2025年10月20日月曜日

正しい指導とハラスメントの違いは? 風通しのよい警察組織つくろう 県警が研修会

正しい指導とハラスメントの違いは?
 風通しのよい警察組織つくろう 県警が研修会

 

2025年10月20日() 17:55 北日本放送

 

県警察本部できょう、管理職を対象にハラスメント防止の研修会が行われました。

 

この研修は、ハラスメント防止の重要性を理解して風通しのよい警察組織を作ろうと県警が開いたもので、警部級以上のおよそ70人が参加しました。

 

参加者からは「緊急時に言葉が強くなってしまう」などの悩みが出ていました。

 

講師は「人格を否定するような言動はしてはいけないが、相手が嫌だと思ったもの全てがハラスメントになるわけではない」と指摘。

 

ハラスメントは、自分の欲求を満たすもので、正しい指導は、相手の成長を促す、などと説明しました。

 

また、指導の方法は、ロールプレイング形式で行われ、ハラスメント対策への理解を深めていました。


《カウンセラー松川のコメント》

ニュース映像を見ると外部講師による研修の様に思えます。
閉鎖的な組織である警察が外部講師を招聘しての研修とは珍しいと感じました。
さて、どの様な組織の方が講師を務められたのか、非常に気になりました。
この研修でも説明されているとおり
「相手が嫌だと思ったもの全てがハラスメントになるわけではない」
結果論としては正しいです。
それはハラスメントハラスメント(ハラハラ)についての説明であり、
相手が嫌だと思ったらハラスメントになる確率は高くなります。
結果としてハラスメントにならなくても、それが必然か偶然かは分かりません。
また、ハラスメント加害者とされた時点で、
場合によっては評価に悪影響を及ぼす可能性もあります。
そして、直截の相手ではなくても、周囲の者がハラスメントと感じても、
ハラスメントと認定されることもあります。
ここで大切なのは、ハラスメントを危惧するあまり、
必要な指導を躊躇しないことです。
しかし、感情的になるあまり、ハラスメントに至る可能性も否定出来ません。
これについては、日頃の言動も影響するので相手や周囲への配慮も忘れずに。


0 件のコメント:

コメントを投稿