2024年4月6日土曜日

女性職員誘って会食、断り切れなかった…セクハラで消防署長処分

女性職員誘って会食、断り切れなかった…セクハラで消防署長処分

 

2024年4月6日() 12:03 読売新聞

 

 部下の20歳代の女性職員にしつこく食事に誘うなどのセクハラ行為をしたとして、兵庫県猪名川町消防本部は5日、男性消防署長(57)を減給10分の11か月)の懲戒処分とした。署長は同日、依願退職した。

 

 発表によると、署長は315日夜、女性職員を誘って大阪市内のレストランで2人で会食。女性職員は同22日から出勤できなくなり、「何度か誘われて断り切れなかった。会話の中で怖さを感じた」と申告したという。

 消防本部の向井文雄消防長は「署長の重責にありながらこのような事態を発生させた責任は重い。職員一丸となって信頼回復に努めたい」とコメントした。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します

57歳男性消防署長が女性職員にセクハラ
 食事に複数回誘い、実現時に不適切発言 猪名川町

 

2024年4月5日() 20:30 神戸新聞(浮田志保)

 

 兵庫県猪名川町は5日、部下の女性にセクシュアルハラスメントを繰り返したとして、猪名川消防署の男性消防署長(57)を同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。消防署長は同日付で依願退職した。

 

 同町によると、消防署長は20代の女性職員に対し、断られたにもかかわらず2人きりで食事するよう複数回誘い、今年3月15日の夜に食事した際に不適切な発言をした。3月下旬、女性が出勤できなくなり、直属の上司に相談して発覚した。

 

 町の調べに対し、消防署長は「2人きりで食事に行ったことは間違いないが、日頃の仕事に対する慰労だった。休むほどの発言をしたことはない」と説明している。町は発言内容について明らかにしていない。

 

 同本部の向井文雄消防長は「信頼を著しく失墜させ、深くおわび申し上げる。消防署員全員にハラスメント防止の指導を行い、全職員に研修する」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

57歳の男性署長が20代の女性職員を執拗に誘う。
署長が劣情を湧かせてしまったのは理解出来ますが、
それを行動に及ばせてしまったのは人として情けない限りです。
しかし、懲戒処分の内容は減給10分の1を1カ月だけなのは、
立場を利用した悪質性から鑑みると、軽過ぎると思います。
この程度の処分で済んでしまうのですから、
セクハラに対する認識も軽くなってしまうのだと認識されてしまい、
再発防止の効果は極めて薄いと思います。
依願退職する前提だったのかも知れませんが。

被害者の方へ
加害者は処分された上に退職に至りました。
とても嫌な思いをされて心身共に被害は大きかったと思いますが、
気持ちを切り替えられる部分は切り替えて、
町の安全安心の為に勤務精励をしてください。


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