2024年7月30日火曜日

▼地方通算5106勝の岡部誠騎手に騎乗停止処分、セクハラなどで 過去フェアプレー賞3度

地方通算5106勝の岡部誠騎手に騎乗停止処分、セクハラなどで
 過去フェアプレー賞3度

 

2024年7月30日() 14:58 産経新聞

 

愛知県競馬組合は30日、名古屋競馬所属の岡部誠騎手(47)について、ほかの騎手への粗暴な行為や女性厩務(きゅうむ)員へのセクハラ行為など6項目の不適切行為が確認されたとして、8日間(8月6日~16日)の騎乗停止や戒告処分などを行ったと発表した。今月16日の県競馬組合処分委員会で処分を決めた。

 

同組合は関係者による内部通報制度を通じて、昨年11月~今年5月に①騎手への粗暴行為②騎手へのハラスメント行為③主催者職員や馬場管理係員へのハラスメント行為④女性厩務員へのセクハラ行為⑤調教師へのハラスメント行為⑥騎手への迷惑行為─が確認されたといい、それぞれ騎乗停止や戒告、注意などの処分を決めた。

 

同組合は「コンプライアンス指導の徹底や再発防止に取り組むことで、信頼回復に努めていく」とのコメントを発表した。

 

岡部騎手は地方競馬通算2万6783戦5106勝(29日時点)で、名古屋競馬の歴代勝利数記録を更新中のトップジョッキー。JRAでも19勝をあげている。主な勝鞍は、名古屋グランプリ、東海ダービーなど。平成29年、令和3年、4年はNARの「ベストフェアプレイ賞」を受賞した一方、平成24年10月に騎手への暴力行為で騎乗停止6日間の処分を受けていた。

 

 

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愛知・岡部誠が騎乗停止 セクハラ、粗暴行為などで
 愛知のトップ騎手

 

2024年7月30日() 15:33 スポーツニッポン

 

 愛知県競馬組合は30日、岡部誠騎手(47)に、同日付で開催日8日間(86日~16日)の騎乗停止や戒告処分を行ったと発表した。

 

 関係者からの内部通報制度により、昨年11月から今年5月までの間に不適切な行為が認められたという。行為と処分内容は以下の通り。

 

 (1)騎手への粗暴な行為=騎乗停止4日(869日)

 

 (2)騎手へのハラスメント行為=騎乗停止2日(81214日)

 

 (3)主催者職員、馬場管理係員へのハラスメント行為=騎乗停止2日(81516日)

 

 (4)女性厩務員へのセクシャルハラスメント行為=戒告

 

 (5)調教師へのハラスメント行為=戒告

 

 (6)騎手への迷惑行為=注意

 

 岡部は地方競馬通算5106勝を挙げ、名古屋競馬の歴代勝利数記録を更新中のトップジョッキー。名古屋グランプリを4勝。東海ダービーは2勝している。NAR表彰ではベストフェアプレイ賞を3度(172122年)と特別賞を1度(15年)受賞している。

 

 一方で1210月にはレース後の騎手への暴力行為で騎乗停止6日間の処分を受けている。

 

 同組合は「当該騎手、厩舎関係者に対するコンプライアンス指導の徹底や再発防止に取り組むことで信頼回復に努めていく」とコメントしている。

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