「酒を飲んで衝動的だった」セクハラとは認識せずに…
飲食後→1人暮らしの部下の女性隊員の自宅に…
「指導」として複数回の『性的な発言』
50代の男性空曹長を停職40日の懲戒処分 航空自衛隊三沢基地
2024年4月19日(金) 18:02 青森テレビ
1人暮らしの部下の女性隊員の自宅で、複数回にわたって性的な発言をして、精神的苦痛を与えたとして、航空自衛隊三沢基地は50代の男性空曹長を停職40日の懲戒処分としました。
処分を受けたのは、北部航空警戒管制団北部防空管制群に所属する50代の男性空曹長です。
三沢基地によりますと、この男性空曹長は2023年5月19日の夜、飲食店で被害にあった女性隊員を含む3人でアルコールを伴う飲食をした後、翌20日に1人暮らしの女性隊員の自宅を訪問。
勤務に取り組む姿勢について指導していた中で、複数回にわたって性的な発言をして精神的苦痛を与えたとしています。
女性隊員から三沢基地のハラスメント相談員に相談があり、その後、聞き取り調査などを行い、18日付で男性空曹長を停職40日の懲戒処分としたということです。
女性隊員は、被害とは別の理由で、すでに退職しているということです。
聞き取りに対して男性空曹長は、発言について当初はセクシャルハラスメントとは認識せず「酒を飲んで衝動的だった」旨の説明をしていたということですが、現在はセクハラと認識して反省しているということです。
今回の事案を受けて、三沢基地司令の藤田輝章空将補は「組織として継続的にハラスメント防止に取り組む中、三沢基地に所属する隊員が本事案を生起させたことは誠に遺憾。このような事案が再び生起することがないように、引き続き隊員指導に努めて参ります」とコメントしています。
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