兵庫維新の会の幹事長辞任 県職員がセクハラ被害訴え、本人否定
2025年10月12日(日) 22:56 毎日新聞(栗田亨)
日本維新の会の兵庫県組織・兵庫維新の会は12日、幹事長の青山暁県議(65)が辞任し、後任を副代表の和田有一朗衆院議員(60)が兼任すると発表した。青山氏を巡っては、兵庫維新に県職員の女性からセクハラ相談が寄せられていた。青山氏は否定しているが、9月末に「党務に専念できる状況にない」として辞意を示していたという。
兵庫維新によると、女性は青山氏と23年に食事に行った際にセクハラ行為を受けたと訴えたという。双方に事情を聞いたが、主張が食い違い、セクハラの有無が確定できなかったとしている。
県議団は青山氏にこの女性と業務以外で接触しないという趣旨の誓約書を提出させていた。関係者によると、金子道仁代表も口頭で注意したという。
一方、青山氏は取材に対して、食事に行ったことは認めたが、セクハラ行為については「事実無根」として法的措置を検討する意向を示していた。
9月に増山誠県議(躍動の会)が自身のユーチューブで流したことで明るみに出た。金子代表は12日、報道陣に「事実関係については司法の判断を待ちたい。もしセクハラ行為が認定されれば厳正に処分する」と話した。
女性職員へのセクハラ疑惑浮上 兵庫維新・青山県議が幹事長を辞任
本人はセクハラ行為を一貫して否定
2025年10月13日(月) 12:24 読売テレビ
セクハラ疑惑が浮上していた兵庫維新の会の青山暁県議が、幹事長を辞任することがわかりました。
兵庫維新の会の青山暁県議を巡っては、先月、兵庫県庁で働く女性職員にセクハラ行為を行った疑惑が浮上し、維新県議団が口頭注意していました。
青山県議は、セクハラ行為を一貫して否定していますが、先月末、「党務に専念できる状況にない」などとして、幹事長の辞任を申し出て、今月8日に受理されていたことがわかりました。
また、12日に行われた臨時の全体会議では、青山県議が辞任の経緯を説明し、謝罪したということです。
兵庫維新の会は、今後は副代表の和田有一朗衆議院議員が幹事長を兼任するとした上で、「事実関係の認識は双方で相違があり、司法の判断に任せることにする」としています。
兵庫維新・青山暁県議が幹事長辞任、県職員の女性がセクハラ被害訴え
…本人は「事実無根」と否定
2025年10月14日(火) 6:30 読売新聞
日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は12日、県議の青山暁幹事長(65)が幹事長職の辞任を申し入れ、8日付で受理したと明らかにした。執行部が交代する12月までは和田有一朗副代表(衆院議員)が幹事長を兼任する。
12日に神戸市内で開いた臨時全体会議後に、金子道仁代表が記者団に説明した。
兵庫維新によると、青山氏を巡っては、県職員の女性が2023年、青山氏と食事をした際にセクハラ行為を受けたと会派に相談があったという。青山氏は「事実無根。業務上必要だったので食事に行った」と否定。主張が食い違っており、兵庫維新はセクハラの有無を認定せず、金子代表が青山氏を口頭で注意するなどしていた。
青山氏は、自身のセクハラ疑惑についてユーチューブに投稿した別の県議に対し、法的手続きを取るとしており、党の職務に支障が出ると判断して9月30日に辞任を申し入れたという。
12日の会合では、青山氏が「仲間に心配やご迷惑をおかけしておわび申し上げる」と謝罪した。金子代表は記者団に「我々としては司法の判断に委ね、その結果を踏まえて厳粛な処分を改めて行う」と話した。
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