関係ない職員に大声で「どうなってるねん」、60歳消防監を減給処分
3年前にもパワハラで戒告
2025年10月20日(月) 19:30 京都新聞
滋賀県の湖南広域消防局は20日、職員にパワーハラスメント行為をしたとして、消防局消防監の男性職員(60)=次長級=を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。消防監は同日付で依願退職したという。
同局によると、消防監は6月16日、救急資器材を紛失する不適切管理があった消防署に出向き、対応した職員に大声で「どうなってるねん」などと叱責(しっせき)したという。職員は紛失事案とは関係なく、管理監督的立場でもなかったという。
消防監は2022年に複数の部下に対してパワハラ行為をしたとして戒告処分を受けていた。
堀田武司消防局長は「あるまじき行為でおわび申しあげる。職員が働きやすい環境の醸成に取り組む」とのコメントを出した。
《カウンセラー松川のコメント》
湖南広域消防局で消防監の職位だと次長か危機管理監です。
ニュースでは次長級との表現だと危機管理監となります。
そして、ニュースでも加害者は3年前にもパワハラで戒告処分でのこと。
当該事案については、拙ブログ2023年3月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 不正アクセスや禁煙敷地内で喫煙、部下にパワハラで消防職員4人を懲戒処分
ここに登場する「救急医療事務局の消防司令(56)」のことでしょう。
「3年ぶり」なのか「3年足らずで」なのかは意見の分かれるところですが、
やはり人はなかなか変われないのでしょう。
そして、戒告処分を受けても消防司令から消防司令長を経て
消防監に3年で昇進出来るのですから、組織としても軽く見ていたのは明白です。
この点では、起こるべくして起きたと言えましょう。
被害者の方へ
自分の思い込みだけで決めつけてしまう自信家の上司。
職位が下の皆様は苦労したと思います。
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