体調不良の部下を厳しい口調で指導
県信用保証協会の会長がパワハラで辞任【高知】
2024年4月3日(水) 19:39 高知さんさんテレビ
県信用保証協会の会長が部下に厳しい指導を続けるパワハラをしたとして辞任しました。
パワーハラスメント行為の責任を取って3日付けで辞任したのは県信用保証協会の会長(64)です。
会長は専務理事だったおととし12月、仕事へのストレスで体調不良が続いていた管理職の男性を呼び出し密室でおよそ2時間にわたり厳しい口調で指導を行いました。
去年2月に実施された協会のアンケートで男性管理職を含む複数の職員からパワハラを指摘する声があり行為が発覚。協会のコンプライアンス委員会は「必要な指導だった」と判断しましたが、その後弁護士や大学教授からなる第三者委員会でパワハラと認定されました。
男性管理職は企業の経営支援などを担当していて、おととし11月末時点の支援件数が年間目標を大きく下回っていました。会長は男性に対し「どうなっちゅうがな」など土佐弁で厳しく問いただしたものの人格否定や暴力はしていないということです。男性はおよそ3カ月通院し、現在は回復しています。
県信用保証協会
会長
「このことの重大さを深く重く受け止め、全て私の認識が不十分だったことが原因だと反省しております」
協会は今後研修を行うなどして再発防止に努めるとしています。
「職員を追い詰めたこと重く受け止める」高知県信用保証協会
会長が“パワハラ”で辞任
2024年4月3日(水) 19:19 テレビ高知
高知県信用保証協会の会長が2023年、管理職の職員に対しパワーハラスメントを行ったとして4月3日付で辞任しました。
辞任したのは県信用保証協会の近藤雅宏会長です。
協会によると近藤会長は、専務理事だった2022年12月、企業の経営支援などを担当する管理職の職員を個室に呼び出し、少なくとも2時間にわたって「優秀な人を集めておいてこの実績はない。どうなっているんだ」などと厳しい口調で立て続けに問いただしました。
2023年2月のアンケート調査で「近藤会長や常務によるパワハラがある」という回答が複数あり、協会が調査を開始。その時は「指導は業務上必要だった」などとしてパワハラとは認定されませんでしたが、非常勤監事からの意見書を受けて設置した第三者委員会の調査でパワハラと認定されました。
これを受け近藤会長は「自分の行為が職員を追い詰めたことを重く受け止めている」としていて、4月3日付けで辞任しました。
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