【詳報】
60代職員は電車で隣に座っていた女性に痴漢容疑、
40代教員は授業中アカハラ該当の不適切発言で学生1人が休学
岡山大が停職と戒告の懲戒処分
2025年2月13日(木) 10:58 山陽新聞
岡山大は13日、電車内で女性の体を触った疑いで逮捕された研究・イノベーション共創機構の男性職員=60代=を停職48日、学生にアカデミックハラスメント(アカハラ)をしたとして男性教員=40代=を戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は12日付。
大学によると、職員は昨年9月16日、大阪府高槻市内を走行中のJR車内で、隣に座っていた女性の胸を触ったとして、大阪府迷惑防止条例違反の疑いで大阪府警に逮捕された。教員は昨年4月、複数の学生が出席した授業で、提出された課題の内容を契機に学生側を批判する発言を行い、うち1人が精神的苦痛を理由に休学するなど重大な結果を発生させた。いずれも行為を認めているという。
那須保友学長は各事案について「重く受け止め、再発防止に取り組む」とのコメントを出した。
※ 他社のニュースも掲載致します
岡山大学が職員と教員あわせて2人の懲戒処分発表
痴漢行為とアカハラ行為 12日付け【岡山】
2025年2月13日(木) 11:02 山陽放送
岡山大学は、去年9月に痴漢行為をした疑いで逮捕された60代の特別契約職員と、去年4月に授業中、学生に対して不適切な発言を行ったアカデミックハラスメント行為を行った40代の教員に対して12日付けの懲戒処分を発表しました。
岡山大学がきょう(13日)2人の懲戒処分について発表したものです。それによりますと、研究・イノベーション共創機構の60代の男性特別契約職員は、去年9月に電車内で隣に座った女性に対し痴漢行為を働いた疑いで警察に逮捕されました。これを受け大学の懲戒等審査委員会で審議した結果、停職4か月の処分が確定、職員の雇用期間が今年3月末までであることから、きのう(12日)から実質48日間の停職とする処分が確定しました。
一方、40代の教員は去年4月、授業中に学生に対して不適切な発言をし、受講した学生1人が休学を選択したということです。これを受け懲戒審査委員会が審査し、きのう(12日)付けで教員を戒告の処分としました。
岡山大学では、2つの事案について、「重く受け止め、再発防止に取り組む」などとしています。
岡山大学 教職員2人を懲戒処分 痴漢行為と学生への不適切な発言
2025年2月13日(木) 11:42 瀬戸内海放送
岡山大学は電車で痴漢行為をした男性職員と、学生に不適切な発言をした男性准教授を懲戒処分にしたと発表しました。
12日付けで停職48日の懲戒処分を受けたのは、研究・イノベーション共創機構に所属する60代の特別契約職員の男性です。
この男性職員は2024年9月、電車で隣の席に座った女性に痴漢行為をして、迷惑防止条例違反の疑いで警察に逮捕されました。
男性職員の契約期間は2024年4月から3月末までで、大学の聞き取りに対し、事実を認めています。
また、40代の男性准教授が授業で学生に不適切な発言をしたことが「アカデミック・ハラスメント」にあたるとして、戒告の懲戒処分を受けました。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログはハラスメントに関する内容を扱っておりますので、
痴漢行為に関しては触れず、アカハラに対してのみコメント致します。
被害者の学生が休学を選択する程の発言。
詳細は分かりませんが、学生にとって相当な発言だったのでしょう。
加害者の意図も分からないので、この事案に関してのコメントはここまでです。
さて、
昨年3月27日付けで、
男性教授(50代)が女性教員に対するセクハラとアカハラで停職2か月。
昨年8月22日付けで、
男性教員(40代)が女子学生に対するセクハラとアカハラで懲戒解雇。
今年2月12日付けで、
男性准教授(40代)が学生に対するアカハラで戒告。
1,000人以上の教育者を擁するので、
この程度の発生件数ならば少ないのでしょうか。
昨年3月の報道に際して、那須保友学長は
「ハラスメント防止対策を徹底する」とのこと。
昨年8月の報道に際して、那須保友学長は
「全学をあげて防止対策を徹底し」とのこと。
今般の報道に際して、那須保友学長は
「重く受け止め、再発防止に取り組む」
どの組織でもハラスメント事案が公表されると
対策や防止と発しますが、
ハラスメントの完全防止は無理です。
その理由については、拙著
《初任教育学生のための「ハラスメント対策ガイド」》
こちらにて説明をしておりますので、御一読頂けると幸いです。
被害者の方へ
学内では懲戒処分が発せられ、加害者への対応は完了しました。
しかし、被害者への対応は、これで終わりではありません。
しっかりと健全な学生生活を送れる様にケアをしてもらってください。
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