2025年10月3日金曜日

複数職員にパワハラ、消防職員を停職処分/中部上北

複数職員にパワハラ、消防職員を停職処分/中部上北

 

2025年10月3日() 20:25 東奥日報

 

 中部上北広域事業組合は3日、複数の職員にパワハラやセクハラ行為をしたとして、40代の男性消防職員を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は925日付。

 

 同組合事務局によると、男性職員は201122年にかけ、公務中に職場で複数の職員に対し、殴る蹴るといった暴力を振るったり暴言を吐いたりし、精神的苦痛を与えた。

 

 22年度に、被害を受けた一部職員が同組合に申し出たことで発覚。関係者への聞き取り調査を行ううちに男性職員の過去の行為も明らかになり、全容を解明するために時間がかかったという。男性職員は一部を否定しているが、同組合は調査の結果などからパワハラ・セクハラに当たる行為があったと判断した。

 

 同組合消防本部の蛯名博之消防長は同日、謝罪文で「地域住民の安全安心を守るべき消防職員がこのような事案を発生させ、信用を失墜させた」と陳謝。相談窓口の充実化など再発防止に向け、組織全体で取り組む方針を示した。


《カウンセラー松川のコメント》

組合では「パワハラやセクハラ行為をした」とのことですが、
報じられている内容は「殴る蹴るといった暴力を振るったり」であり、
既にハラスメントの域を超えた暴力事案です。
職場で暴力が横行しているのは不健全に職場の究極とも言えます。
しかも、それが11年間も続いていたのですから、
組織としての問題も見え隠れしています。
ここに至っては、組織として完全に膿を出し、
管理監督者は重い責任を取ることで、今後への覚悟を示すべきでしょう。

被害者の皆様へ
今がチャンスです。ハラスメント加害者、暴力行為者を一層しましょう。
管理監督者の見て見ぬふりも炙り出すことで、組織の健全化を図りましょう。


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