【速報】「つきあってくれ」と複数回発言
セクハラとアカハラで男性教授を停職2か月の懲戒処分【岡山大学】
2024年4月23日(火) 11:12 山陽放送
岡山大学は、学術研究院環境生命自然科学学域(農)の男性教授(50代)が女性教員に対してセクシュアルハラスメントとアカデミックハラスメントを行ったとして、3月27日付けで停職2か月の懲戒処分を行ったことを明らかにしました。
岡山大学によりますと、2019年から2020年4月頃までの間に、女性教員に対し、飲酒を伴う会食の帰りみち、女性教員の自宅付近で「付き合ってくれ」と複数回発言したうえ、2023年7月、女性教員が、男性教授が過去に付き合ってくれと発言したことについての不快感を示したにもかかわらず、これに対して「付き合ってほしいですよ。それは、今でも思いますよ」と返答したということです。
また、2023年4月、女性教員に対し、話をしている最中涙を流した女性教員の涙をぬぐおうとしてその目元を両手の親指で触ったり、落ち着かせようとして、その肩や背中をさすったということです。
女性教員は、2023年8月、学内のハラスメント相談窓口にこの件について相談を行い、ハラスメント防止委員会にハラスメントの認定を求める申し立てをしました。
岡山大学は審議を経て、男性教授を停職2か月(3月28日から5月27日まで)の懲戒処分としました。
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岡山大、50代男性教授を停職2カ月処分
女性教員にセクハラとアカハラ
2024年4月23日(火) 19:15 山陽新聞
岡山大は23日、学術研究院環境生命自然科学学域の50代男性教授が女性教員にセクハラとアカハラ(アカデミックハラスメント)行為をしたとして、就業規則に基づき停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は3月27日付。
同大によると、教授は2019年~20年4月ごろ、飲酒を伴う会食の帰り道に女性に対し「付き合ってくれ」と少なくとも3回以上発言した。23年4月には泣いていた女性が嫌がっているにもかかわらず、目元を両手の親指で触るなどした。同7月にも不適切な行為があったという。
同大は教授が既婚か独身かを明らかにしていない。研究活動などへの阻害は確認されていないが「立場を利用した」として一部をアカハラと判断した。
女性教員が同8月に大学の相談窓口に伝えた。教授は事実を認めているという。那須保友学長は「ハラスメント防止対策を徹底する。時代錯誤な思考を一掃し、尊重し合える風土づくりを行う」とコメントした。
今回のハラスメントを巡っては2月、相談を受けた農学部長が十分に調査せず誓約書の提出だけで済ませたとして学部長を解任している。
女性教員に交際迫り、涙を親指でぬぐう
岡山大50代教授を懲戒処分
2024年4月24日(水) 7:00 朝日新聞
岡山大は23日、女性教員にハラスメントをしたとして、学術研究院環境生命自然科学学域の50代男性教授を3月27日付で停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性教授は行為を認めているという。
同大によると、教授は2019年~20年4月ごろ、少なくとも3回、女性教員に「付き合ってくれ」と発言。女性教員から不快感を示されたにもかかわらず昨年7月、今でも交際してほしいなどと言った。また昨年4月には、泣いていた女性教員の涙をぬぐおうと両手の親指で目元を触ったり、肩や背中をさすったりしたという。
昨年8月、女性教員から学内でハラスメントの申し立てがあったという。大学側は、これらの行為について、セクシュアルハラスメントや立場が強い教授からのアカデミックハラスメントに当たると判断した。
那須保友学長は「個人の人権を侵害する不当な行為で、決して容認できない。重く受け止め、ハラスメント防止対策を徹底し、信頼を回復するよう努めていく」などとする談話を出した。
この件をめぐっては、岡山大は2月、女性教員から相談を受けながら十分な調査をせず、ハラスメント行為を過小評価するなど不適切な対応をしたとして、当時の農学部長を解任していた。
「付き合ってくれ」女性教員にセクハラ・アカハラ
…男性教授に停職の懲戒処分 岡山大学
2024年4月23日(火) 15:51 瀬戸内海放送
岡山大学の50代の男性教授が女性教員にセクシュアルハラスメントなどを行ったとして停職の懲戒処分を受けました。
岡山大学の会見
3月27日付けで停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域に所属する50代の男性教授です。
大学によりますと男性教授は2019年から2020年4月ごろまでの間に女性教員の自宅付近で、少なくとも3回以上「付き合ってくれ」と言いました。そして、2023年7月、女性教員が過去のこうした発言に不快感を示したにもかかわらず、「付き合ってほしいと今でも思います」と返答しました。
また、2023年4月には泣いている女性教員の涙を手で拭ったり、肩や背中をさすったりしました。
女性教員が2023年8月に大学のハラスメント防止委員会に認定を求める申し立てを行い、「セクシュアルハラスメント」と「アカデミックハラスメント」にあたると認められました。
男性教授は事実を認めて反省しているということです。
岡山大学の那須保友学長は「ハラスメント防止を徹底し、大学の信頼回復に努める」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
セクハラとアカハラの加害行為とのことですが、
学校側は「研究活動などへの阻害は確認されていないが立場を利用した」との説明。
職場に於いて優位な立場を利用したハラスメントならばパワハラですし、
拒否されているにも関わらず交際を迫るならセクハラです。
学内で教授が加害者で立場は不明なるも教員が被害者だからアカハラと言うのも
単に言葉遊びが過ぎる感があります。
昔から「大学自治」等と、大学は独立した社会を形成しているかの
傲慢とも言える思想が散見されます。
本当にアカハラが発生しているならば、それを明確にするべきです。
被害者の方へ
度重なる交際の要求や、勝手に身体へ触れて来る等、
心身への被害が大きく苦労されたと思います。
体調不良等が起きている様であれば専門医の診察をお勧め致します。
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