2024年7月1日月曜日

▼福岡県議選 選挙ハラスメント疑い男性不起訴処分に 県議会は「調査」へ

福岡県議選 選挙ハラスメント疑い男性不起訴処分に 県議会は「調査」へ

 

2024年7月1日() 12:07 産経新聞

 

昨年4月投開票の福岡県議選の集会で、自民党の蔵内勇夫県議(70)を中傷したとして、福岡県警が対立候補を支援していた同県筑後市の70代男性を公選法違反(虚偽事項の公表)で書類送検した事件を巡り、福岡地検が男性を不起訴処分にしたことが1日、複数の関係者への取材で分かった。地検側は処分理由を明らかにしていない。一方、虚偽事項の公表はあったと判断したようだ。

 

関係者によると、今後、県議会は県ハラスメント根絶条例に基づき、男性が虚偽事項の公表に至った経緯などについて筑後市の関係者らへの調査を行うという。地検の判断を踏まえ、香原勝司議長が「選挙ハラスメント」の再発防止に向けたコメントを発表する見通し。

 

男性は過去に同市内で行われた土地売買取引などを巡り、蔵内氏が違法行為に関与したなどと根拠のない内容を選挙期間中に主張し、中傷したなどとして書類送検されていた。同条例を踏まえ、県議会の香原氏が昨年9月に刑事告発していた。

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