2024年7月30日火曜日

▼懲戒処分…部下に足蹴りや威圧的な言動 40歳の3等陸佐を停職7か月 陸自朝霞駐屯地 訓練中に暴行や事務室で暴言、バインダーで机たたく 「部下の態度に腹が立った」と話す

懲戒処分…部下に足蹴りや威圧的な言動
 40歳の3等陸佐を停職7か月 陸自朝霞駐屯地
 訓練中に暴行や事務室で暴言、バインダーで机たたく
 「部下の態度に腹が立った」と話す

 

2024年7月30日() 7:55 埼玉新聞

 

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は29日、部下の隊員に足蹴りなどの暴行を加えたり、暴言を伴う威圧的な言動を繰り返していたとして、同駐屯地陸上総隊司令部所属の3等陸佐男性(40)を停職7カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同総隊司令部によると、3等陸佐は202082日と同年103日、東北や甲信越管内の演習場で訓練中、部下隊員1人に対して、足蹴りしたり、鉄帽の上から頭を手でたたくなどの暴行を加え、精神疾患を発症させたほか、同年8月ごろから同11月ごろまでの間、関東圏内の事務室などで、部下隊員ら数人に対して、「ばか」などと暴言を吐いた上、バインダーで机をたたくなど威圧的な言動を繰り返した。

 

 3等陸佐は2011月以降、所属していた別の部隊から陸上総隊司令部に異動。暴行を受けた部下隊員から報告を受けた同隊員の父親が20年、所属部隊に通報。同年8月から4カ月にわたり、部下数人に対してパワーハラスメントを繰り返していたことが分かった。

 

 3等陸佐は「部下の態度に腹が立った」と話しているという。

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