消防職員1人の戒告処分を取り消し - 奈良県生駒市消防本部
2025年10月12日(日) 06:00 奈良新聞
生駒市消防本部は10日、今年3月11日に発表したパワハラ行為に伴う男性消防司令補(51)の減給処分に際し、管理監督責任を問い、戒告の懲戒処分を受けた上司ら5人のなかで、2人いた消防署補佐の消防指令の内、1人(50)の処分を取り消すよう、市公平委員会が裁決したと発表した。公平委員会は理由を「調査不足」としている。身分、年齢はいずれも処分当時のもの。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ3月11日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 部下を閉じ込めるなどパワハラ認定 生駒市消防本部 男性係長を減給3カ月の懲戒処分
これの続報です。
当時は報じられていなかった模様ですが、上司が監督責任を取らされた様です。
この上司への懲戒処分について瑕疵があったとのこと。
公平委員会では、
懲戒処分とは職員の義務違反に対する制裁として行う不利益処分であることから、
その者に管理監督責任に懈怠があったかどうかについて調査をした上で、
管理監督責任に係る具
体的な事実の認定に基づいて処分を行わなくてはならず、
調査不尽の瑕疵がある
との見解に至り、これに基づき処分の撤回が行われました。
上司の監督責任を問う場合でも、慎重な調査が必要であることを再認識です。
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