2024年7月12日金曜日

▼専門学校生 アカハラで自殺か 学校側訴え棄却を求める〈仙台市〉

専門学校生 アカハラで自殺か 学校側訴え棄却を求める〈仙台市〉

 

2024年7月12日() 12:03 仙台放送

 

仙台市出身の専門学校生が、アカデミックハラスメントを受けて自殺したとして、遺族が賠償を求めた裁判が始まり、学校側は争う姿勢を示しました。

 

仙台市出身で埼玉県内の専門学校に通っていた当時21歳の下田華愛さんは、去年11月に自殺しました。母親は奨学金について、教員から精神的な苦痛を与える発言などがあり、アカデミックハラスメントによって退学に追い込まれたことが自殺の原因だと主張しています。

 

7月11日、仙台地裁で開かれた裁判で、6800万円あまりの損害賠償を求められている学校側は訴えの棄却を求めて争う姿勢を示しました。具体的な主張は次回以降に示すとしています。

 

原告 下田華愛さんの母親

「本当の真実を、そこにたどり着くまで闘っていきたいと思います」

 

次回の裁判は10月17日に開かれる予定です。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

アカデミックハラスメントで女子専門学生が自殺したとして遺族が提訴
 学校側は争う姿勢

 

2024年7月11日() 18:38 東日本放送

 

 専門学校の女子学生が教員によるアカデミックハラスメントを苦に自殺したとして、遺族が学校法人などに対し損害賠償を求めた裁判が始まり、学校側は請求の棄却を求め争う姿勢を示しました。

 

 埼玉県の医療系専門学校に通っていた仙台市出身の下田華愛さんが、教員2人に精神的に追い詰められるアカデミックハラスメントを受けてうつ病になり2023年11月に自殺したとして、華愛さんの母親が学校法人や教員などに対し約6800万円の損害賠償を求めています。

 

 仙台地裁での第一回口頭弁論では学校側の出席はなく、提出した答弁書で遺族側の請求の棄却を求め争う姿勢を示しました。

 

 下田華愛さんの母親「大切な命が1つ失ったということをきちっと理解していただけるように闘ってまいりたい」

 

 学校法人はkhbの取材に対し「今後の裁判で学校としての認識をお話したい」とコメントしています。

 

 

 

【第一回口頭弁論】専門学校・教員からの<アカハラ>で娘が自殺
 『母親』の損害賠償請求6800万円に対し『学校』側は争う姿勢
 <請求棄却>求める(仙台地裁)

 

2024年7月11日() 18:01 ミヤギテレビ

 

この裁判は、埼玉県にある専門学校の教員から受けたハラスメントによって、202311月  娘の下田華愛さん(当時21)が自殺に追い込まれたとして、仙台市に住む母親が教員や専門学校を運営する学校法人を相手に、今年5月訴えを起こしたもの。

 

訴状などによると、母親は華愛さんが自殺したのは、当時通っていた埼玉県内の専門学校で教員からハラスメントを受けたことや、学校側がそれを防ぐ措置を取らなかったことだとして、教員と学校法人に対してあわせて6800万円あまりの損害賠償を求めている。

 

11日の第一回口頭弁論には、被告の教員と学校法人は欠席したが、『答弁書』で原告の請求を棄却するよう求め、争う姿勢を示した。

 

これを受けて、母親はその後の会見で「裁判でしっかりと事実確認をしながら、大切な命を一つ失ったということを理解してもらえるよう戦っていきたい」と話した。

 

ミヤギテレビの取材に対して、学校法人は「訴状の内容と学校の認識には大きな違いあり、事実確認を進め、今後の裁判で主張していく」と話した。

 

次回の裁判は、1017日に行われる。

 

 

 

「学校側は争う姿勢」
教員からのアカハラ原因で21歳女性が自殺したとして
遺族が学校法人などに6800万円余りの損害賠償求めた裁判始まる
 仙台地裁

 

2024年7月11日() 16:57 東北放送

 

埼玉県の専門学校に通っていた仙台市出身の女性が自殺したのは教員からの「アカデミックハラスメント」が原因だとして、遺族が学校法人などに損害賠償を求めた裁判が11日、仙台地方裁判所で始まりました。学校法人側は、請求棄却を求め争う姿勢を示しました。

 

 

訴えを起こしているのは、仙台市出身で去年11月に自殺した下田華愛さんの母親です。

 

訴えによりますと、埼玉県にある医療の専門学校に通っていた下田さんは、2021年の入学当初から教員2人に精神的に追いつめられるいわゆる「アカデミックハラスメント」を受けていました。

 

その後、下田さんはうつ病を発症し学校を退学、去年11月、21歳で自殺しました。

 

下田さんの母親は学校側の対応が不適切だったとして、運営する学校法人や校長、教員に6800万円余りの損害賠償を求めています。

 

11日、仙台地裁で開かれた第1回口頭弁論で、学校側は原告の請求棄却を求め争う姿勢を示しました。具体的な主張は、次回以降に示すということです。

 

原告 下田華愛さんの母親:

「(学校現場に)日常的にハラスメントがあることを知ってもらいたい。本当の真実にたどり着くまで戦っていきたい」

神坪浩喜弁護士:

「娘さんの思いも継ぎつつ、真実に迫って、二度とこういう悲劇が起きないようにしていきたいというのがお母さんの強い思い」

 

次回の弁論は1017日に開かれます。

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