社長の言動で休職や退職した社員も
…青森テレビの社長が『パワハラ』『不適切な言動』で辞任
取材に対し「承服出来ない部分もある」と述べる 青森県青森市
2025年10月20日(月) 19:14 青森放送
青森テレビの社長によるパワーハラスメントの調査結果です。
青森テレビは小山内悟社長が従業員に対し、不適切な言動やパワーハラスメントを行っていたとして、きょう付けで代表取締役社長職を辞任したと発表しました。
★青森テレビ 小山内悟 社長
「これまで県民のみなさま、視聴者のみなさま、社員のみなさまに大変なご心配ご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした。私はきょうの取締役会で代表取締役社長を辞しました」
青森テレビの小山内悟社長は会見でこのように述べ、きょう付けで代表取締役社長職を辞任したことを明らかにしました。
青森テレビによりますと、ことし6月、小山内悟社長による不適切な発言など19の項目を告発する文書が明らかになり、外部の弁護士による社内調査を行っていました。
その結果、小山内社長が社員に対して「小学生でも分かるでしょう」「馬鹿野郎」などという発言をしていたことが確認され、パワーハラスメントと認定しました。
また酒の席などで他社の社長を呼び捨てにしたり、他社をおとしめたりする発言などの不適切な言動も確認されたということです。
一方、2020年度から2023年度の間に、社長の言動によって休職や退職した社員も、それぞれ1人ずつ確認されました。
(Qご自身ではパワハラに当たらないと考えている?)
★青森テレビ 小山内悟 社長
「いろいろなことが絡んでいますので、中には承服出来ない部分もありますということです」
小山内社長は業務を引き継ぐため、引き続き取締役を務めるとしています。
後任の社長には今井正樹取締役が就任します。
青森テレビ 小山内 悟 社長(69)が辞任
社員に対する言動の一部が
パワハラ及び不適切な言動・指導にあたると認定
2025年10月20日(月) 19:32 青森テレビ
青森テレビの小山内 悟 社長(69)による社員に対する言動の一部が、パワーハラスメント及び不適切な言動・指導にあたると認定され、小山内
社長は20日付で辞任しました。
小山内社長については2025年6月、不適切な発言・行為について告発する文書が明らかになり、青森テレビでは外部の弁護士をトップにした調査チームを立ち上げて事実関係などの調査を行ってきました。
その結果、小山内社長が「取引先との業務の進め方について一方的に社員を疑った発言と机をたたく行為」などがパワハラと認定されました。
また、「社員の出身校に言及した発言や、採用試験での面接した学生に対する圧迫的な発問」などが不適切な言動と認定されました。
20日付で辞任 青森テレビ 小山内 悟 社長(69)
「調査報告に関しましては、その結果を厳粛に受け止めております。これまで県民の皆さま、視聴者の皆さま、そして社員の皆さまに大変な心配、ご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした」
青森テレビの小山内社長は20日付けで辞任し、新しい社長には今井正樹 取締役(49)が就任することが決まりました。
社長に就任する 青森テレビ 今井正樹 取締役(49)
「このたびは大変お騒がせして、申し訳ございませんでした。いま、社員含めて会社も非常に混乱している状況です。まずは、社員の皆さんが安心安全に働ける、そのような職場環境を作っていきたいと思います」
青森テレビは、再発防止策として「ガバナンス強化とコンプライアンス徹底に向けた組織改革と人事刷新や新たに外部委託の通報窓口を設置する」ことを決めました。
青森テレビ社長がパワハラで辞任 「ばかやろう」などと発言
2025年10月20日(月) 20:00 朝日新聞(小田邦彦)
TBS系列の青森テレビ(青森市)は20日、同社の小山内(おさない)悟社長(69)がパワーハラスメントや不適切な指導を行ったとして、同日付で社長を辞任したと発表した。「業務引き継ぎのため」として当面は取締役として残る。新社長には同日付で取締役営業局長兼営業部長の今井正樹氏(49)が就任した。
6月に小山内前社長の言動を告発する文書が明らかになり、同社は外部の弁護士を中心とした4人の調査チームを設置し、事実関係の調査を行ってきた。20項目について調査した結果、意に沿わなかった社員への恫喝(どうかつ)行為や、「小学生でも分かるでしょう」「ばかやろう」と発言したことなど3項目をパワハラと認定。また、社員の出身校について言及する▽酒席で他社の社長を呼び捨てにしたり他社をおとしめたりするような発言▽採用試験面接での学生に対する圧迫的な発問など3項目を不適切な言動と認定した。
同社では2020年度から23年度にかけて21人の社員・嘱託社員が中途退職をしており、そのうち1人が「社長の言動が関係する」と回答した。また、この間に休職した6人のうち1人も社長の言動が関係しているという。
小山内前社長は同日夕、同社で約5分間、取材に応じた。「調査報告の結果を厳粛に受け止めています。県民の皆さま、視聴者の皆さま、社員の皆様に大変なご心配、ご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした」と頭を下げた一方で、「(調査結果の)中には承服できない部分もある」と語った。
今井新社長も取材に応じ、「社員の皆さんが安心安全に働ける、職場環境をつくっていきたいと思う」と語った。具体的には、企業風土の刷新、ガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底、人事の刷新を挙げ、社外の通報窓口も新設するとした。
小山内前社長は1979年に入社し、2019年に社長に就任した。
意に沿わない社員へのどう喝や「小学生でもわかる」発言
…パワハラ認定で青森テレビ社長が辞任
2025年10月20日(月) 20:35 読売新聞
青森テレビ(青森市)は20日、小山内悟社長(69)がパワーハラスメントなどを行っていたとして、同日付で辞任したと発表した。社外の弁護士らによる調査で、意に沿わない社員へのどう喝や、「小学生でもわかる」「バカ野郎」との発言など計6件が、パワハラや不適切な言動と認定された。
同社によると、6月に匿名の告発があった。調査結果では、認定された6件は社長に就任した2019年6月から24年5月の間の言動。取引先との業務の進め方について、一方的に社員を疑う発言や机をたたいた行為などをパワハラと認定したほか、採用面接で圧迫的な質問をしたことなどが不適切だったとした。20~23年度の退職者1人と休職者1人に、小山内氏の言動が関係したという。
小山内氏は報道陣の取材に対し「厳粛に受け止める」としつつ、「承服できない部分もある」と述べた。
後任の社長には、20日付で今井正樹取締役営業局長(49)が就いた。同社は、社内の通報窓口に加えて外部の通報窓口を設置するなど再発防止に取り組むという。
ATV青森テレビ 小山内悟社長 パワハラ認定 20日付で辞任
2025年10月20日(月) 20:37 青森朝日放送
青森テレビの小山内悟社長に社員へのパワーハラスメントや不適切な言動があったことが認定されきょう付で社長を辞任しました。
【青森テレビ 小山内悟社長】
「厳粛に受け止めております。これまで県民の皆様、視聴者の皆様、社員の皆様に大変なご心配ご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございませんでした」
6月、小山内社長による不適切な発言や行為を告発する文書が明らかになりました。
青森テレビは外部の弁護士をトップにした調査チームを設置し、これまで事実関係などを調べていました。
その結果、社員への恫喝行為や「馬鹿野郎」「小学生でも分かるでしょう」などの小山内社長の言動がパワハラや不適切な言動・指導に当たると認定されました。
小山内社長は20日の臨時取締役会で自ら辞任すると発言し、取締役が認めました。自身の考えについては明言を避けました。
後任には今井正樹取締役営業局長49歳が就任しました。
【新しく社長に就任 今井正樹氏】
「今、社員含めて会社も非常に混乱している状況です。まずは社員が安心安全に働ける職場環境を作っていきたいと思います。そのためには企業風土の刷新が不可欠だと考えております」
この件に関しては、9月、一部週刊誌が小山内元社長のパワハラ疑惑を報じていました。
青森テレビの社長が社員へのパワハラで辞任
社員を一方的に疑った発言と机をたたく行為など調査チームが認定
2025年10月20日(月) 23:45 東京放送
青森テレビの社長が社員へのパワハラで辞任しました。
青森テレビによりますと、今年6月、小山内悟社長(69)の不適切な発言などを告発する文書が明らかになり、外部の弁護士をトップとする調査チームが調査を行ってきました。
その結果、小山内社長が業務の進め方について社員を一方的に疑った発言と、机をたたく行為などがパワハラと認定されました。
小山内社長は20日付で辞任しました。
青森テレビ社長「馬鹿野郎」発言 パワハラ認定で辞任
2025年10月21日(火) 5:56 テレビ朝日
青森テレビは小山内悟社長による「馬鹿野郎」などの発言をパワハラだと認定し、社長の辞任を発表しました。
青森テレビ 小山内悟社長
「視聴者の皆様、社員の皆様に大変なご心配、ご迷惑をお掛けしました。大変申し訳ございませんでした」
6月、青森テレビの小山内社長による不適切な発言などを告発する文書が明らかになりました。
外部の弁護士らによる調査の結果、社員への恫喝(どうかつ)や「馬鹿野郎」「小学生でも分かるでしょう」などの発言がパワハラや不適切な言動・指導にあたると認定され、小山内社長は今月20日、辞任しました。
青森テレビは社内規定を見直し、外部委託による通報窓口を設置するなどとしています。
青森テレビ社長辞任 不適切言動、パワハラ認定
2025年10月21日(火) 9:58 東奥日報
青森テレビ(ATV)は20日、小山内悟代表取締役社長(69)が同日付で辞任したと発表した。小山内氏に不適切な言動があったとする指摘を受け、調査した結果、「言動の一部がパワーハラスメントおよび不適切な言動・指導に当たる」と認定した。
調査は、外部の弁護士をリーダーとしたチームが進めてきた。調査結果によると、パワハラ行為として、取引先との業務の進め方について一方的に社員を疑った発言を繰り返したり机をたたいたりした行為や、意に沿わなかった社員へのどう喝、「小学生でも分かるでしょう」「ばか野郎」といった発言があった。
ほかに不適切な言動として、社員の出身校について言及した発言や、酒席で他社の社長を呼び捨てにしたり、他社をおとしめたりするような発言、採用試験で面接した学生に圧迫的な質問をした。
2020年度~23年度間の中途退職者の中に、小山内氏の言動が関係すると回答した元従業員が1人いた。言動が関係するとみられる休職者は1人だった。
同社は青森市の本社で会見を開き、今回の事態を重く受け止めて会社組織の抜本的な改革と企業風土の刷新を行うと表明。▽ガバナンス強化とコンプライアンスの徹底に向けた組織改革と人事刷新▽これまでの相談・通報窓口に加えて新たに外部委託の通報窓口設置-などの再発防止策を掲げた。
小山内氏は会見で「県民や視聴者、社員の皆さまに心配と迷惑をかけた」と陳謝。一方、一部調査結果に対し「承服できない部分もある」とも述べた。
小山内氏は、新しい社長への業務引き継ぎを理由に取締役を続ける考え。
0 件のコメント:
コメントを投稿