小田原市パワハラ問題 外部有識者らが市に提言書
2024年4月19日(金) 21:06 テレビ神奈川
おととしに小田原市が職員に対して行ったアンケートで発覚したハラスメントの未解決問題。ことし、その撲滅に向け立ち上げた外部の有識者をトップとするプロジェクトチームが、対応や仕組みづくりなどをまとめ、3月28日に市へ提言書を提出しました。
この問題は小田原市がおととし3月に行った、市職員を対象としたハラスメントに関するアンケートで、パワハラなどがあったとした775人のうち、およそ4割が現在も「解決していない」と答えていたものです。
市はこれを受けことし1月にハラスメント撲滅プロジェクトチームを設置。
5回の議論のすえにまとめられた提言書では、市の対応に対し「一貫性がなく不明確」、「再発防止対策が不十分」などと指摘しています。
そのうえで、過去のアンケートなどに記載されたハラスメント案件について対応することや、処分やハラスメントの認定で一貫した対応を行うために専門家が関わる仕組みを作ることなどが提言されています。
プロジェクトチームは、提言書を提出した後に解散したということです。
市は、「これまでのハラスメントの取り組みについて、必要に応じて見直すとともに、『ハラスメントを起こさない・許さない』組織の構築に努めていく」としています。
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