2025年10月7日火曜日

不快なあだ名で繰り返し呼ぶ、小石を投げる、頭をはたく… パワハラで40代消防司令補を減給処分「指導の一環だった」 大隅肝属地区組合

不快なあだ名で繰り返し呼ぶ、小石を投げる、頭をはたく…
 パワハラで40代消防司令補を減給処分「指導の一環だった」
 大隅肝属地区組合

 

2025年10月7日() 19:35 南日本新聞

 

 大隅肝属地区消防組合(鹿児島県鹿屋市)は7日、部下に複数のパワーハラスメント行為をしたとして、40代男性消防司令補を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にした。

 

 消防組合によると、消防司令補は2021~22年度、当時勤務していた同市の中央消防署で20代男性職員に対し、不快に感じるあだ名で繰り返し呼んだり、消防車両の点検中にタイヤの溝に詰まっていた小石を投げたり、懐中電灯の光を顔に当てたりした。ヘルメットをかぶっている時に、直径1センチの綱で頭をはたく行為も確認した。

 

 組合が今年6~8月に実施したハラスメントに関するアンケートで発覚した。消防司令補は「指導やコミュニケーションの一環だった」と話しているという。

 

 管理監督責任として、当時の署長と副署長を口頭訓告、第1小隊長を文書訓告とした。消防組合の前村春海消防長は「今回の事案を重く受け止め、再発防止策の徹底と職員教育の強化に取り組む」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

加害者の言い訳で毎度お馴染み「コミュニケーションの一環」登場です。
これだけパワハラが話題になっている時代に、こんな陳腐な釈明しか出来ないのは、
コミュニケーションとかは関係なく、単に軽く虐めたかっただけでしょう。
しかし「悪意を持っていた」と白状する勇気も無いから、
ライトな虐めを続けてしまうのです。
加害者のことを職場全員で「パワハラ糞野郎」と呼び続けたら、
自分の行為の程度も身に染みて分かると思います。

被害者の方へ
本当に辛い勤務が続いたと思います。
パワハラ加害について処分されたことで一旦は終結となりますが、
再発の可能性もありますので用心してください。
そして、再発したのならば遠慮なく被害申告をしてください。
泣寝入りは不要です。


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