2025年10月24日金曜日

阿蘇広域消防本部でまた…課長級職員がセクハラで減給処分【熊本】

阿蘇広域消防本部でまた…課長級職員がセクハラで減給処分【熊本】

 

2025年10月24日() 20:30 テレビ熊本

 

9月、トップがパワハラで停職処分を受けた阿蘇広域消防本部。今度は課長級の職員がセクハラで減給処分です。

 

処分を受けたのは消防本部に勤務する課長級で53歳の男性消防司令長。複数の女性職員に対し、容姿や人事異動の理由などについて性別でくくるような発言をしたということです。

 

去年、職員全員に実施したハラスメントに関するアンケートで発覚。一連の発言がセクハラに該当するとして24日付で減給1カ月・10分の1の懲戒処分としました。

 

阿蘇広域消防本部では、職員らに「部署を異動させるぞ」などと発言したトップの消防長が9月、停職3カ月の懲戒処分となっています。

 

 

※ 他社のニュースも紹介致します 

「女性だけん 勤務は無理やないか」消防司令長をセクハラで減給処分
 阿蘇広域消防本部
 

 

2025年10月25日() 12:18 熊本放送

 

阿蘇広域消防本部の50代の男性消防司令長が、複数の部下の女性にセクハラ行為をしたとして、24日付けで減給処分を受けました。

 

減給処分を受けたのは、阿蘇広域消防本部の53歳の男性消防司令長です。阿蘇広域消防本部によりますと、司令長は少なくとも現在の役職に就いた2023年から複数の部下の女性に対し、容姿に関する発言や「女性だけん勤務は無理やないか」などの発言をしていたということです。

 

広域消防本部が去年7月に組合職員に対して行ったハラスメントに関するアンケートで発覚し、第三者委員会が司令長の一連の発言をセクハラと認めました。

 

司令長(しれいちょう)は、「相手に対して認識不足だった。今後は改めながらコミュニケーションをはかりたい」と話しているということです。

 

阿蘇広域消防本部では924日にも、部下へのパワハラで54歳の男性消防長を停職3か月の懲戒処分にしています。


《カウンセラー松川のコメント》

ニュースでも報じているとおり、拙ブログ9月25日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 消防監の男性がパワハラ、部下らに会議などで高圧的な言動…熊本県の阿蘇広域行政事務組合が停職処分
でも、掲載しております。
そして、肌感覚ではありますが熊本県内の消防機関でのハラスメント事案は
他県より多く報じられているのではないでしょうか。
県民性のひと言で片付けられてしまうのかも知れませんが、
ハラスメントは悪であり、それが県内で頻発しているのであれば、
熊本県消防保安課としても「市町村行政だから」ではなく、
何等かの対応をするべきかと存じます。
さて、当該事案に関してですが、
阿蘇広域消防は1署2分署2分駐所態勢の約130人規模で、
消防司令長の階級は消防長が消防監なので、
その次の階級となり、次長や本部課長か署長を務める要職の職位です。
よって言動にも重さがある訳です。
ニュースでは「課長級」とのことなので、当に本部課長が加害者なのでしょう。
容姿についての発言はハラスメントに当たるかも知れませんが、
「女性だから勤務は無理」発言をセクハラにするのは無理筋と思います。

被害者の皆様へ
一昨年の就任時からハラスメント発生とのこと。
よく今まで耐えられたと思います。
加害者は53歳なので、まだ当分は勤務に就いていると思います。
そして、人はなかなか変われないので、再発の可能性もあります。
万が一にも再発した場合には、遠慮なく被害申告をして構わないでしょう。

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