2024年7月31日水曜日

▼福島県立医大でパワハラ 50代男性教授に懲戒処分<福島県>

福島県立医大でパワハラ 50代男性教授に懲戒処分<福島県>

 

2024年7月31日() 18:35 福島テレビ

 

福島県立医科大学は、50代の男性教授が部下にパワーハラスメントを繰り返していたとして7月31日付で「戒告」の懲戒処分としたことを公表した。

 

県立医大によると、この教授は2021年の4月から6月にかけて、同じ講座に勤務する部下に対し「業務に関する質問に十分に答えない」「業務量を制限すべきとの医師の診断書があるにも関わらず、それを超える業務を強要する」などのパワハラを繰り返した。

パワハラを受けた部下は、強い不安とストレスにより、出勤することが怖いと感じる状況に陥ったという。

 

去年8月に被害者からの申し立てで発覚したもので、県立医大は調査の結果、教授の行為が「職務上の地位や権力関係を利用したハラスメントにあたる」と認定した。

 

処分を受けた教授は「真摯に受け止め、適切な対応に努める」と話していて、いまも被害者と同じ講座に所属しているものの、新たな被害は確認されていないという。

 

 

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パワハラ行為で医学部の50代教授を懲戒処分
 業務量制限すべきとの診断配慮せず部下に業務強要 福島県立医大

 

2024年7月31日() 16:41 テレビユー福島

 

福島県立医大は31日、医学部の教授が部下に強い不安やストレスを与えるハラスメント行為があったとして、戒告処分としたと発表しました。

 

処分を受けたのは、医学部の50代の男性教授です。

 

県立医大によりますと、男性教授は、20214月から6月にかけ、雇用されて間もない部下に対し、本人から業務に関する指導を求められたにもかかわらず、十分な指導を行いませんでした。また、去年2月頃には同じ部下が病気休暇から業務に復帰し、業務量を制限すべきという内容の医師の診断書があったにもかかわらず、配慮をせずに業務を強要しました。これらの不適切な指示や言動で、この部下に非常に強い不安やストレスを与え、出勤することが怖いと感じさせたということです。

 

医大では、再びこうした事態を招くことのないよう、一層の指導を徹底するとしています。

 

 

 

「処分を真摯に受け止め…」県立医大でパワハラ
…教授を懲戒処分 福島

 

2024年7月31日() 16:10 福島中央テレビ

 

県立医科大学でパワーハラスメントがあったとして、50代の男性教授が懲戒処分を受けました。

 

パワハラで処分を受けたのは県立医科大学医学部の50代の男性教授です。県立医科大学によりますと、この男性教授は2021年の4月から6月にかけて、自身の部下が指導を求めたのに対して十分な指導をしなかったほか、2023年の2月ごろに同じ部下が病気療養から復帰した際に、業務量を制限するように医師からの診断書に記載があったのにもかかわらず制限を超えた日数の仕事を強要したということです。この部下は20238月にハラスメントを申し立てました。県立医科大学は地位を利用した不適切な指示や言動によって、部下に対して強い不安やストレスを与えるようなパワハラがあったことを認定し、男性教授を731日付けで懲戒戒告処分としました。男性教授は「処分を真摯に受け止め適切な対応に務めます」としています。県立医科大学は「医療人として高い倫理観が求められていることの自覚を促し、再びこうした事態を招くことがないよう、より一層の指導を徹底してまいります」とコメントしています。

 

 

 

福島医大の50代の教授がパワハラ行為で戒告処分に

 

2024年7月31日() 20:00 福島放送

 

福島県立医科大学の50代の男性教授が、部下に当たる教員に対するパワハラ行為があったと認定され、31日付で戒告処分を受けたことが分かりました。

 

大学によりますと、男性教授は、2021年4月から6月にかけて、医師免許を取得したばかりの教員に対し、業務に関する指導を求められたにも関わらず、十分な指導を行いませんでした。

 

また、同じ教員が、病気療養の休暇から復帰して間もない2023年2月ごろには、「業務量を制限すべき」と記載された医師の診断書があったのにも関わらず、配慮せずに業務を強要していました。

 

2023年8月上旬に教員からハラスメントの申し立てを受けて、大学が調査を実施。

 

男性教授が不適切な指示や言動により、教員に非常に強い不安とストレスを与えたなどとして、パワハラと認定されたということです。

 

男性教授は31日付で戒告の懲戒処分を受け、「真摯に受け止め、適切な対応に努める」と話しているということです。

 

大学は「職員一人ひとりに、医療人として高い倫理観が求められていることの自覚を促し、再びこうした事態を招くことのないよう、より一層の指導を徹底していく」としています。


 

 

病気休暇から復帰の部下に業務強要 福島医大、男性教授を戒告処分

 

2024年8月1日() 9:54 福島民友新聞

 

 福島医大は31日、病気休暇から復帰した部下に対し業務量に配慮せず業務を強いるなどのハラスメントを行ったとして、医学部の50代男性教授を戒告処分にしたと発表した。

 

 医大によると教授は20214月から6月にかけ、雇用されて間もない部下から指導を求められたにもかかわらず十分な指導を行わなかった。232月ごろには、病気休暇から復帰した部下に対し、業務量を制限すべきとの医師の診断書があったにもかかわらず、配慮をせずに業務を強要し、部下に不安とストレスを与えたという。

 

 医大は「不適切な指示や言動によるハラスメントを行ったことは誠に遺憾」としている。


▼職場でのパワハラ相談 562件で過去最多 コロナ5類移行が要因か 山梨労働局

職場でのパワハラ相談 562件で過去最多 コロナ5類移行が要因か 山梨労働局

 

2024年7月31日() 14:58 山梨放送

 

 昨年度、山梨労働局に寄せられたパワーハラスメントに関する相談件数が過去最多となったことが分かりました。

 

 これは山梨労働局が県内4カ所の総合労働相談コーナーに寄せられた相談などを集計したものです。

 

 昨年度の相談件数は6613件で前の年度から125件増加しました。

 

 このうちパワハラに関する相談は前の年度を100件上回る562件で、2020年度の調査開始以来、最多となりました。

 

 労働局は「新型コロナの5類移行でテレワークから出社に切り替えた企業が増え、社員の接触の機会が増えたことが要因のひとつではないか」としています。

【速報】「お前の人事異動がどうなっても知らないからな」議員が職員に不当要求  東京・千代田区 汚職事件受けアンケート結果…入札前情報「要求」も

【速報】「お前の人事異動がどうなっても知らないからな」
議員が職員に不当要求
  東京・千代田区 汚職事件受けアンケート結果入札前情報「要求」も

 

2024年7月31日() 14:00 フジテレビ

 

1月、東京・千代田区の元区議や元部長が逮捕された官製談合事件をうけ、千代田区の再発防止検討委員会がアンケート調査を実施し、その報告書をFNNが入手した。

 

そこには、部長級職員の13.6%が、「議員から入札前の情報を要求された」という実態、さらには区議会議員が職員に対し「お前の人事異動がどうなっても知らないからな」などとパワーハラスメントともとれる発言があったことも判明した。

 

124日、千代田区の嶋崎秀彦元区議(64)や元部長が、区立学校の工事をめぐり、業者に入札情報を漏らした官製談合防止法の疑いで逮捕された。その後、起訴された2人は、東京地裁に執行猶予付きの有罪判決を受けている。

 

千代田区は事件を受けて、原因の究明と再発防止に向けた検討委員会を発足。管理職や係長級の職員323人を対象に、過去5年以内の「議員との関わり方」についてアンケート調査を行った。FNNが入手した報告書からは区議会議員が区の幹部職員に対し、不当に情報を要求する実態があったことが明らかになった。

 

■アンケートで判明 幹部の13.6%が「議員から違法な要求あった」

 

主な結果は以下の通り。(設問はすべて過去5年以内)

 

▼議員・元議員から、入札前に「業者名」「予定価格」「最低制限価格」などの契約に関する情報の提供を求められたことはあるか

【「はい」と答えた職員の割合】

全体・・・・・・1

部長級職員・・・13.6% (22人中3人)

 

▼議員・元議員から、契約関連以外の秘密情報の提供を求められたことがあるか

【「はい」と答えた職員の割合】

全体・・・・・・2.9

部長級職員・・・27.3% (22人中6人)

 

▼議員・元議員から法令への抵触が懸念される要求を受けたことがあるか

【「はい」と答えた職員の割合】

全体・・・・・・2.9

部長級職員・・・13.6% (22人中3人)

 

▼議員や元議員から業者の紹介を受けたことがあるか

【「はい」と答えた職員の割合】

全体・・・・・・14.6

部長級職員・・・72.7% (22人中16人)

 

対象職員323人における割合は少ないが、議員や元議員が情報を要求したり「無理なお願い」を頼むのは、部長など役職の高い職員になりがちだという実態が読み取れる。実際に、今回の汚職事件でも嶋崎区議が入札情報の漏洩を要求したのは元「部長」だった。

 

■議員が職員に“圧力”か-「お前の人事異動がどうなっても」

 

「議員の不当な要求」をめぐっては、さらに、生々しい実態が判明している。議員や元議員から、いやがらせやハラスメントを「受けたと感じた」「他の職員が受けていると感じた」と回答した部長級職員22人のうち、10人(45.5%)にのぼった。

 

議員・元議員からの圧力について、自由記述を求める欄には、(いずれも役職不明)

「言うことを聞かなければ、どうなるかわからないなどと仕返しをほのめかす圧力があった」

「制度的にできないことに『できる理由を考えるのが仕事だろう』と言われた」

「対応できない依頼を断ったところ、『お前の人事異動がどうなっても知らないからな』と言われた」

 

実際、今回の事件と照らし合わせても、元部長が嶋崎元区議に「自分を教育長に推してもらいたい」というメールを送っていた新事実も報告書で明らかにされている。目を疑いたくなるような“ハラスメント”発言は、実際に議員が幹部職員の人事に多大な影響力があるための、「悪循環」によるものと推察される。職員は希望の役職に就くために議員に協力するという認識のもとに「政と官」の癒着構造が成り立ち、今回の事件につながったともいえる。

 

再発防止検討委員会はこの結果を踏まえ、こう振り返る。「議員への過度な意識により、適切な判断を誤らせ、非違行為につながった可能性が高い」「職員と議員の間に不適切な関係性が生まれ組織風土と化していた」として「議員との関わり方」が課題とした。

 

千代田区は職員の議員対応における具体的な行動基準や契約制度の見直しなどの再発防止策をまとめ、癒着構造を是正していく方針だ。

 

 

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千代田区が区職員にアンケート
 区議の優越的関係やハラスメント浮き彫りに

 

2024年8月1日() 11:41 東京メトロポリタンテレビジョン

 

東京・千代田区の元部長と元区議会議員に有罪判決が出された公共工事を巡る談合事件を受け、千代田区が職員を対象に議員との関係性を聞いたアンケート結果が公表されました。議員の優越的な関係や議員によるハラスメントの実態が浮き彫りになっています。

 

千代田区では20241月、小学校などの工事の入札情報を業者に漏らした疑いで嶋崎秀彦・元区議と吉村以津己・元千代田区行政管理担当部長が逮捕され、2人に執行猶予付きの有罪判決が出されています。この事件を受けて、区は原因究明と再発防止に向けて係長級以上の職員約300人を対象にしたアンケートを実施し、結果を731日に公表しました。

 

会見した千代田区の樋口区長は「職員と議員の間に、過度に濃密な関係があるのではないかということが明らかになってきた」と述べました。

 

アンケートによりますと、談合事件で秘密情報が漏れた原因について、200人以上が「職員と区議の関係性」に問題があったためと回答しています。また「議員から入札前の契約情報を求められたことがあるか」という問いに対しては、部長級の職員3人が「ある」と答えました。さらに、区議から「人事異動がどうなっても知らないからな」などと高圧的な態度を取られたという職員が複数いることも明らかになりました。樋口区長は「区議会とは建設的な、適切な関係を築いていきたい。そして職員を守っていきたい」と述べました。

 

区はアンケートの結果から、議員が職員に対して優越的な関係にあり、職員が議員の要求を断りづらい状況があったと分析しています。また、対策として「職員が議員に対応する際は複数人で行動することや記録を残す」といった規範を策定し、徹底していくということです。

 

<職員アンケートで判明 議員優位の関係性>

 

今回、千代田区は区議会議員と職員の間で談合が行われるに至った背景や組織の現状を把握して、再発防止に向けた資料にするためにアンケート調査を行いました。調査したのは今年(2024年)219日から29日までの11日間で、調査対象となったのは部長級から係長級までの区の職員=323人です。このうち308人が回答し、15人は未回答となっています。

 

まずアンケートを行うきっかけとなった「談合事件の原因」について聞いたところ、回答した308人のうち257人が「議員と職員の関係に問題があった」と答えました。この結果からも談合事件の背景にあった職員と議員のいびつな関係性が浮き彫りとなる結果となりました。

 

また「入札前に議員や元議員から契約情報を要求されたことがあるか」という質問に対して3人が「ある」と答えていて、全て部長級の職員だったということです。さらに「議員や元議員から嫌がらせやハラスメントを受けたか」という問いには24人が「受けた」と答えました。具体的な言動について聞いたところ「言うことを聞かなければどうなるか分からない」と脅しのような言葉をかけられたり、対応できない依頼を断ったところ「おまえの人事異動がどうなっても知らないからな」と言われた職員もいたようです。また、あいさつをしても無視したり存在がないような扱いをする議員もいたということです。

 

こうしたアンケート結果を受け、有識者からは「職員に対して議員が優位な関係にあったことが事件を助長したのでは」という意見や「職員が不正行為への関与の重大性について認識不足だったのでは」という意見があったということです。区は今後の再発防止策として「職員が議員に対応する際は複数人で行動し、記録を残すこと」「職員への研修などの実施や相談体制の強化など、組織変革に取り組む」ということです。


《カウンセラー松川のコメント》

逮捕された嶋崎秀彦元区議は歩くハラスメントの様な方でしたからね。
声が大きく、行動的。しかし、利益誘導の部分が多々ある。
今まで小さな区の中だったから、大して問題にもなりませんでしたが、
逮捕され区議を辞職したとなれば遠慮なく声も上がるでしょう。
7年くらい前には、区の沖縄慰霊ツアーにてゴルフ三昧をTBSにスクープされたのに、
その反省も無く悪事を働き続けていたのですから、
議員としての素質も足りなかったのでしょう。
まぁ、区議にも関わらず区内の事に全く興味を示さないより区議よりは、
区内の事業者に利益誘導していただけ、良くも悪くも議員の仕事をしていたとも
言えますが。

消防本部のアンケートで「上司や先輩からパワハラ」複数回答あるのに調査せず…百条委員会で実態解明へ

消防本部のアンケートで「上司や先輩からパワハラ」
複数回答あるのに調査せず…百条委員会で実態解明へ

 

2024年7月31日() 11:33 読売新聞

 

 宮崎県の西臼杵広域行政事務組合消防本部で昨年実施された職場アンケートで、複数の職員が上司などからパワハラを受けたと回答していたにもかかわらず、同本部が調査を行っていなかったことが同本部への取材で分かった。同組合議会はパワハラの実態解明を進めるため89日に臨時会を開き、調査特別委員会(百条委員会)の設置議案を提案する。

 

 同組合は高千穂、日之影、五ヶ瀬の3町で組織されている。消防本部によると、アンケートは職員側の発案で昨年夏に実施。複数の職員が上司や先輩から訓練中にたたかれたり、自身の身体的な特徴や家族の容姿をばかにされたりしたと回答したという。

 

 消防本部は同12月にパワハラの内容が書かれた結果を受け取った後、日高一昭消防長がパワハラを行わないよう職員に訓示。ただ、詳細な調査や処分は行わなかった。パワハラを受けたと回答した職員の数についても消防本部は把握していないという。

 

 消防本部総務課は、回答には消防本部の運用が開始された2015年当時のものなど過去のパワハラに関する記述も含まれていたとし、「過去に遡って調査するより再発防止に重きを置いていた。消防本部で調査すべきだった」としている。

 

 組合議会は3町の議長ら計10人の議員で構成。佐藤成志議長(五ヶ瀬町議会議長)は「議会として真相を究明したい」と話した。 

 


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宮崎・西臼杵消防、パワハラ横行か 組合議会が百条委設置へ

 

2024年7月30日() 10:10 宮崎日日新聞

 

 西臼杵広域行政事務組合消防本部が昨年夏、職員を対象に行ったハラスメントに関するアンケートで、回答者の4割に当たる10人以上が上司からのパワハラを受けたことがあると答えたことが29日分かった。同本部は結果を把握しながら詳細な調査など適切な対応を取っていなかったことも判明。事態を重く見た同組合議会が「自浄作用が期待できない」などとして調査特別委員会(百条委員会)を設置する方針を決めた。



《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月30日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 消防本部職員の4割パワハラ訴え「訓練中たたかれた」  宮崎・西臼杵 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
消防本部としてアンケート調査は実施していたにも関わらず、
個別事案に対しては何も対処していなかった事が判明しました。
調べてはみたものの、対応は面倒臭くて、包括的な処理として消防長による訓示で
お茶を濁したのでしょうね。
この処理の正誤について問うのも難しいですが、
結果論としては「何もしていないのと同様」となってしまいました。
やはり、調べて問題点が発覚した以上は、必要な対処をするべきでしょう。

2024年7月30日火曜日

消防本部職員の4割パワハラ訴え「訓練中たたかれた」  宮崎・西臼杵

消防本部職員の4割パワハラ訴え「訓練中たたかれた」
 宮崎・西臼杵

 

2024年7月30日() 20:30 朝日新聞

 

 西臼杵広域行政事務組合消防本部(宮崎県高千穂町)は30日、昨年夏に実施した職員アンケートで、約4割の職員が上司からのパワハラを訴えていたことを明らかにした。組合議会は事態を重視。「自浄作用を期待できない」として、8月に地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委)を設置し、実態解明に乗り出す方針を固めた。

 

 同本部の在籍者は管理職を含め約40人。本部の説明では「訓練中にたたかれた」「馬鹿にする発言を受けた」などの指摘があった。時期は、同本部ができた2015年度から最近まで幅広く、特に15年度から17年度にかけて集中しているという。加害者名を挙げたものも複数あった。同本部は双方からの聞き取りや解明をせず、トップの消防長の啓発にとどめていた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラで西臼杵消防本部の40代消防司令補を停職処分に「人格を否定するような暴言」 部下は退職 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
消防本部の設置者である西臼杵広域行政事務組合は、
ハラスメントの実態調査や防止策について審議する特別委員会の設置を検討
とのことでしたが、既に消防本部として昨年夏に職員アンケートを実施していました。
そのアンケートの中で、4割の職員がパワハラを訴えていたのですから、
「パワハラが常態化」と言っても過言ではないでしょう。
百条委員会を設置しての解明とのことなので、組合の本気度も感じられます。
どうか、しっかりとした解明と解決を期待したいです。

被害者の皆様へ
委員会での証言を求められるかも知れません。
加害者からの口止め工作があるかも知れません。
ここで、しっかりと本気で対応をしない限り、
ハラスメント防止に至らないどころか、
更なる被害拡大の恐れもあります。
皆が団結をし、勇気を持って悪と戦い、職場の健全化を図ってください。


▼「俺が市議と知らないのか」職員に自分のゴミ捨てさせようと…パワハラ厳重注意

「俺が市議と知らないのか」職員に自分のゴミ捨てさせようと
…パワハラ厳重注意

 

2024年7月30日() 20:22 テレビ朝日

 

またパワハラ疑惑です。「俺が市議と知らないのか?」などと言い、自分のごみを分別させようとしたといいます。

 

■北見市議自分のごみ分別でトラブル

2年前の選挙演説です。

 

北見市議会 西垣内義章市議(当時75歳)

「当年とって、65歳になりました」

 

実際は75歳。訴えていたのは年長者の誇りでした。

 

西垣内市議(当時75歳)

「今回の顔ぶれでも、若い人が4人出ています。若い人だけに任せられるような市政ではないと思います」

 

北海道北見市議会の西垣内義章市議、現在77歳。

議会からパワハラを認定されたトラブルは、 北見市内にある、ごみ処理施設で起きました。

 

 西垣内市議は、22日、施設に毛布などの家財道具を車で持ち込み、 そこで

 

永山友菜記者

「西垣内議員はごみを分別してから持ってくるよう指摘されましたが、こちらのごみ置き場の前でごみを広げ始め、後ろには長い行列ができていたということです」

 

施設の職員がごみを分別するよう促した際、市議は…

 

西垣内市議が発したとされる言葉

「ぼーっとしないで手伝え。おまえらの仕事だ。俺が市議だと知らないのか?

 

などの言葉を発したといいます。

 

■職員に「俺が市議と知らないのか」

本人に確認すると…。

 

――言われた時「お前らの仕事」とか「私は市議だ」とかは?

 

北見市議会 西垣内義章市議(77

「いやいや、あんまり時間がかかるようだったら手伝ってと、その辺にこぼれたやつを投げてくれとは言った。別に暴力的に頭から見下すようには言っていない」

 

――発言があったことは事実?

 

西垣内市議

「それは認めますよ」

 

――身分を明かす必要は?

 

西垣内市議

「ないと思うけどね」

 

――どうして自分は市議だと?

 

西垣内市議

「いや、だから、そこで大声を出して俺が議員だとかなんだとかという、そういう言葉遣いというのは一切ないと思う」

 

――市議だと改めて伝えるのは?

 

西垣内市議

「私が来てますよってことを、ね。別に脅かしてるわけでも何でもないよ。『私、市会議員の西垣内です』と…」

 

――分別を指摘されてから市議だと?

 

西垣内市議

「そうそうそう」

 

ごみ処理施設から相談を受けた市議会は、26日、一連の発言がパワハラに当たるとして西垣内市議を厳重注意。

 

北見市議会 飯田修司議長

「立場を利用してというのは、パワハラに当たる」

 

北見市議会の議長は、今回の問題を受けて、 市議のハラスメント防止条例の制定を検討していくとしています。


▼地方通算5106勝の岡部誠騎手に騎乗停止処分、セクハラなどで 過去フェアプレー賞3度

地方通算5106勝の岡部誠騎手に騎乗停止処分、セクハラなどで
 過去フェアプレー賞3度

 

2024年7月30日() 14:58 産経新聞

 

愛知県競馬組合は30日、名古屋競馬所属の岡部誠騎手(47)について、ほかの騎手への粗暴な行為や女性厩務(きゅうむ)員へのセクハラ行為など6項目の不適切行為が確認されたとして、8日間(8月6日~16日)の騎乗停止や戒告処分などを行ったと発表した。今月16日の県競馬組合処分委員会で処分を決めた。

 

同組合は関係者による内部通報制度を通じて、昨年11月~今年5月に①騎手への粗暴行為②騎手へのハラスメント行為③主催者職員や馬場管理係員へのハラスメント行為④女性厩務員へのセクハラ行為⑤調教師へのハラスメント行為⑥騎手への迷惑行為─が確認されたといい、それぞれ騎乗停止や戒告、注意などの処分を決めた。

 

同組合は「コンプライアンス指導の徹底や再発防止に取り組むことで、信頼回復に努めていく」とのコメントを発表した。

 

岡部騎手は地方競馬通算2万6783戦5106勝(29日時点)で、名古屋競馬の歴代勝利数記録を更新中のトップジョッキー。JRAでも19勝をあげている。主な勝鞍は、名古屋グランプリ、東海ダービーなど。平成29年、令和3年、4年はNARの「ベストフェアプレイ賞」を受賞した一方、平成24年10月に騎手への暴力行為で騎乗停止6日間の処分を受けていた。

 

 

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愛知・岡部誠が騎乗停止 セクハラ、粗暴行為などで
 愛知のトップ騎手

 

2024年7月30日() 15:33 スポーツニッポン

 

 愛知県競馬組合は30日、岡部誠騎手(47)に、同日付で開催日8日間(86日~16日)の騎乗停止や戒告処分を行ったと発表した。

 

 関係者からの内部通報制度により、昨年11月から今年5月までの間に不適切な行為が認められたという。行為と処分内容は以下の通り。

 

 (1)騎手への粗暴な行為=騎乗停止4日(869日)

 

 (2)騎手へのハラスメント行為=騎乗停止2日(81214日)

 

 (3)主催者職員、馬場管理係員へのハラスメント行為=騎乗停止2日(81516日)

 

 (4)女性厩務員へのセクシャルハラスメント行為=戒告

 

 (5)調教師へのハラスメント行為=戒告

 

 (6)騎手への迷惑行為=注意

 

 岡部は地方競馬通算5106勝を挙げ、名古屋競馬の歴代勝利数記録を更新中のトップジョッキー。名古屋グランプリを4勝。東海ダービーは2勝している。NAR表彰ではベストフェアプレイ賞を3度(172122年)と特別賞を1度(15年)受賞している。

 

 一方で1210月にはレース後の騎手への暴力行為で騎乗停止6日間の処分を受けている。

 

 同組合は「当該騎手、厩舎関係者に対するコンプライアンス指導の徹底や再発防止に取り組むことで信頼回復に努めていく」とコメントしている。

▼町職員の1割、議員からハラスメント 防止条例制定へ 埼玉・宮代

町職員の1割、議員からハラスメント 防止条例制定へ 埼玉・宮代

 

2024年7月30日() 11:30 毎日新聞(萩原佳孝)

 

 埼玉県宮代町議会は29日、町の職員らを対象に実施したハラスメント調査の結果を発表した。職員の約1割が議員から「ばか」などと言われたり、大声で威圧されたり、といったハラスメントを受けたことがあると回答したという。同町議会はハラスメント防止条例の制定を進めるとしている。

 

 記者会見した田島正徳議長らによると、2月の町議選後、議員による「ハラスメントと取られる実態」があったため、全職員と全議員を対象に5月にアンケートを実施した。匿名による記述式で行われ、職員は225人中172人、議員は14人中13人から回答があった。

 

 「議員からハラスメントを受けたことがあるか」の問いには、職員26人、議員8人が「ある」と回答。「見たことがあるか」には職員78人、議員10人が「ある」と答えた。

 

 具体的には、「『ばか』『頭がおかしい』など誹謗(ひぼう)、中傷された」「大声での威圧、テーブルをたたく」「時間外になっても執拗(しつよう)に職員の対応を求める」などの回答が職員から寄せられた。あいさつしないことを理由に本人とその上司が執拗に反省を求められたケースもあったという。

 

 アンケートには、名指しの記述はなかったが、同じような事実を指摘する回答が多いことなどから、特定の議員に関係する内容が多いとみられる。

 

 田島議長は結果について、「職員、議員がこんなにハラスメントを受けているのはショックだった。重く受け止めている」と述べた。4月から全議員による勉強会で条例制定の準備を進めており、9月議会に特別委員会を設置し、12月議会で制定する方針という。

 

 

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「議員からハラスメント受けたことがある」
職員26人 全職員は225人、議員は14
 「SNSに職員の写真や氏名を掲載して侮辱」「長時間窓口に居座る」
 防止条例制定へ実施のアンケート 宮代町議会が結果公表
 議長「ショック、根絶に向けて取り組む」

 

2024年7月30日() 10:27 埼玉新聞

 

 埼玉県宮代町議会は29日、議会ハラスメント防止条例の制定に向け、町職員と議員を対象に行ったアンケート調査の結果を公表した。回答した職員の約15%が「議員からハラスメントを受けたことがある」と回答した。町議会は12月定例会での条例制定を目指す。

 

 町議会によると、今年2月の改選以降、議員によるハラスメントとみられる行為が見受けられたことから議会内に勉強会を立ち上げた。実態把握のため、5月に全職員225人、全議員14人を対象に無記名方式のアンケート調査を実施。それぞれ172人、13人(無回答の議員は病気療養中)から回答を得た。

 

 調査結果によると、「議員からハラスメントを受けたことがある」と回答した職員は26人、「ハラスメントを見たことがある」と回答した職員は78人に上った。具体的な行為としては「『ばか』などの誹謗(ひぼう)中傷を繰り返す」「同じ質問を繰り返し、長時間窓口に居座る」「交流サイト(SNS)に職員の写真や氏名を掲載して侮辱」などが挙げられた。

 

 町役場で記者会見した田島正徳議長は調査結果について「こんなにハラスメントを受けていることはショックだった。職員に対する上から目線が問題だと思う」と指摘し、「調査結果を真摯(しんし)に受け止め、ハラスメントの根絶に向けて取り組む」と述べた。

 

 町議会は調査結果を踏まえ、9月定例会で特別委員会を設置して条例案を策定し、12月定例会に議員提案する方針。違反者への罰則も盛り込む方向で調整しているという。成立すれば、川越市、東松山市に続き県内3例目となる。

▼懲戒処分…部下に足蹴りや威圧的な言動 40歳の3等陸佐を停職7か月 陸自朝霞駐屯地 訓練中に暴行や事務室で暴言、バインダーで机たたく 「部下の態度に腹が立った」と話す

懲戒処分…部下に足蹴りや威圧的な言動
 40歳の3等陸佐を停職7か月 陸自朝霞駐屯地
 訓練中に暴行や事務室で暴言、バインダーで机たたく
 「部下の態度に腹が立った」と話す

 

2024年7月30日() 7:55 埼玉新聞

 

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は29日、部下の隊員に足蹴りなどの暴行を加えたり、暴言を伴う威圧的な言動を繰り返していたとして、同駐屯地陸上総隊司令部所属の3等陸佐男性(40)を停職7カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同総隊司令部によると、3等陸佐は202082日と同年103日、東北や甲信越管内の演習場で訓練中、部下隊員1人に対して、足蹴りしたり、鉄帽の上から頭を手でたたくなどの暴行を加え、精神疾患を発症させたほか、同年8月ごろから同11月ごろまでの間、関東圏内の事務室などで、部下隊員ら数人に対して、「ばか」などと暴言を吐いた上、バインダーで机をたたくなど威圧的な言動を繰り返した。

 

 3等陸佐は2011月以降、所属していた別の部隊から陸上総隊司令部に異動。暴行を受けた部下隊員から報告を受けた同隊員の父親が20年、所属部隊に通報。同年8月から4カ月にわたり、部下数人に対してパワーハラスメントを繰り返していたことが分かった。

 

 3等陸佐は「部下の態度に腹が立った」と話しているという。

2024年7月29日月曜日

パワハラで西臼杵消防本部の40代消防司令補を停職処分に「人格を否定するような暴言」 部下は退職

パワハラで西臼杵消防本部の40代消防司令補を停職処分に
「人格を否定するような暴言」 部下は退職

 

2024年7月29日() 18:47 テレビ宮崎

 

西臼杵広域行政事務組合消防本部の40代の男性職員が部下にパワーハラスメントを行っていたことを受け、組合議会が特別委員会の設置を検討していることが分かりました。

 

西臼杵消防本部によりますと、613日、高千穂町の飲食店で消防司令補の40代の男性が30代の男性職員に対し、人格を否定するような暴言を吐きました。消防司令補の男性は今月4日付けで1カ月の停職処分を受け、部下の男性は退職したということです。

 

消防本部は27日、高千穂町と日之影町、五ヶ瀬町の町議会議長などあわせて10人で構成される西臼杵広域行政事務組合議会に今回のパワハラ行為について説明しました。

 

組合議会は8月上旬に臨時の議会を開き、ハラスメントの実態調査や防止策について審議する特別委員会の設置を検討しています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月20日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラ40代司令捕処分 被害の30代部下は退職 西臼杵消防 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
事案は
「高千穂町の飲食店で消防司令補の40代の男性が30代の男性職員に対し、
人格を否定するような暴言を吐きました」
とのことなので、報道で知る限りでは大きな問題に至りそうもありません。
しかし、既報のとおり被害者は退職する程なので、
相当に悪質な内容だった可能性もあります。
そして、組合としてハラスメントの実態調査や防止策について審議する
特別委員会の設置を検討に至る程なので、相当に問題視されているのでしょう。

▼同僚女性教員に「かわいい」と不適切発言、管理職から指導受けてから高圧的言動に…戒告の懲戒処分

同僚女性教員に「かわいい」と不適切発言、
管理職から指導受けてから高圧的言動に…戒告の懲戒処分

 

2024年7月29日() 10:12 読売新聞

 

 児童に体罰をしたとして、宮崎県教育委員会は宮崎市立小学校の男性教諭(20歳代)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は26日付。

 

 発表によると、男性教諭は昨年11月、清掃中に雑談をしていた児童を口頭で注意した際、児童が雑談をやめなかったため頭を拳で小突いた。この児童は不登校になっているという。男性教諭は2022年から、この児童を含む複数の児童に同様の体罰を行っていた。

 

 また、都城市立小学校の男性教諭(50歳代)も同日付で戒告とした。昨年1012月、同僚の女性教員2人に対して「かわいい」などと容姿に関して不適切な発言をした上、管理職から指導を受けてから2人に高圧的な言動を行うなどした。

2024年7月28日日曜日

▼【決意】議員が対象のハラスメント防止講習会「耐えてきたことを下の世代に強要しない」市町村議会から330人が参加 福岡

【決意】議員が対象のハラスメント防止講習会
「耐えてきたことを下の世代に強要しない」
市町村議会から330人が参加 福岡

 

2024年7月28日() 6:22 福岡放送

 

自治体のトップや地方議員らのハラスメントが全国各地で問題となっています。県内の地方議員を対象とした「ハラスメント」防止の講習会が福岡市で開かれました。

 

■小竹町・良永陽臣 町議

「どういうことがハラスメントにあたるのか、言葉遣いなのか、人間としての品位なのか、いろいろと教えていただきたいと思って参加しました。」

 

■大野城・平田不二香 市議

「特に女性だからといって意見が言えないというのは全くなく。時々、議場でちょっと乱暴かなという場面も時々あります。」

 

福岡市のホテルで開かれた講習会。県内54の市町村議会の議員330人が学んでいたのは、議会内で起こり得るセクハラやパワハラなどのハラスメントについてです。

 

■先輩議員(内閣府の再現動画より)

「これまでの慣習で、お茶は女性議員にお願いしているから頼むよ。女性がいれたお茶の方がおいしいからね。」

 

内閣府の調査によりますと、全国の地方議員の中で、男性は32.5%、女性は57.6%が有権者や先輩議員などからハラスメントを受けたと回答しています。

 

■上智大学・三浦まり教授

「議会でハラスメントがあるようでは、一般社会のハラスメントを防ぐ措置を議会が発案することができない。正当性が損なわれてしまう。」

 

講師を務めたのはジェンダーと政治の研究をする上智大学の三浦まり教授です。教材として、実際に起きたハラスメント事例の再現動画を使いました。

 

■先輩議員(内閣府の再現動画より)

「お前はバカなのか。頭が悪いのに勉強していないじゃないか。出ていけ。お前は議員に向いてない。」

「新人は黙っとけ。生意気なんだよ。SNSでの発信ばかりして、大した仕事もしてないくせに。」

 

このようなハラスメントを防ぐポイントとして、三浦教授は、周りが黙認しないこと、自分たちが耐えてきたことを下の世代に強要しないことを訴えました。

 

■太宰府市・笠利 毅 市議

「映像にあったような極端なハラスメントではないにしても、それに近いようなことはすごく起きやすい。新しい文化をつくっていかないといけない。」

 

■福津市・石田まなみ市議

「自分もハラスメントを受けたことがありまして、自分さえ我慢すればいいという思いで我慢していた。いろんな人に話が聞きやすい環境をつくっていく。その役目をやっていきたい。」

 

福岡県議会事務局は、県のハラスメント根絶条例に基づき、2023年に議員の相談窓口をつくり、10人の議員や候補者からハラスメントの相談があったいうことです。

 

本来は社会からハラスメントをなくすために機能すべき議会。健全な議論を進めるため、議員一人一人が意識を高めることが必要です。

2024年7月27日土曜日

▼体調不良の女子生徒に「生理なのか」 教員からのセクハラ被害10件 体罰は初のゼロ 千葉市教委23年度調査

体調不良の女子生徒に「生理なのか」
 教員からのセクハラ被害10件 体罰は初のゼロ
 千葉市教委23年度調査

 

2024年7月27日() 19:01 千葉日報

 

千葉市教委は、全市立学校の児童生徒を対象にした昨年度の体罰とセクハラに関する調査結果を発表した。教員からの体罰は2013年度の調査開始以来、初めて0件(前年度は1件)だった。セクハラ被害を訴えた児童生徒は小中学校で10件(前年度比2件減)。市教委は「減少傾向だが本来あってはならないこと。暴力のない学校づくりに向け、少しでも件数を減らしたい」とした。

 

 全市立の小・中・中等教育・高・特別支援学校計166校の児童生徒約7万人が対象で、無記名でも可としてアンケート方式で調査した。回答率は766%。今回から調査用紙の性別欄を廃止した。

 

 セクハラ被害は小学校が5件(同3件増)、中学校が5件(同5件減)。懲戒処分に該当するものはなかった。

 

 回答では、体調不良を申し出た女子生徒に男性教員が「生理なのか」と尋ねた事例や、男性教員が一緒に遊んでいた男子児童に「俺のこと好きなんでしょ」と発言した事例があった。教員に「文房具を触られた」との申告もあった。

 

 体罰は0件だったものの、「体罰以外と判断される行為等」に分類される言葉の暴力は68件(同60件減)。「ばか」や「価値のない人間」といった暴言が報告された。

 

 「立たせて話をする」「肩を軽くたたく」といった「指導の範囲内である行為」は102件。前年の45件から倍増した。

 

 前年に続き教職員約6千人対象の調査も実施。同僚からセクハラやパワハラを受けたという回答は39件で前年から3件減った。処分に当たる事例はなかった。

 

 回答では「厳しい叱責(しっせき)を受けた」「人格を否定するような言動を受けた」などが多かった。今回新たに追加された「妊娠・出産、育児休業等の取得で嫌みを言われた」は1件だった。

▼北央信用組合の理事長、職員へのハラスメント行為で辞任…詳細は非公表、専務理事が新たな理事長に就任

北央信用組合の理事長、職員へのハラスメント行為で辞任
…詳細は非公表、専務理事が新たな理事長に就任

 

2024年7月27日() 12:02 北海道放送

 

 北央信用組合は、理事長が職員に対してハラスメント行為を行い、辞任したと発表しました。

 

 北央信用組合の発表によりますと、渡辺欣也(きんや)理事長は1日、職員に対し、ハラスメント行為を行ったということです。

 その後、理事長本人から辞任届が提出され、25日に開かれた理事会で、辞任を決定しました。

 渡辺理事長はハラスメント行為を認めているということですが、北央信用組合は詳細について、被害者のプライバシー保護の観点から公表しないとしています。

 北央信用組合は渡辺理事長の辞任を受けて、畠山則和(はたやま・のりかず)専務理事が新しい理事長に就任しました。

 北央信用組合は「厳粛に受け止め、内部管理体制の再構築と強化に努めます」とコメントしています。

 

 

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北海道最大手の北央信用組合理事長がハラスメントで辞任

 

2024年7月27日() 7:15 朝日新聞(日浦統)

 

 北海道内信用組合最大手の北央信用組合(本部・札幌市)は26日、渡辺欣也理事長(64)が職員に対するハラスメントで辞任したと発表した。後任には、畠山則和専務理事が就いた。ともに25日付。

 

 1日、ハラスメントに遭った職員が上司に被害を申し出たことから判明。組合内で調査を行った結果、理事長本人が事実を認めて辞任届を提出。25日の理事会で正式に辞任が決まった。ハラスメントの内容については「被害者のプライバシー保護の観点から明らかにできない」としている。退職金について、支払うかどうかは「顧問弁護士と相談中」という。

 

 20216月から理事長を務めていた渡辺氏は「自分の不適切な行為により、被害を受けた職員をはじめ、組合に多大な迷惑をかけることとなり、大変申し訳なくおもっております」とのコメントを出した。

 

 

 

北央信用組合 前理事長が職員にハラスメント行為 25日付で辞任

 

2024年7月26日() 18:20 北海道テレビ

 

北央信用組合は前の理事長が職員にハラスメント行為をし、辞任したことを発表しました。

 

北央信用組合によりますと、前の理事長の渡辺欣也氏が今月1日の勤務中に職員にハラスメント行為をし、25日付で辞任しました。

 

北央信用組合は、被害者のプライバシー保護を理由にハラスメント行為の内容を明らかにしていません。渡辺氏から被害者には謝罪があったということです。

 

渡辺氏は、北海道信用組合協会の会長も25日付で辞任しています。

2024年7月26日金曜日

▼「教員3人に囲まれ…」元学生がアカハラ主張  就活めぐり”全学生の前で謝罪”と反省文でうつ状態に 330万円の賠償求め提訴 神戸

「教員3人に囲まれ…」元学生がアカハラ主張
  就活めぐり”全学生の前で謝罪”と反省文でうつ状態に
 330万円の賠償求め提訴 神戸

 

2024年7月26日() 22:00 朝日放送

 

 神戸市内にある医療専門学校の学生だった男性が、教員から就職活動をめぐって全学生の前で謝罪を強要された上、反省文を提出させられるなどのアカデミックハラスメントを受けたとして、専門学校の運営法人に対し、損害賠償を求める訴えを起こしました。

 

 訴状などによりますと、神戸総合医療専門学校の学生だった男性(26)は去年、就職活動で2つの病院を見学しました。

 

 しかし、学校の教員は、実習期間中は理由なく病院見学に行かないよう、告げていたとして、男性に反省文を提出させたほか、3年生全員(70~80人)の前で謝罪させたということです。

 

 男性はうつ状態となり、睡眠障害を発症しました。男性側は訴えの中で、「見学の禁止」は学校の決まりに明記されておらず、謝罪や反省文の強要は「アカハラ」だとして、運営法人に対し、約330万円の損害賠償を求めています。

 

(原告の男性)「教員3人に囲まれてノーと言えない状況で、言葉が出なかった。新たな被害者を生まないためにも声をあげないと(と思い提訴した)」

 

 学校側は「訴状を受け取っていないので、わからない」としています。

 

 

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教員から同級生全員の前で謝罪強要
 「アカハラ」主張の元医療専門学校生、賠償求め提訴

 

2024年7月26日() 21:33 神戸新聞

 

 神戸総合医療専門学校(神戸市須磨区)に在学中、同級生全員の前で謝罪を強要されるなどしアカデミックハラスメントを受けたとして、元学生で診療放射線技師の男性(26)=堺市=が26日、学校の運営法人に約330万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴した。

 

 訴状によると、男性は昨年9月、病院での臨床実習期間中、就職先の候補だった別の病院へ見学に行ったため、同校3年生約80人と教員2人の前で謝罪させられた。反省文の提出も求められ、2カ月後にうつ病と診断されたとしている。

 

 男性によると、教員に別の病院を見学する旨を報告したところ、やめるよう求められたという。しかし、同校の内規には明文化されていないとし、実習先の病院の担当者も了承したため、見学会に参加。その後、教員らに「病院実習の停止で留年」か「診療放射線科3年生全員の前で謝罪」の選択を迫られたという。

 

 男性は、病院の採用試験は見学時の様子が加味されるとして「就職活動に必要だった」とし、見学の禁止は実習期間などに試験がある病院の採用機会を奪うと訴える。

 

 運営法人は「訴状が届いておらず、コメントを差し控えたい」としている。

 

 

 

1年棒に振れますか?」
 専門学校で"アカハラ"受けた男性が学校側を提訴/兵庫県

 

2024年7月26日() 21:27 サンテレビ

 

兵庫県神戸市内の専門学校に通っていた男性が教員からアカデミックハラスメントを受けたとして、学校を運営する医療法人に対し損害賠償を求め、提訴しました。

 

訴えを起こしたのは、神戸市須磨区にある神戸総合医療専門学校を2024年に卒業した診療放射線技師の男性(26)です。

 

訴状などによりますと、男性は在学中の2023年、病院での実習期間中に就職活動のために別の病院を見学しました。

 

これを知った教員は、実習期間中の病院見学は問題行為であるとして男性に対し、「1年棒に振れますか?」など留年をほのめかす発言をし、同級生全員の前での謝罪などを強要したということです。

 

その後、男性はうつ病と睡眠障害の診断を受けました。

 

男性は、実習期間中に見学してはいけないという規定はないにもかかわらず教員から不当に精神的苦痛を与えられたとして、学校を運営する医療法人に対し、約330万円の損害賠償を求めています。

 

学校側は「訴状が届いていないためコメントを差し控える」としています。

 

 

 

全学生の前で謝罪強要は「アカハラ」主張 元専門学校生が学校側提訴

 

2024年7月26日() 12:09 朝日新聞(宮坂奈津)

 

 専門学校の教員から、同学年全員の前での謝罪要求や謝罪文の執筆などの不当な強要でアカデミックハラスメントを受けたとして、神戸総合医療専門学校(神戸市須磨区)の元学生(26)が26日、同校を運営する医療法人社団慈恵会を相手に約300万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴した。

 

 慈恵会側は取材に「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

 

■「公開処刑だ」の声

 

 訴状によると、診療放射線科に在籍していた元学生の男性は、最終学年だった20239月、就職活動の一環で、就職先の候補である病院へ見学に行った。

 

 しかし教員は、実習期間中に見学へ行ってはならないとし、見学後の男性を呼び出し、「なにか処分をしないとあかんな」「1年棒に振れますか?」などと発言。留年するか、同学年の全生徒の前で謝罪するか選択するよう強要。謝罪文の提出も求めたという。

 

 男性は謝罪文を提出し、学校の大講義室で同学年の3年生7080人を前にマイクを持ち「実習中にもかかわらず病院見学に行き、申し訳ありませんでした」と謝罪したという。

 

 他の学生からは「公開処刑だ」といった意見があがったという。

 

 男性はその後、うつ状態と診断され、自殺未遂も起こしたという。

 

 病院見学について男性側は、事前に教員からは「理由なく行かないように」と言われていたものの、就職活動に関する説明の書面や学校の内規には明文化されていないと主張。実際には他の学生も見学へ行っていて、就職には必要であることなどから、教員が見学の禁止を命じたこと自体が不当なものだ、としている。

「担任失格だ」校長室に呼び出し複数の職員に“パワハラ行為” 高校の男性校長を戒告処分「反省している」

「担任失格だ」校長室に呼び出し複数の職員に“パワハラ行為”
 高校の男性校長を戒告処分「反省している」

 

2024年7月26日() 20:13 新潟総合テレビ

 

新潟県教育委員会は、おととし12月から今年3月までの間、複数の職員に対して大声で叱責するなどパワハラ行為を行ったとして、高校の50代校長を戒告処分にしたと発表しました。

 

23日付けで「戒告」処分を受けたのは、中越地方の高校に勤務する50代の男性校長です。

 

県教育委員会によりますと、男性校長はおととし12月から今年3月までの間、複数の職員に対して校長室に呼んだ上で「担任失格だ」「適当な仕事をするな」「法律を勉強したのか」など大声で叱責するなどのパワハラ行為を行っていたと言うことです。

 

今年3月中旬に、男性校長からパワハラ被害を受けた複数人の教師のうちの1人が被害を届け出たことから事案が発覚。

 

男性校長は聞き取り調査に対して「職員がミスをしたときに声を荒げてしまった。深く反省している」とすぐに事実を認めたということです。

 

このほか、4人の教師が懲戒処分を受けています。県教育委員会は「県民の皆様に多大な迷惑をおかけしたことは十分重く受け止める。今後は再発防止に努めていく」とコメントしています。


《カウンセラー松川のコメント》

懲戒処分の理由が「大声で叱責するなど」と「大声での叱責」が
主たる理由の様に報道されています。
しかし、報じられている叱責内容は
「担任失格だ」「適当な仕事をするな」「法律を勉強したのか」
であり、これだけでパワハラになるのか疑問です。
勿論、些細なミスに対しての叱責だとしたら、
どの発言も大袈裟と言えますが、
校長たる者が、いくら感情的になっていたとしても、
こんな迂闊な発言をするとは考え難いです。
新潟県のホームページで確認しても
教職員の処分を行いました - 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
「令和4年12月から令和6年3月までの間、複数の職員に対して大声で叱責するなど、
パワー・ハラスメントとなる言動を行った。」
としか、記されておりません。
何か釈然としないものを感じる処分です。

パワハラ訴えた女性詰問か 「説明を」と都柔連幹部

パワハラ訴えた女性詰問か 「説明を」と都柔連幹部

 

2024年7月26日() 15:45 共同通信

 

 面前で上司がパワハラを繰り返され、適応障害を発症したと訴えた公益財団法人東京都柔道連盟(都柔連)の女性職員に対し、当事者の専務理事が直接、「具体的に説明してもらわないと分からない」と詰問した疑いがあることが26日、関係者への取材で分かった。女性は全日本柔道連盟(全柔連)に「さらなる恐怖を覚えた」として救済を求める嘆願書を提出した。

 

 二次被害を防ぐため、当事者は被害者には接触せず、第三者が事実関係を調べるのが通例。全柔連の内部規定でも加盟団体を含め、通報者に不利益がないよう適切な措置を講じるとしている。経緯を調査中の全柔連は取材に「個別案件には答えられない」としている。

 

 関係者によると、女性は3月、自分の面前で当時事務局長だった男性が専務理事からパワハラを繰り返されたことで、適応障害を発症したとする訴えを全柔連に通報。全柔連は都柔連と情報を共有していたという。

 

 女性は、専務理事ら都柔連の執行部との接触を避けるよう医師から助言され、その旨を両連盟に伝達した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「面前パワハラで被害」柔連女性 適応障害、全柔連に訴え (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
パワハラ加害者がパワハラ被害者に直接事情を聴取するとは、
適切なハラスメント対応云々以前の問題です。
加害者が被害者に直接説明を求めるとは、脅迫しているとも解釈出来ます。
この様な蛮行に違和感を覚えない加害者も異常ですが、
それを許してしまう環境も正常とは言えません。
格闘技は「強さが正義」の面も有るので、この様な愚行に手を染める者も
現れてしまうのでしょう。

被害者の方へ
心身不調や辛さについて、遠慮する事はありません。
全てを伝えて、組織の膿を出し切ってしまいましょう。
そして、職場環境を健全にしましょう。

▼教員に謝罪強要されうつ病に 医療専門学校を卒業生がアカハラ提訴

教員に謝罪強要されうつ病に 医療専門学校を卒業生がアカハラ提訴

 

2024年7月26日() 14:27 毎日新聞(大野航太郎)

 

 神戸総合医療専門学校(神戸市)で、教員から同級生約80人の前で謝罪を強要されるなどのアカデミックハラスメントを受けたとして、卒業生の男性(26)が26日、運営する医療法人社団「慈恵会」(同市)を相手取り、約330万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こした。

 

 訴状によると、男性は在校中の2023年、就職活動のため神戸市や千葉県の病院を見学したが、教員らから「実習期間中の見学は認められていない」と指摘された。さらに「なにか処罰をしないとあかんな」「1年棒に振れますか?」と留年を示唆され、同級生全員の面前での謝罪や反省文の提出を強要された。

 

 男性は教員に従い謝罪したが、ストレスでうつ病や睡眠障害を発症。同10月から約5カ月間、投薬や通院治療を余儀なくされたという。原告側は「病院見学は就職活動で必要な行為で、実習中禁止されている明確な規定はなかった」と主張し、「学校側が就職活動の自由を侵害した」と訴えている。

 

 学校側は取材に「実習に集中してもらうため、期間中は病院見学を控え、やむを得ない場合は教員に相談するように指導していた」と説明。ハラスメントの有無については「訴状が届いていないので、コメントは差し控える」とした。

木更津看護学院26年閉校へ パワハラ問題、経営難拍車か 復学希望者「また裏切られた」

木更津看護学院26年閉校へ パワハラ問題、経営難拍車か
 復学希望者「また裏切られた」

 

2024年7月26日() 6:04 千葉日報

 

 教員によるパワーハラスメント問題で自主退学者が相次いだ「木更津看護学院」(木更津市)が、経営難を理由に20263月に閉校する方針を固めたことが分かった。同校は君津木更津医師会が設置する2年制の准看護師養成学校。医師会の会員によると、パワハラ問題の影響もあり、直近2年の入学者は定員40人に対し半数程度にとどまった。今後も多くの学生を集めるのは難しいと判断し、千葉県などの補助金の増額も認められなかったことから、17日の医師会臨時総会で来年度の学生募集停止と閉校の議案が可決されたという。

 

 千葉日報社が入手した複数の資料によると、医師会は25年度の学生募集を中止にすれば、閉校までに新たに発生する費用のうち赤字分を最大約1100万円に抑えられるとしている。「医師会の補塡(ほてん)分を可能な限り少なくする」との記載もあった。

 

 また、医師会は07年に県から12755万円の補助金の交付決定を受け、同校が入る施設を建設。今年6月に県に相談した際、閉校の場合は7600万円を返還しなければならないことも分かったという。

 

 6月県議会の健康福祉常任委員会で、県担当者は学生募集停止について前年12月までに知事に申し出る必要があるとし、同校存続の検討や復学予定者への寄り添った支援を求めることなどを伝えると答弁していた。

 

 県と国に加え木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市からの補助金も合わせると返還総額は約11千万円に上り、医師会は減額を要望する意向との情報もある。

 

 同校は18日昼、ホームページで学生募集停止の決定を公表。閉校については明示しなかった。

 

 来年度の復学を予定していた元学生の一人は「まだ学校から連絡がない」とした上で「パワハラとは別件で、また裏切られた気分。人の人生を何だとだと思っているのか。みんな理由があって木更津を選んでいるのに。本当に残念」と怒りをあらわにした。

 

 同校は1940年に設立(前身校含む)。2021年度に1年生の4割が退学し、22年末に当時の校長が教員2人によるパワハラを認め謝罪し、引責辞任した。医師会は再発防止に努め、退学者の復学を受け入れる意向を示していた。



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木更津看護学院、263月で閉校へ 22年の教員パワハラも影響か

 

2024年8月2日() 21:31 毎日新聞(浅見茂晴)

 

 千葉県木更津市にある2年制の准看護師養成学校「木更津看護学院」が20263月で閉校することが、同校への取材で判明した。近年、定員割れが続いており、22年に教員によるパワーハラスメント問題が明らかになったことなども影響したとみられる。

 

 同校によると、1学年の定員40人に対し、入学者は20年度34▽21年度35▽22年度28▽23年度18人と定員を下回り続けており、今年度は15人にとどまった。

 

 こうした状況を受け、運営する君津木更津医師会(木更津、君津、袖ケ浦、富津の4市の医師らで構成)は同校の存廃について検討を進め、717日の臨時総会で閉校を決めた。

 

 臨時総会では、4年制の看護大学が増え、准看護師志望の学生が激減したことが、定員割れが続いている大きな要因と説明され、今後も志望者増は見込めないと判断したという。

 

 パワハラ問題の影響については「多少の影響はあったと思う」とした。代替の看護師養成施設については、補助金の増額などが見通せず、「一地方の医師会の力では、新たな施設の設立・維持は困難」としている。

 

 同校は1940年に木更津助産婦看護婦学校として開設され、これまでに計3897人の卒業生を輩出してきた。


《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ6月26日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【独自】木更津看護学院、募集停止か 21年度、1年生の4割が自主退学 26年3月閉校の可能性 復学予定者「学ぶ場失う」 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
存続か廃止かの選択で、再来年3月にて閉校となる様です。
やはり、問題の発生した学校への入学希望者は減るのでしょうね。
現在在籍している方だけでも卒業が出来る様に措置して頂きたいものです。

2024年7月25日木曜日

▼「あほちゃう、頭悪いんと違う?」新卒職員に暴言、空き缶に『ペナルティ1000円』ずつ徴収 60歳の学校事務職員を懲戒処分

「あほちゃう、頭悪いんと違う?」新卒職員に暴言、
空き缶に『ペナルティ1000円』ずつ徴収
 60歳の学校事務職員を懲戒処分

 

2024年7月25日() 20:15 毎日放送

 

大阪の小学校で、新卒の事務職員に「給料泥棒」「あほちゃう、頭悪いんと違う」などの暴言を繰り返したなどとして、60歳の男性事務職員が停職3か月の懲戒処分を受けました。

 

大阪府によりますと、男性事務職員は、去年6月から今年2月にかけて、当時勤務していた小学校で、新卒で事務職員の20代男性に対して暴言を繰り返したということです。

 

ほかにも今年1月中旬には、仕事が期限内に終わらなかったペナルティーとして、空き缶に毎回1000円ずつ入れさせて、仕事内容と日付を書かせていました。

 

ペナルティー名目のお金は、合計1万7000円になっていたということです。

 

新卒の男性職員は、その後適応障害を発症したということです。処分を受けた60歳の男性職員は、府教委に対し、「コミュニケーションの一環と思っていた」と述べたということです。

 

 

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生徒にわいせつ、休暇の不正取得、パワハラ
……大阪府教委が懲戒処分

 

2024年7月25日() 19:36 朝日新聞(丘文奈)

 

 大阪府教育委員会は25日、担任するクラスの18歳の女子生徒にわいせつな行為をした府立高等支援学校の男性講師(25)を懲戒免職処分にするなど、3件の処分事案を発表した。処分はいずれも同日付。

 

 府教委によると、男性講師は女子生徒とSNSを通じて親しくなり、5月下旬から6月上旬にかけて生徒を誘って府内の公園やホテルで性交した。生徒には知的障害があるという。生徒から話を聞いた保護者が警察に被害届を提出し、府教委に連絡した。男性講師は府教委の聞き取りに対し「生徒としてではなく、女性として付き合いたいと感じた」などと述べて認めているという。

 

 このほか、看護休暇や生理休暇の虚偽申請を繰り返すなどした府立支援学校の男性教諭(47)と女性実習助手(43)を、それぞれ停職6カ月と同3カ月の処分にした。2人は不倫関係で、20215月から2312月にかけて、平日午後に虚偽の申請をして休暇を取り一緒に退勤していた。不正な休暇取得は、教諭が16回、実習助手が30回にのぼった。教諭は聞き取りに「年休を残しながら、一緒に過ごす時間を多く確保したかった」などと説明したという。

 

 また、大阪狭山市立中学校の男性事務職員(60)を、同僚へのパワハラで停職3カ月の処分にした。男性事務職員は236月から242月まで、当時勤務した市立小学校で、20代の同僚の男性事務職員に対して侮辱する発言を繰り返すなどした。

 

 仕事の期限を設定し、できなかった際にペナルティーとして、空き缶に紙を貼って、できなかった仕事内容と日付を書かせ、その都度1千円を投入させるなどしたという。約1カ月で計17千円になった。同僚の事務職員は、適応障害を発症したとして約3カ月休んだという。

▼同僚隊員らから39万円をだまし取り懲戒免職 海自3曹「反省している」

同僚隊員らから39万円をだまし取り懲戒免職
 海自3曹「反省している」

 

2024年7月25日() 19:30 神奈川新聞

 

 元同僚隊員らから金をだまし取ったなどとして海上自衛隊は25日、補給艦「ときわ」の20代の男性3等海曹を懲戒免職処分とした。また、部下にパワーハラスメント行為をした同隊艦船補給処(横須賀市田浦港町)の50代の男性佐官を戒告とした。

 

 横須賀地方総監部によると、3曹は2023年1月14日~同年2月3日、以前所属していた部隊の元同僚隊員ら2人から計39万円をだまし取った。

 

 さらに3曹は今年1月23日から20日以上、正当な理由なく欠勤。親族の不幸を理由に休暇を取得したが、帰隊予定日となっても帰隊せず連絡が取れなくなった。上司が親族に問い合わせ、虚偽の申告が発覚した。

▼「何回指導をしても出来るようにならなかった」 航空自衛隊松島基地で20代自衛隊員が後輩に平手打ちの暴力や 退職を要求する暴言で停職3カ月 宮城

「何回指導をしても出来るようにならなかった」
航空自衛隊松島基地で20代自衛隊員が後輩に平手打ちの暴力や
退職を要求する暴言で停職3カ月 宮城

 

2024年7月25日() 11:46 

 

宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に勤務する20代の男性自衛官が、職場の後輩に暴力を振るったり退職を要求する暴言を浴びせたとして、停職3カ月の懲戒処分を受けました。

 

25日付けで停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、松島基地の第4航空団基地業務群施設隊に所属する20代の男性空士長です。

 

基地によりますと、この空士長は20216月と10月、同じ職場の後輩を指導中、顔を平手打ちしたり身体を蹴るなどの暴行を加え、全治3週間のけがを負わせたうえ退職を要求する暴言も浴びせていました。暴行を受けた後輩が同僚に相談をし、被害が発覚しました。基地の調査に対し、男性空士長は「何回指導をしても1人で出来るようにならなかった。勤務態度も悪い方向に変わり、感情的になってしまった」と話しています。

 

松島基地を巡っては、722日、別の自衛官が基地内で同僚から10万円を盗んだとして懲戒免職処分を受けたばかりです。渡部琢也基地司令は、「誠に遺憾。今後はより一層隊員教育を図り、再発防止に努める」とのコメントしています。

2024年7月24日水曜日

▼「中央大学フェンシング部」部員が自殺 パワーハラスメントが原因だとして遺族が当時の上級生3人と大学を提訴 5000万円の損害賠償を求める

「中央大学フェンシング部」部員が自殺
 パワーハラスメントが原因だとして遺族が当時の上級生3人と大学を提訴
 5000万円の損害賠償を求める


2024年7月24日() 18:06 青森テレビ

 

東京の中央大学で、2年前にフェンシング部の男子部員が自殺をしたのは上級生のパワーハラスメントが原因だとして、青森県むつ市の遺族が当時の上級生3人と大学に、あわせて5000万円の損害賠償を求めて提訴したことがわかりました。

 

青森地裁へ提訴したのは、当時、中央大学フェンシング部に所属していた男子部員のむつ市に住む遺族です。

 

訴状によりますと、男子部員は1年生だった20226月に、上級生から飲酒をしたことや寮の掃除をしなかったことなどを叱られ、ノート1冊分ある部のルールを書き写すように指示されたということです。

 

男子部員は、5日後にノートを提出しましたが、上級生からノートが1ページ破れていることを指摘されたことでパニックになって外出し、東京都内で電車にはねられて死亡したとされています。

 

遺族らは上級生の行為が精神的、肉体的に過度な苦痛を与えるパワハラにあたり違法だとしたほか、大学はパワハラを防ぐための教育や指導がなく、安全配慮義務違反にあたるとして、あわせて5000万円の損害賠償を求めました。

 

中央大学は青森テレビの取材に対し、「係争中の案件であり、他の当事者のプライバシーに関わる事柄であることからご対応はいたしかねます」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

部内パワハラ自殺、遺族が提訴 中央大フェンシング部、青森地裁

 

2024年7月23日() 19:16 共同通信

 

 2022年に中央大フェンシング部の男子部員=当時(18)=が自殺したのは上級生のパワハラが原因だとして、青森県むつ市の遺族が、大学と当時の上級生3人に計5千万円の損害賠償を求めて青森地裁に提訴したことが23日、分かった。提訴は619日付。

 

 訴状によると、男子部員は22年入学。同年6月、飲酒したことや、寮の掃除をしなかったことを叱られ、部のルールをノート1冊分(60ページ)に書き写すよう指示された。だが数日作業して報告した際、ノートが1枚破られていることを指摘されてパニックになり、都内で電車にはねられて死亡した。

 

 中央大は「係争中の案件でプライバシーに関わるため対応できない」と答えた。

2024年7月23日火曜日

同僚に性的メッセージをSNSで複数回送信、50歳代の1等空尉を懲戒戒告…航空自衛隊防府北基地

同僚に性的メッセージをSNSで複数回送信、50歳代の1等空尉を懲戒戒告
航空自衛隊防府北基地

 

2024年7月23日() 11:11 読売新聞

 

 航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)は22日、第12飛行教育団の1等空尉(50歳代)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 

 発表では、202181819日、同僚に性的な内容のメッセージをSNSで複数回送った。1等空尉は「本事案を生起させたことを真摯(しんし)に受け止め、反省している」と話しているという。


《カウンセラー松川のコメント》

約3年前の事案について、漸くの処分です。
しかも事案内容は「同僚に性的な内容のメッセージをSNSで複数回送った」。
これならば、メール発信と受信の事実が証拠として確保出来れば、
その処分内容についても検討に年単位の時間を要す必要も無いと感じます。
この程度の事案対応に数年間も必要な自衛隊とは、
そんなにも事案が多発して多忙なのでしょうか?
甚だ疑問です。

▼懲戒処分…部下に威圧的な言動繰り返す 50代の1等陸佐を停職3日 朝霞駐屯地「個人にさらなる不利益を被る恐れがあるため」と性別は公表せず 精神的苦痛を与えた理由は「何度指導しても思い通りにならず」と話す

懲戒処分…部下に威圧的な言動繰り返す
 50代の1等陸佐を停職3
 朝霞駐屯地「個人にさらなる不利益を被る恐れがあるため」
と性別は公表せず
 精神的苦痛を与えた理由は「何度指導しても思い通りにならず」と話す

 

2024年7月23日() 9:54 埼玉新聞

 

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は22日、部下隊員らに威圧的な言動を繰り返していたとして、同駐屯地東部方面総監部所属、50代の1等陸佐を停職3日の懲戒処分にした、と発表した。

 

 同駐屯地広報班によると、1等陸佐は20216月ごろから224月下旬ごろまで、駐屯地の執務室などで、部下隊員数人を指導する際、暴言を伴う威圧的な言動を繰り返し、精神的苦痛を与えた。22510日、被害を受けた隊員が通報。同部などで調べていた。

 

 1等陸佐は「部下が何度指導しても、思い通りにならなかったのでやった」と話しているという。

 

 1等陸佐の性別について、同広報班は「陸上自衛隊公表規則により、個人にさらなる不利益を被る恐れがあるため、公表できない」としている。

▼教員の不適切な言動増加、87件 浜松市教委2023年度調査

教員の不適切な言動増加、87件 浜松市教委2023年度調査

 

2024年7月23日() 9:02 静岡新聞

 

 浜松市教委は22日、市立小中学校、高校の教職員の体罰、不適切な言動およびセクシュアルハラスメントに関する2023年度の調査結果を市議会市民文教委員会で報告した。不適切な言動は87件と前年度比39件増加した。

 

 市教委教職員課は不適切な言動を人格・人権や発達段階への配慮を欠いた言動や高圧的な指導などと定める。高校は0件(前年度比2件減)で小学校46件(同20件増)、中学校41件(同21件増)だった。発生場面は小中学校ともに授業中が最多で、場所は教室が最も多かった。具体的には黒板をたたく、他の生徒が見ている前で指導対象の生徒に対して精神的に追い込むような言動をするといった事例があった。

 

 不適切な言動が増えた理由について、市教委の担当者は新型コロナによる子どもと教員との関わりの制限が23年度に緩和されたことや、子どもらの多様な価値観に対する教員の理解不足などを挙げた。対策として市教委の学校訪問による教員指導、スクールロイヤーの講義などの研修といった取り組みを説明した。

 

 体罰は前年度比13件減の45件、セクシュアルハラスメントは同比4件増の8件だった。

2024年7月22日月曜日

部下に“暴言”など繰り返す 消防本部の50代消防司令、パワハラで減給処分 秋田・湯沢市

部下に“暴言”など繰り返す
 消防本部の50代消防司令、パワハラで減給処分 秋田・湯沢市

 

2024年7月22日() 20:25 秋田テレビ

 

秋田県湯沢市にある湯沢雄勝広域市町村圏組合消防本部の50代男性職員が、部下に対し暴言を吐いたなどとして、22日付で減給処分を受けた。

 

減給10分の11カ月の懲戒処分を受けたのは、湯沢雄勝広域市町村圏組合消防本部の消防分署に勤務する消防司令(51)。

 

消防司令は202445月まで、多くの消防隊員の前で30代の隊員に「使えない」「あてにならない」といった暴言を吐いたほか、棒で帽子のつばをたたくなどの行為を繰り返した。

 

5月に被害を受けた隊員が上司に報告したことで発覚し、内部調査の結果、パワーハラスメント行為を認定した。

 

被害を受けた隊員は心療内科を受診し、6月に1カ月間休職している。

 

なお、管理監督責任が不十分だったとして、消防長、分署長を含む4人を厳重注意とした。

 

消防本部の佐藤正晴消防長は、「ハラスメントは個人の尊厳と人格を侵害する許されない行為。再発防止に向けた取り組みを強化していく」とコメントしている。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

部下に対し「お前は使えない」
 51歳の男性消防司令がパワハラ行為をしたとして減給処分 秋田

 

2024年7月22日() 19:05 秋田朝日放送

 

51歳の消防士が部下にパワハラ行為をしたとして懲戒処分を受けました。

 

秋田県の湯沢雄勝消防本部によりますと、51歳の男性消防司令は4月から約2カ月間にわたり同じ消防署に勤務する30代の男性消防士長に対し、後輩の前で「お前は使えない」などと言ったり帽子のつばを鉛筆でつついたりしました。30代の消防士長が所属の違う職員に相談し、聞き取り調査が行われて発覚しました。

 

調査に対し51歳の消防司令は「楽しい雰囲気を作っていると思っていた。謝罪したい」と話したということです。

 

この消防司令は減給10分の1、1カ月の懲戒処分、消防長など4人が監督責任を怠ったとして厳重注意を受けました。

 

 

 

部下に「使えない」「あてにならない」など繰り返す
 湯沢雄勝広域消防本部の男性職員を減給の懲戒処分
 

 

2024年7月22日() 17:57 秋田放送

 

部下の職員を辱めるような発言などハラスメント行為を繰り返したとして、湯沢雄勝広域消防本部の51歳の男性職員が減給の懲戒処分となりました。男性職員は「使えない」「あてにならない」などと部下を辱める発言を繰り返していたということです。

 

22日付で減給10分の11か月の懲戒処分となったのは湯沢雄勝広域消防本部所属の51歳の男性職員です。

 

湯沢雄勝広域消防本部によりますと、この男性職員は今年4月から5月末ごろにかけて「使えない」「あてにならない」などと部下を辱める発言をほかの職員もいる場で繰り返していました。

 

また同じ部下に対してズボンを下げようとしたり、帽子のつばを叩いたりといった嫌がらせもしていました。

 

被害者からの相談でハラスメント行為が発覚したもので、男性職員は聞き取りに対し「部下が嫌がっている認識はなかった」「職場を盛り上げようとしてやっていた」などと話しているということです。

 

また、監督上の責任があるとして消防長を含む上司4人が厳重注意となっています。

 

湯沢雄勝広域消防本部は職員のハラスメントに関する研修などを行い、再発防止に取り組むとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

能力不足やミスの多い部下に対して「使えない」「あてにならない」との発言、
平成の頃までは各地の職場で目にしていた光景ではないでしょうか?
上司は部下を指導する役目もありますが、手取り足取り教えるのではなく、
必要な事を伝え、質問に対して回答し、ミスがあれば指導するものでしょう。
しかし、物覚えが悪かったり、手際が悪いまま進歩が見られないと、
罵声を浴びさせてしまうのも人情と言えます。
勿論、人格を否定するのは問題行動かも知れませんが、
上司も聖人君子ではないので、時には感情的になるのも止む無しと思います。
報道を見る限りでも、その様な解釈も可能でしょう。
ところが、秋田放送が報じる中に
「同じ部下に対してズボンを下げようとしたり」がありました。
これは職場でやるべきではありません。
いや、子供同士でも禁ずるべき内容です。
この事から、加害者は腹立たしさから被害者を強く叱責するに止まらず、
虐めに発展させていたと思料されます。
そうなると、もうハラスメントではありません。
ズボンを下げる行為を「嫌がっている認識はなかった」
「楽しい雰囲気を作っていると思っていた」と回答してしまう時点で
加害者の問題性も分かります。
処分は減給10分の1を1カ月と財産刑ですが、
文書による処分よりは重い点をどの様に解釈するかでしょう。

被害者の方へ
51歳にもなる消防司令が虐めの加害者になるとの予想外の出来事に
困惑されると共に、被害に対して心身の負担も大きかったと思います。
職場では懲戒処分が下され、これで終了となりますが、
意趣返しをされる可能性もありますので、
何かあれば再度相談される事をお勧めします。