2024年7月30日火曜日

消防本部職員の4割パワハラ訴え「訓練中たたかれた」  宮崎・西臼杵

消防本部職員の4割パワハラ訴え「訓練中たたかれた」
 宮崎・西臼杵

 

2024年7月30日() 20:30 朝日新聞

 

 西臼杵広域行政事務組合消防本部(宮崎県高千穂町)は30日、昨年夏に実施した職員アンケートで、約4割の職員が上司からのパワハラを訴えていたことを明らかにした。組合議会は事態を重視。「自浄作用を期待できない」として、8月に地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委)を設置し、実態解明に乗り出す方針を固めた。

 

 同本部の在籍者は管理職を含め約40人。本部の説明では「訓練中にたたかれた」「馬鹿にする発言を受けた」などの指摘があった。時期は、同本部ができた2015年度から最近まで幅広く、特に15年度から17年度にかけて集中しているという。加害者名を挙げたものも複数あった。同本部は双方からの聞き取りや解明をせず、トップの消防長の啓発にとどめていた。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ7月29日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラで西臼杵消防本部の40代消防司令補を停職処分に「人格を否定するような暴言」 部下は退職 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
消防本部の設置者である西臼杵広域行政事務組合は、
ハラスメントの実態調査や防止策について審議する特別委員会の設置を検討
とのことでしたが、既に消防本部として昨年夏に職員アンケートを実施していました。
そのアンケートの中で、4割の職員がパワハラを訴えていたのですから、
「パワハラが常態化」と言っても過言ではないでしょう。
百条委員会を設置しての解明とのことなので、組合の本気度も感じられます。
どうか、しっかりとした解明と解決を期待したいです。

被害者の皆様へ
委員会での証言を求められるかも知れません。
加害者からの口止め工作があるかも知れません。
ここで、しっかりと本気で対応をしない限り、
ハラスメント防止に至らないどころか、
更なる被害拡大の恐れもあります。
皆が団結をし、勇気を持って悪と戦い、職場の健全化を図ってください。


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