2024年4月15日月曜日

▼陸自パワハラ賠償命令、札幌地裁 大分の遺族に1億円

陸自パワハラ賠償命令、札幌地裁 大分の遺族に1億円

 

2024年4月15日() 19:23 共同通信

 

 陸上自衛隊第7師団(北海道千歳市)の航空操縦士だった男性=当時(27)=が2020年に自殺したのはパワーハラスメントが原因だとして、大分県に住む両親ときょうだい3人が国に計約2800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁は15日、計12330万円の支払いを命じた。

 

 国はパワハラがあったことは認め、金額を争っていた。右田晃一裁判長は「突然の自殺で失い、甚大な精神的苦痛を被った」と指摘した。

 

 判決によると、男性は防衛大卒業後、17年に同師団に配属。1811月以降、直属の上司から「ばか」「死ね」などの暴言を日常的に受け、207月に自殺した。

 

 

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陸自パワハラ自殺、国に1億2330万円の賠償命令…札幌地裁

 

2024年4月15日() 17:23 読売新聞

 

 陸上自衛隊丘珠(おかだま)駐屯地(札幌市)に所属していた元2等陸尉の男性(当時27歳)が自殺したのは上官のパワーハラスメントが原因だとして、遺族5人が国に計約2億800万円の損害賠償を求めた訴訟があり、札幌地裁(右田晃一裁判長、吉川昌寛裁判長代読)は15日、計約1億2330万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

 

 判決などによると、第7飛行隊に配属されていた男性は、2018年11月から上官に「死ね」などの暴言を日常的に浴びせられていた。ヘリコプターによる救助訓練の担当になったことで超過勤務も強いられ、20年7月に札幌市郊外のダムで投身自殺した。

 

 国側は事実関係について争わず、賠償額が主な争点となっていた。防衛省は「判決内容を慎重に検討し、適切に対応する」とコメントした。




上司から「バカ」「アホ」「死ね」の日常的暴言
…陸自・航空操縦士の自殺はパワハラなどが原因と認定
 札幌地裁、約1億2300万円の支払い命じる

 

2024年4月16日() 17:54 北海道放送

 

 札幌市の陸上自衛隊員の男性が自殺したのは、上司のパワハラなどが原因だったとして、遺族が国に賠償を求めた裁判で、札幌地裁は15日、国におよそ1億2300万円の支払いを命じました。

 

 当時27歳だった陸上自衛隊員の男性は、札幌市の丘珠駐屯地で航空操縦士として勤務していた2020年に自殺しました。

 

 両親ら遺族は、自殺は上司のパワハラや超過労働が原因だとして、国に対し、慰謝料などおよそ2億800万円の支払いを求めていました。

 

 15日、札幌地裁は判決で、男性が上司から「バカ」「アホ」「死ね」などの暴言を日常的に受けていたことや、月に90時間を超える超過勤務を余儀なくされたことが自殺の原因であると認定。

 

 国に対しあわせておよそ1億2300万円の支払いを命じました。

 

 陸上自衛隊北部方面総監部は、控訴について、「判決内容を慎重に検討し、適切に対処します」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ2021年3月26日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 自殺した部下の自衛官に「アホ」「バカ」の暴言や暴行…幹部3人が停職の懲戒処分 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。



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