上司にパワハラ、巡査部長に所属長注意
…喫煙見つけ「朝までに始末書を書いておいてください」
2025年10月11日(土) 11:34 読売新聞
上司に不必要な始末書を書かせるパワーハラスメントをしたとして、警察署に勤務する40歳代の男性巡査部長が所属長注意を受けていたことが10日、滋賀県警への情報公開請求でわかった。
県警監察官室によると、巡査部長は6月2日頃、職場内の換気扇の下で喫煙をしていた上司を見つけ、「朝までに始末書を書いておいてください」と指示。上司は実際に始末書を作成し、巡査部長に提出した。
その後、上司が他の職員に「部下に始末書を書くように求められた」と相談して発覚。巡査部長は調査に対して「浅はかな考えだった」と行為を認め、発覚後は上司と別の職場に勤務しているという。
県警は、巡査部長の言動を「階級上位の警察官に対して業務上必要のない行為をさせ、人格および尊厳を否定した」として、パワハラと認定。9月24日付で所属長注意とした。
警察上司に「始末書を書いてください」
指示した40代男性巡査部長をパワハラで処分
2025年10月14日(火) 18:33 京都新聞
不必要な始末書を上司に書かせるパワーハラスメントをしたとして、滋賀県警は14日までに、県内の警察署に勤務する40代の男性巡査部長を所属長注意の内部処分にした。9月24日付。
県警監察官室によると、巡査部長は6月2日ごろ、全面禁煙となっている職場の換気扇の下で喫煙していた上司に「翌朝までに始末書を書いてください」と指示。上司は始末書を作成し、巡査部長に提出した。
県警は「階級が上位の警察官に対し、業務上必要のない行為をさせて人格と尊厳を侵害した」としてパワハラと認定。巡査部長は「幹部に始末書の形で報告したかった。浅はかだった」と話したという。
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