▼五島中央病院で看護師にパワハラ…医師が懲戒処分【長崎】

五島中央病院で看護師にパワハラ
…医師が懲戒処分【長崎】

 

2024年4月4日(木) 18:11　テレビ長崎

 

五島市にある五島中央病院の医師が看護師を怒鳴りつけるなどのパワーハラスメントを行っていたとして、戒告の懲戒処分を受けていたことがわかりました。

 

病院を運営する県病院企業団によりますと、この医師はおよそ3年前、看護師とのやりとりの中で怒鳴ったり、壁を殴るといった威圧的な態度をとっていました。

 

情報提供を受けて企業団が調査した結果、医師の行為をパワハラと認定しました。

 

この医師はパワハラを認めていて、3月末には退職をしています。

 

県病院企業団は、年に1度のハラスメント研修を増やすなどの対応をとったとしています。

※　他社のニュースも掲載致します

看護師にパワハラ　男性医師を戒告処分　長崎県病院企業団

 

2024年4月5日(金) 10:30 長崎新聞

 

　長崎県病院企業団は４日、五島市の五島中央病院の男性医師が２０２１年に複数の女性看護師に対し、暴言を吐いたり、威圧したりするパワハラ行為をしたとして、昨年末に医師を戒告処分にしたことを明らかにした。医師は３月末に退職したという。

　企業団によると医師は２１年４月以降、業務中に看護師に対して、大声で怒鳴りつけたり、壁を殴りつけたりして威圧するなど不適切な行為をした。２３年６月に通報を受けた企業団が当事者の医師と看護師、ほかの看護師らに聞き取り調査を実施し戒告処分とした。処分を受け、医師は「やり方が間違っていた」と反省したという。

　企業団は「ハラスメント防止要項に具体的な不適切行為を明記し、研修などを通じて働きやすい環境整備に取り組んでいきたい」としている。