“市長が職員にパワハラ”西条市が実態調査へ
交付金申請で職員に怒鳴ったか 市長「認識はない」【愛媛】
2025年10月30日(木) 16:14 テレビ愛媛
愛媛県の西条市で多目的ホールの建設が撤回された問題を巡り、国に交付金を申請する過程で高橋敏明市長のパワーハラスメントがあったとする疑惑が浮上し、市が実態調査を始めると30日に発表しました。高橋市長は「パワハラをした認識はない」としています。
この問題を巡っては、西条市が多目的ホールの建設などに向け、国に交付金を申請する過程で、高橋市長が職員に対しパワーハラスメントに該当する心理的な圧力があったのではないかとの疑惑が市議会議員から指摘されました。
西条市は高橋市長の行動がパワハラに当たるのか実態調査すると発表。客観性と公平性を確保するため、弁護士2人による外部調査委員会を設置します。調査の対象期間は市長に就任した時の去年11月28日から今年10月31日まで。全ての職員約2000人を対象にアンケート調査するほか、関係者からヒアリングするとしています。
関係者によりますとパワハラとみられる圧力は、大声で怒鳴りつける行為が複数の部署の職員にあったということです。
高橋市長は「パワハラをした認識はない」と話し、調査に協力する姿勢を示しました。
アンケートやヒアリングの回答は来年2月まで分析し、3月に最終の調査結果を公表するとしています。
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市長が職員にパワハラか 調査委員会設置し全職員にアンケート調査実施へ
高橋市長「そういう認識はない」と否定【愛媛】
2025年10月30日(木) 18:31 南海放送
西条市は、高橋市長による職員へのパワハラの有無について弁護士による調査委員会を設置して実態を調べることになりました。
これはきょう開かれた市議会の全員協議会で市が明らかにしました。
この問題は先月、高橋市長が撤回した総事業費およそ26億円の事業の交付金を申請する過程で、市長から、関係する職員に対しパワハラに該当する心理的圧力があったのではないかと議員から指摘されていたものです。
市によると、調査は市長就任時の去年11月から今月末までの期間が対象で全職員に、アンケート調査を実施するとしています。
調査委員会は12月に設置され客観性と公平性を確保するため外部の弁護士2人で構成されます。
市が調査を行うことを受け髙橋市長はきょう「当事者なのでコメントは差し控える」としつつも自身のパワハラについては「そういう認識はない」と否定しています。
調査結果は来年3月に公表する予定です。
西条市長が職員にパワハラか、市が調査へ
多目的ホールなど交付金申請問題巡り(愛媛)
2025年10月30日(木) 20:25 愛媛新聞
西条市中心部への多目的ホール新設などを計画した市が、事業の国の交付金申請を取り下げた問題に関連し、市は30日、高橋敏明市長の職員へのパワーハラスメントの有無について、11月から調査を始めると発表した。調査対象期間は、高橋市長が就任した2024年11月28日~25年10月31日で、来年3月に最終結果を公表する方針。
同問題をめぐっては、市が6月に総額約26億円に上る施設計画を市議会や市民に公表せず国に交付金を申請。8月下旬に内示を受けたが、市議会の反発を受け9月22日に、市長が計画の白紙撤回を表明した。
高橋市長は、市役所内の慎重意見を押し切って手続きを進めたことを認めており、複数の市議から、パワハラに該当する心理的圧力があったのでないかとの声が上がっていた。渡辺英俊総務部長は「指摘に対し事実関係を明らかにする必要がある」と調査理由を説明した。
愛媛・西条市長のパワハラ疑いで第三者委 高橋市長「実に覚えない」
2025年10月31日(金) 10:30 朝日新聞(堀江泰史)
愛媛県西条市は30日、高橋敏明市長(67)が職員にパワハラをしたのではないかと市議2人から指摘があったとして、第三者委員会を設置して調査することを明らかにした。高橋市長は同日、疑惑を否定した。
市総務部によると、9、10月にあった高橋市長と全市議(28人)との意見交換会で「(国への)交付金の申請過程で、市長から職員にパワハラに該当するような心理的圧力があったのではないか」などと指摘があった。ただ被害職員名など具体的な内容への言及はなかった。
職員のハラスメント疑惑の場合は職員厚生課などが調査する。今回は市長が当事者で、客観性と公正性を確保するため第三者委員会を置くことにしたという。
調査の対象期間は高橋市長が就任した昨年11月~今年10月末。11月に職員約2千人にアンケートし、その後、弁護士2人程度で構成する第三者委員会を設けてアンケート結果の分析や関係者への聞き取り調査をする。市は、最終結果を来年3月に開催予定の定例議会までにまとめる考え。
高橋市長はこの日午後に報道陣の取材に応じた。「当事者なのでコメントは差し控えます」としながらも「身に覚えはなく、そのようなことはございません」と否定した。調査には粛々と協力するとした。
同市を巡っては、高橋市長が市議会や市民に説明せず、多目的ホールの建設など総額約26億円の事業を進めていたことが判明。9月に議会で謝罪したうえで計画撤回を表明し、交付が決まっていた国への補助金申請も取り下げた。
西条市・高橋市長のパワハラ疑惑 市が全職員にアンケート調査へ
26億円の大型事業を職員の慎重意見を押し切り国に交付金申請
2025年10月31日(金) 12:30 あいテレビ
愛媛県西条市の高橋敏明市長が進めようとしていた大型事業をめぐるパワハラ疑惑を受け、市は職員へのアンケート調査を実施することを決めました。
西条市は、多目的ホールの整備などおよそ26億円に上る大型事業を議会に諮らないまま計画し、今年8月、国から交付金の内示を受けていましたが、議会からの反対を受け先月、中止に追い込まれました。
高橋市長が、職員たちの慎重意見を押し切るかたちで国の交付金手続きを進めたことについて、職員へのパワハラに該当する心理的圧力があったのではないかという疑惑が議員から指摘されました。
このため市は、事実関係を明らかにする必要があるとして来月から全ての職員を対象にパワハラの有無や内容に関するアンケート調査を実施することを決めました。
対象期間は、高橋市長が就任した去年11月から今月までとし、必要に応じて関係者からヒアリングを実施するということです。
市は、弁護士2人による調査委員会を設置し、来年3月には、調査結果を公表することにしています。
この調査について高橋市長は、「パワハラの認識はなく、調査には粛々と協力していきます」とコメントしています。
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