2024年7月22日月曜日

部下に“暴言”など繰り返す 消防本部の50代消防司令、パワハラで減給処分 秋田・湯沢市

部下に“暴言”など繰り返す
 消防本部の50代消防司令、パワハラで減給処分 秋田・湯沢市

 

2024年7月22日() 20:25 秋田テレビ

 

秋田県湯沢市にある湯沢雄勝広域市町村圏組合消防本部の50代男性職員が、部下に対し暴言を吐いたなどとして、22日付で減給処分を受けた。

 

減給10分の11カ月の懲戒処分を受けたのは、湯沢雄勝広域市町村圏組合消防本部の消防分署に勤務する消防司令(51)。

 

消防司令は202445月まで、多くの消防隊員の前で30代の隊員に「使えない」「あてにならない」といった暴言を吐いたほか、棒で帽子のつばをたたくなどの行為を繰り返した。

 

5月に被害を受けた隊員が上司に報告したことで発覚し、内部調査の結果、パワーハラスメント行為を認定した。

 

被害を受けた隊員は心療内科を受診し、6月に1カ月間休職している。

 

なお、管理監督責任が不十分だったとして、消防長、分署長を含む4人を厳重注意とした。

 

消防本部の佐藤正晴消防長は、「ハラスメントは個人の尊厳と人格を侵害する許されない行為。再発防止に向けた取り組みを強化していく」とコメントしている。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

部下に対し「お前は使えない」
 51歳の男性消防司令がパワハラ行為をしたとして減給処分 秋田

 

2024年7月22日() 19:05 秋田朝日放送

 

51歳の消防士が部下にパワハラ行為をしたとして懲戒処分を受けました。

 

秋田県の湯沢雄勝消防本部によりますと、51歳の男性消防司令は4月から約2カ月間にわたり同じ消防署に勤務する30代の男性消防士長に対し、後輩の前で「お前は使えない」などと言ったり帽子のつばを鉛筆でつついたりしました。30代の消防士長が所属の違う職員に相談し、聞き取り調査が行われて発覚しました。

 

調査に対し51歳の消防司令は「楽しい雰囲気を作っていると思っていた。謝罪したい」と話したということです。

 

この消防司令は減給10分の1、1カ月の懲戒処分、消防長など4人が監督責任を怠ったとして厳重注意を受けました。

 

 

 

部下に「使えない」「あてにならない」など繰り返す
 湯沢雄勝広域消防本部の男性職員を減給の懲戒処分
 

 

2024年7月22日() 17:57 秋田放送

 

部下の職員を辱めるような発言などハラスメント行為を繰り返したとして、湯沢雄勝広域消防本部の51歳の男性職員が減給の懲戒処分となりました。男性職員は「使えない」「あてにならない」などと部下を辱める発言を繰り返していたということです。

 

22日付で減給10分の11か月の懲戒処分となったのは湯沢雄勝広域消防本部所属の51歳の男性職員です。

 

湯沢雄勝広域消防本部によりますと、この男性職員は今年4月から5月末ごろにかけて「使えない」「あてにならない」などと部下を辱める発言をほかの職員もいる場で繰り返していました。

 

また同じ部下に対してズボンを下げようとしたり、帽子のつばを叩いたりといった嫌がらせもしていました。

 

被害者からの相談でハラスメント行為が発覚したもので、男性職員は聞き取りに対し「部下が嫌がっている認識はなかった」「職場を盛り上げようとしてやっていた」などと話しているということです。

 

また、監督上の責任があるとして消防長を含む上司4人が厳重注意となっています。

 

湯沢雄勝広域消防本部は職員のハラスメントに関する研修などを行い、再発防止に取り組むとしています。


《カウンセラー松川のコメント》

能力不足やミスの多い部下に対して「使えない」「あてにならない」との発言、
平成の頃までは各地の職場で目にしていた光景ではないでしょうか?
上司は部下を指導する役目もありますが、手取り足取り教えるのではなく、
必要な事を伝え、質問に対して回答し、ミスがあれば指導するものでしょう。
しかし、物覚えが悪かったり、手際が悪いまま進歩が見られないと、
罵声を浴びさせてしまうのも人情と言えます。
勿論、人格を否定するのは問題行動かも知れませんが、
上司も聖人君子ではないので、時には感情的になるのも止む無しと思います。
報道を見る限りでも、その様な解釈も可能でしょう。
ところが、秋田放送が報じる中に
「同じ部下に対してズボンを下げようとしたり」がありました。
これは職場でやるべきではありません。
いや、子供同士でも禁ずるべき内容です。
この事から、加害者は腹立たしさから被害者を強く叱責するに止まらず、
虐めに発展させていたと思料されます。
そうなると、もうハラスメントではありません。
ズボンを下げる行為を「嫌がっている認識はなかった」
「楽しい雰囲気を作っていると思っていた」と回答してしまう時点で
加害者の問題性も分かります。
処分は減給10分の1を1カ月と財産刑ですが、
文書による処分よりは重い点をどの様に解釈するかでしょう。

被害者の方へ
51歳にもなる消防司令が虐めの加害者になるとの予想外の出来事に
困惑されると共に、被害に対して心身の負担も大きかったと思います。
職場では懲戒処分が下され、これで終了となりますが、
意趣返しをされる可能性もありますので、
何かあれば再度相談される事をお勧めします。

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