部下に暴言、パワハラで3等海佐を停職処分 海上自衛隊呉地方総監部
2024年7月18日(木) 15:15 中國新聞
海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)は18日、部下に暴言を吐くパワーハラスメントをしたとして、第1音響測定隊の40代の3等海佐男性を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
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「日本語が通じないのか」「寝ずに仕事しろ」海自幹部隊員に懲戒処分 広島
2024年7月19日(金) 16:09 広島ホームテレビ
海上自衛隊呉地方総監部は、第1音響測定隊に所属する40代の3等海佐を、部下に対し暴言を伴う指導を繰り返したとして、18日付で停職3カ月の懲戒処分にしました。
部下からの通報によりますと、3等海佐は2019年12月から2022年8月までの間「やめてしまえ」「日本語が通じないのか」「寝ずに仕事しろ」などの暴言を伴う指導を繰り返し、部下に約1カ月の治療を要する精神疾患を発症させたということです。
3等海佐は、部下が虚偽の報告を行ったり、指示した業務を怠ったりするなど業務態度の改善が見られなかっため、暴言を含む指導を繰り返すに至ってしまったとして、今回の処分について「本事案を振り返り、これからは組織の方針に従い、穏やかな心を持って勤務していきます」と話しています。
第1音響測定司令の手塚真理子1等海佐は「厳正な規律を保持させるよう教育・指導を継続していくとともに同種事案の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
広島ホームテレビの報道によると、加害者からの弁として
「部下が虚偽の報告を行ったり、指示した業務を怠ったりするなど
業務態度の改善が見られなかった」
とのこと。
これがパワハラの免罪符とはなりませんが、
虚偽の報告や業務懈怠が許されるとも思いません。
加害者の言うとおり、虚偽報告や業務懈怠があったのであるならば、
被害者も自分自身の行為について反省するべきです。
今般の事案について「加害者を罰して一件落着」では、
真の問題解決には至らないです。
被害者の方へ
虚偽報告や業務懈怠の有無はいかがでしょうか?
それらの事が無かったのだとしたら、
加害者は相当に悪質ですから、意趣返しにも気を付けてください。
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