逮捕されたのは27人でした。

 

警察庁は「法規、粛清に努めてまいりたい」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

警察官の懲戒処分154人 上半期、昨年から40人増

 

2025年7月24日() 10:08 共同通信

 

 今年上半期(16月)に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は、昨年同期比40人増の154人だったことが24日、警察庁のまとめで分かった。150人を超えたのは、193人だった2013年以来。理由は盗撮やセクハラを含む「異性関係」の46人(9人増)が最多。「窃盗・詐欺・横領等」の36人(7人増)、「交通事故・違反」の25人(10人増)が続いた。業務上の処分は39人(16人増)だった。

 

 鹿児島県警では、知人女性に捜査情報を漏らしたとして前捜査2課長が停職。不同意性交容疑でも書類送検され、いずれも不起訴となった。兵庫県警では勤務中にスマートフォンでゲームをして、8人が減給や戒告された。

 

 

 

警察官らの懲戒処分が急増、半年で154人
…「交番でオンラインゲーム」の兵庫県警が最多20人

 

2025年7月24日() 17:17 読売新聞

 

 警察庁は24日、全国の警察で今年上半期(1~6月)に懲戒処分を受けた警察官や職員が154人(前年同期比40人増)に上り、過去10年間で最多だったと発表した。処分理由では、盗撮やセクハラなどの「異性関係」が46人(同9人増)で最も多かった。

 

 発表によると、臨場した現場で現金を盗むなどの「窃盗・詐欺・横領」が36人(同7人増)、「交通事故・違反」が25人(同10人増)と続いた。飲酒絡みの事案も目立ち、全体で46人(同17人増)に上った。

 

 逮捕者は27人で、前年同期と同じだった。都道府県警別の処分者数は、交番でオンラインゲームをしたとして8人が処分された兵庫県警が20人と最多で、神奈川県警17人、警視庁15人と続いた。


《カウンセラー松川のコメント》

私の持論ですが、警察のキャリア制度は限界を迎えています。
トップは腰掛け、幹部も腰掛け。
身近な上司や幹部はキャリア組の安泰を願うばかりで、
どんなに頑張ってもトップには行けない、まるで子会社の様な構造。
これでは、やる気が失せるのも当然です。
それなりの立場であれば、懲戒処分でも次の行き先は有る。
依願退職で顔の利く業界への転職なら、懲戒処分歴も無し。
キャリア組なら問題を起こしても免職にならない。
そんな業界ですから、非違行為に対してもハードルは下がります。
しかも、採用に関しても緩くなっているので、低質化も進む。
もう、抜本的改革をしない限りは、改善は無理でしょう。


2025年7月23日水曜日

▼安心して仕事にチャレンジできる体制に パワハラ原因で職員が自殺 敦賀市が再発防止へ会議開く

安心して仕事にチャレンジできる体制に
 パワハラ原因で職員が自殺 敦賀市が再発防止へ会議開く

 

2025年7月23日() 13:38 福井放送

 

敦賀市の30代の職員が上司からのパワハラなどが原因で自殺した問題を受けて23日、再発防止策などを検討する会議が初めて開かれました。

 

この問題は20248月、敦賀市役所の危機管理対策課に勤務していた当時38歳の男性職員が、50代の上司からのパワーハラスメントや、長時間勤務などによる強い精神的負荷が原因で、自ら命を絶ったものです。

 

市は、第三者による調査委員会の提言を受けて、再発防止策などを議論するプロジェクトチームを立ち上げ、初めての会議を開きました。

 

堤宗和副市長をリーダーに、11人のメンバーの中には20代の職員も含まれていて、相談窓口の設置のあり方など今後の方向性を確認しました。

 

■敦賀市 堤宗和副市長

「敦賀市役所の組織風土が良くなってみんなが安心して、仕事にチャレンジできる体制を作っていきたい」

 

市では9月中に再発防止策をまとめ、市長に報告することにしています。

 

 

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男性職員がパワハラ原因で自殺した敦賀市
 再発防止へプロジェクトチームが初会合
 管理職への研修、人事評価見直しなど検討
 9月に市長へ最終報告【福井】

 

2025年7月23日() 19:21 福井テレビ

 

2024年、敦賀市の男性職員が上司のパワーハラスメントなどが原因で自殺した問題で、再発防止策を検討するプロジェクトチームの初会合が23日に開かれました。

         

20248月、敦賀市役所に勤務していた当時38歳の男性職員が自殺した問題で、市の第三者委員会は上司からのパワハラなど職場のストレスが原因とする調査報告書を市に提出しました。

  

これを受けて、市は再発防止を検討するプロジェクトチームを設置。23日は初会合が開かれ、冒頭のみ公開されました。

 

敦賀市・堤副市長:

「これから市役所が組織として対応していく。二度とこのような事態が起こらないようにしていくことが重要」

 

このプロジェクトチームは堤宗和副市長がリーダーを務め、事務職のほか臨床心理士や保健師などの専門職員ら幅広い職種のメンバー合わせて11人で構成されています。

 

会議では、第三者委員会の報告書で挙げられた内容を中心に、管理職を対象とする研修の充実や相談窓口の確保、人事評価の見直しなどについて検討していきます。

 

8月中に中間報告をまとめ、9月中に市長に最終報告を行うとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 敦賀市30代男性職員パワーハラスメントで自死 50代男性上司が停職6か月の懲戒処分
これの続報です。

2025年7月20日日曜日

▼「お前がいなくても仕事はまわる」部下への暴言やスピード違反 大分市の職員2人が戒告処分に

「お前がいなくても仕事はまわる」部下への暴言やスピード違反
 大分市の職員2人が戒告処分に

 

2025年7月20日() 18:40 テレビ大分

 

大分市の職員2人が戒告の懲戒処分を受けました。市によりますと当時、市保健所保健予防課に所属していた53歳の男性政策監は202411月の夜酒に酔った状態で同じ課の部下に電話して「お前がいなくても仕事はまわる」という趣旨の発言を強い口調で繰り返し精神的苦痛を与えました。

 

また、市の環境部清掃施設課の24歳の男性職員は、20253月、別大国道を制限速度をおよそ40キロ超える時速103キロで走行し、速度違反で罰金刑を受けたということです。

2025年7月19日土曜日

准教授から助手への降格処分「合理的理由なし」…地位確認判決

准教授から助手への降格処分「合理的理由なし」…地位確認判決

 

2025年7月19日() 11:51 読売新聞

 

 至学館大学(愛知県大府市)で准教授を務めていた女性が、不当な懲戒処分で助手に降格させられたとして、准教授の地位確認などを求めた訴訟の判決が18日、名古屋地裁であった。雨宮隆介裁判官は「懲戒処分を必要とする客観的、合理的な理由がない」として、女性の准教授の地位を確認する判決を言い渡した。

 判決によると、女性は20239月に、講義やゼミへの遅刻や、学生や助手へのハラスメント行為などを理由として懲戒処分を受けた。

 判決は、懲戒処分の各行為についての詳細が不明だとして、「具体的な事実関係を認めるには足りない」と判断した。

 同大は「今後、判決内容を見て対応を検討する」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

ハラスメント加害により懲戒処分を受けた准教授が
処分の不当を訴えた裁判の判決です。
判決で「懲戒処分の各行為についての詳細が不明」と指摘。
懲戒処分を行うに当たっては、
被害者や目撃者の証言や証拠がきちんと揃っているかが大切です。

ストレスチェックで職員十数人「異常に高い」…上司2人組のパワハラが発覚、懲戒処分に

ストレスチェックで職員十数人「異常に高い」
…上司2人組のパワハラが発覚、懲戒処分に

 

2025年7月19日() 11:08 読売新聞

 

 奈良県大和高田市は18日、部下の放射線技師に業務上必要な範囲を超える 叱責(しっせき )をするパワーハラスメントを行ったとして、市立病院技術局の局長(58)と同局放射線技術科の技師長(52)を減給10分の12か月)の懲戒処分にした。

 

 発表では、2人は201811月、同科の会議でほかに2人が同席する前で技師に対し、「辞めさせるぞ」などと発言した。

 

 毎年実施するストレスチェックで23年、十数人の同科職員が異常に高いストレスを示したことから、アンケート調査を行ったところ、パワハラが発覚した。局長と技師長は18年当時、技師長と係長で、その後もパワハラ行為が繰り返されていた可能性もあるという。



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大和高田市立病院 パワハラ行為で技術局長ら2人を減給処分

 

2025年7月22日() 18:54 奈良テレビ

 

 大和高田市は、市立病院で部下に対しパワハラ行為を行ったとして、58歳の男性技術局長ら2人を懲戒処分にしたと発表しました。

 市によりますと、2018年に2人は、当時1年目だった放射線技師に対し、その場にいた他の放射線技師2人の前で、「辞めさすぞ」などと発言したといいます。2023年に行ったストレスチェックで放射線技術科のみ高ストレスという結果の職員が多かったため、ヒアリングを行った際に発覚し、病院がパワハラと認定しました。市は18日付で2人を減給10分の1、2カ月の懲戒処分としました。


《カウンセラー松川のコメント》

ストレスチェックは法制化され、形骸化する可能性も秘めていますが、
大和高田市ではストレスチェックを活用し、
パワハラ加害者に対する処分を行いました。
邪推の域を超えませんが、
内部通報等により当局が各種資料を精査した結果かも知れませんが・・・
どちらにしても、ストレスチェックが機能したと言う事実は残りましたので、
制度としては「結果良し」と言えるのではないでしょうか。

被害者の皆様へ
解決までに7年を要してしまいましたが、
加害者が処分されたことで、一旦は落着としましょう。
そして、再発したならば加害者は違ったとしても、
然るべき部署に相談や訴えをしてください。
健全な職場環境は全員で築くものです。

▼速度違反し逃走の警部補減給 セクハラの警部も 三重県警が懲戒処分

速度違反し逃走の警部補減給 セクハラの警部も 三重県警が懲戒処分

 

2025年7月19日() 8:01 伊勢新聞

 

 速度違反をし、取り締まり中の警察官から逃走したとして、三重県警は18日、亀山署地域課で勤務していた40代男性警部補を減給10分の13月)の懲戒処分としたと明らかにした。また、女性職員にセクハラ行為をしたとして、警察署勤務の40代男性警部も減給10分の13月)の懲戒処分とした。いずれも4日付。

 

 県警によると、警部補は46日、私用で自家用車を運転中、伊賀市内で制限速度50キロの道路を時速83キロで走行。速度違反の取り締まりをしていた警察官に停止を求められたが、その場から走り去った。

 

 警部補は道交法違反の罪で伊賀簡裁から罰金6万円の略式命令を受けた。「違反者を取り締まる立場でこのような行為をしてしまい申し訳ない」と話したといい、自らの申し出で2階級降格して巡査となった。

 

 男性警部は46日にあった食事会の後、県警の女性職員に対し、腰に手を回したり、抱きついたりなどを繰り返したとして、減給の懲戒処分を受けた。警部は今月4日付で依願退職した。

 

 また、警察学校のロビーに警察手帳を置き忘れたとして、県内の交番に勤務する10代の男性巡査を同日付で所属長訓戒とした。

 

 山本展慶首席監察官は「今回の懲戒処分は県民の信用を失墜させるもので、非常に重く受け止めている。信頼回復に向けて再発防止に真摯(しんし)に取り組む」とコメントした。

 

 

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春の全国交通安全運動の初日、警部補がスピード違反で懲戒処分

 

2025年7月19日() 14:43 読売新聞

 

 4月の「春の全国交通安全運動」の初日、三重県伊賀市内で制限速度を33キロ超過し、時速83キロで自家用車を運転したとして、三重県警は18日、当時亀山署に勤務していた40歳代の男性警部補を減給10分の1(3か月)の懲戒処分としたと発表した。4日付。

 

 また、私的な飲食に誘った同僚の女性職員にセクハラをしたとして、4日付で40歳代の男性警部を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にした。警部は同日に依願退職した。

2025年7月18日金曜日

▼「セクハラ」「拳銃の不適切保管」「泥酔で住居侵入」 秋田県警が警察官4人を懲戒処分

「セクハラ」「拳銃の不適切保管」「泥酔で住居侵入」
 秋田県警が警察官4人を懲戒処分

 

2025年7月18日() 19:20 秋田テレビ

 

秋田県警察本部の男性警察官4人が、女性職員に対するセクハラや拳銃の不適切な管理、酒に酔って他人の家に侵入したなどとして、本部長注意などの処分を受けました。

 

県警察本部に勤務する40代の男性警部補は、1月ごろから3月までの間、同じ庁舎で働く女性職員に対して、複数回体を触ったほか、「好きでした」「かわいい」などのメッセージを送信するセクハラ行為に及んだとして、本部長注意の処分を受けました。

 

また、県中央部と県北部の警察署に勤務する30代と40代の男性巡査長が、実弾入りの拳銃を個人ロッカーなどに保管したまま帰宅したとして、県警は30代の巡査長を本部長注意、40代の巡査長を所属長注意としました。

 

さらに、県北部の警察署に勤務する20代の男性巡査は3月上旬、当直明けに飲食店3軒で酒を飲み、泥酔した状態で他人の住宅に侵入したとして本部長注意を受けています。

敦賀市30代男性職員パワーハラスメントで自死 50代男性上司が停職6か月の懲戒処分

敦賀市30代男性職員パワーハラスメントで自死
 50代男性上司が停職6か月の懲戒処分

 

2025年7月18日() 18:05 福井放送

 

2024年に敦賀市の30代の男性職員がパワーハラスメントを受け自殺した問題で、敦賀市は当時上司だった50代の男性職員を停職6か月の懲戒処分としました。

 

処分を受けたのは敦賀市文化交流部に所属する51歳の課長級の男性職員です。

 

敦賀市によりますと、この問題は20248月に、敦賀市役所の危機管理対策課に勤務していた北川尚希さん(当時38)が自ら命を絶ったものです。

 

第三者による調査委員会は、この男性職員は、北川さんに対し、ほかの職員の前で、大きな声の強い口調で叱責や指導を繰り返したり、業務の一部を取りあげたりしたのはパワーハラスメントだと認定しました。

 

敦賀市は18日付けで男性職員を停職6か月の懲戒処分とし、生活安全部長を管理監督責任で3か月間の減給10分の1としました。

 

また敦賀市は第三者調査委員会の提言を受けて、非管理職の職員を中心とした市長直轄のプロジェクトチームを設け、具体策を立案するなどして再発防止に取り組むとしています。

 

 

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パワハラと認定の上司を停職6カ月の懲戒処分
 市職員の自殺をめぐる第三者委の報告書受け 福井・敦賀市

 

2025年7月19日() 7:45 福井テレビ

 

20248月に敦賀市の職員が自殺した問題で「上司のパワーハラスメントなどが原因」とした市の第三者委員会の調査報告を受け、市は18日、その上司にあたる男性職員を停職6カ月の懲戒処分としました。

    

懲戒処分を受けたのは、敦賀市の課長級の51歳男性職員です。

  

市の第三者委員会は、敦賀市役所に勤務していた当時38歳の男性職員が自殺したことを巡り、上司に当たるこの職員からのパワハラなど、職場のストレスが原因とした調査報告書を9日、市に提出しました。その中では、他の職員の前で大きな声で叱責する、業務の一部を取り上げるといった行為をパワーハラスメントに認定していました。

    

報告書を受けて市は、上司の男性職員を停職6カ月の処分としました。この処分は免職についで重い処分だということです。また、市長自身の報酬について月額10分の23カ月、減額する条例改正案を9月議会に提出する方針です。

  

懲戒処分を受けた男性職員は市に対し「ご遺族には直接謝罪したい。迷惑をかけて申し訳ない」と話しているということです。

 

市は、市長直轄の組織で再発防止プロジェクトチームを設置し、来週にも1回目の会合を開くとしています。




市職員が自殺…パワハラ認定の上司に初の懲戒処分
 福井県敦賀市、市長らは減給

 

2025年7月20日() 7:41 福井新聞

 

 福井県の敦賀市は718日、市職員の自殺に関して長時間勤務やパワーハラスメントが原因とする第三者調査委の答申を受け、関係職員への処分を発表した。亡くなった男性職員の上司で、パワハラ行為を認定された50代の課長級職員を停職6カ月の懲戒処分とした。市の懲戒処分の基準に関する規定では最も長い停職期間で、免職に次ぐ重い処分。同市職員がパワハラ行為で懲戒処分を受けたのは初めて。

 

 第三者調査委の報告書では、課長級職員が男性職員に対し、他の職員の前で大きな声で叱責(しっせき)や指導を繰り返したほか、男性職員の業務を一部取り上げたり、出張に関して自身の意向に沿わないという理由で決裁しなかったりした言動がパワハラと認定された。

 

 米澤光治市長は会見で「市として今回の事案を防げなかったことについて、亡くなられた職員とご遺族の皆さまに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。心からおわび申し上げる。市政に対する信頼を大きく損なってしまったことにもおわび申し上げる」と謝罪した。処分を受けた課長級職員は市に対して「ご遺族に直接謝罪したい」と話しているという。

 

 米澤市長は給料の10分の2、池澤俊之副市長は10分の1、堤宗和副市長は20分の1をそれぞれ3カ月間減額するための条例改正案を9月議会に提案すると説明。50代の課長級職員を監督する立場にあった部長を減給処分(10分の13カ月)、職員全体の人事や指導管理の責任を問い、総務部長と当時の同部政策幹を訓告とした。

 

 また、市は第三者委の報告に基づき再発防止策を検討するため、市長直轄のプロジェクトチームを18日設置した。堤副市長をリーダーに職員11人で構成する。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼上司のパワハラが原因で38歳職員が自殺 敦賀市長が謝罪  遺族が“責任の明確化”を要望  上司の謝罪と関係者の処分も求める【福井】
これの続報です。
人ひとりの命を失わせても、それが直接的な殺人でなければ、
刑事罰は受けず、停職6ヶ月の懲戒処分で済んでしまうのが現実です。
そう言う意味では、未だに「死に損」「生きたもの勝ち」な世界です。
被害者が亡くなってしまうと「死人に口なし」ともなり、
加害者有利になってしまいます。

御遺族の皆様へ
懲戒処分の結果が満足出来るとは思えませんが、
パワハラ加害について組織として認めた点だけでも評価してください。