2024年7月16日火曜日

▼「本人を思い指導のつもり」首に絞め技、退職強要など 空自防府北基地の隊員をセクハラ・パワハラなどで懲戒処分

「本人を思い指導のつもり」首に絞め技、退職強要など
 空自防府北基地の隊員をセクハラ・パワハラなどで懲戒処分

 

2024年7月16日() 16:22 テレビ山口

 

航空自衛隊防府北基地の2等空曹が、複数の部下に対してセクハラやパワハラのほか、暴行を加えたとして、5か月の停職処分を受けました。

 

処分を受けたのは、第12飛行教育団整備補給群本部の2等空曹です。

 

防府北基地によりますと2等空曹は、20217月頃からおととし8月頃までの間、複数の部下や同僚に対し、胸ぐらをつかんだり、首に絞め技をかけるなどの暴行や、退職を強要するような暴言を日常的に繰り返しました。また顔や体にさわるなどの行為や性的な言動を繰り返していたということです。

 

被害に遭った隊員が、上司に相談して発覚しました。精神的・身体的に傷害を負った被害者はいないとしています。自衛隊では処分基準に照らして、16日付けで2等空曹を停職5か月の処分としました。

 

調べに対し2等空曹は「本人のためを思ってやった、指導のつもりだった」などと話しているということです。

 

2等空曹は当時、航空機の整備に関わる任務に携わっていましたが、現在は別の任務に就いているということです。防府北基地の吉田昭則司令は「ハラスメントは信頼関係を壊すもので、このようなことが起きたことは残念。教育・指導を徹底して再発防止に努める」とコメントしています。

 

防府北基地は、プライバシーや被害者保護を理由に、処分された隊員の性別や年齢、具体的な言動などについて明らかにしていません。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

パワハラとセクハラで2等空曹を停職5カ月
 航空自衛隊防府北基地

 

2024年7月16日() 13:15 中國新聞

 

 航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)は16日、後輩隊員にパワハラやセクハラをしたとして、第12飛行教育団整備補給群本部の2等空曹を停職(5カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同教育団渉外室によると、2等空曹は20217月ごろから228月ごろまでの間、同じ職場で勤務する複数の後輩隊員に対し、コミュニケーションや指導を口実に、暴言や、胸ぐらをつかむなどの暴行を日常的にしていた。また同時期に後輩隊員2人に、ボディータッチや身体的特徴を揶揄(やゆ)するような発言を繰り返していた。

 

 隊員から上司に相談があり、調査の結果、複数隊員が被害に遭っていたことが判明した。2等空曹は事実関係を認めているという。



「コミュニケーションや指導のため」
退職を求めるような暴言、胸ぐらつかむ暴行…2等空曹を停職処分

 

2024年7月17日() 12:34 読売新聞

 

 航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)は16日、職場で隊員にパワハラやセクハラをしたとして、第12飛行教育団整備補給群本部所属の2等空曹を停職5か月の懲戒処分にしたと発表した。

 

 発表では、20217月頃~228月頃、複数の隊員に繰り返し退職を求めるような暴言を吐いたり、胸ぐらをつかむ暴行を加えたりした。また、隊員2人に複数回、身体的特徴をからかうなどの性的言動をした。2等空曹は「コミュニケーションや指導のためにした」と話しているという。

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