成田市消防本部30代男性隊員“パワハラ”で減給の懲戒処分
2025年2月10日(月)18:47 NHK
成田市消防本部の救助隊に所属する30代の男性隊員が、後輩の職員に対してパワーハラスメントを行ったとして、減給6か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、成田市消防本部の救助隊に所属する30代の副主査の男性隊員です。
消防本部によりますと、男性隊員は、去年8月ごろから10月ごろにかけて、訓練中に、1人の後輩の職員に対して、人格を否定する発言を複数回したほか、消防署内でこの後輩が食事の準備をしていた際、盛りつけについて指示に従わなかったことから、調理のために持っていた刃物を手にしたまま近づき叱責したということです。
消防本部は、一連の行為がパワーハラスメントにあたるとして、男性隊員を、10日付で減給10分の1、6か月の懲戒処分としました。
男性隊員は聞き取りに対して行為を認め、「深く反省している」と話しているということです。
成田市消防本部の松尾芳幸消防長は、「市民の安全・安心を守ることを第一とする消防職員がパワーハラスメントを行ったことは誠に遺憾であり重く受け止めています。信頼回復に向けて再発防止に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。
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包丁を手に叱責… 成田市消防本部の職員を処分
市川市は勤務態度不良で処分
2025年2月11日(火) 16:11 千葉テレビ
千葉県の成田市消防本部の30代の男性職員が後輩職員に対し、訓練中に人格を否定する言葉を使ったり、食事の準備中に包丁を持ってしかりつけたりするパワハラ行為があったとして、減給の懲戒処分を受けました。
2月10日付で減給10分の1、6か月の懲戒処分を受けたのは、成田市消防本部の30代の男性職員です。
市消防本部によりますと、男性職員は2024年8月から10月ごろにかけて、訓練中に複数回、後輩の職員に対して人格を否定する言葉を使ったほか、2024年10月30日には、消防署内の食堂で食事の準備中に手伝いをしていた同じ後輩職員に対し、盛り付けの指示に従わなかったとして調理で使っていた包丁を手にしたまま近づき、しかりつけるパワハラ行為があったということです。
職員の処分を受け、成田市消防本部の松尾芳幸消防長は「市民の信頼を損なうことになり心よりお詫び申し上げます。信頼回復に向けて再発防止に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。
一方、市川市は10日、勤務時間中にゲームをしたり上司の許可を得ずに早退したりと、勤務態度に問題があったとして市民部の60代の副主幹を停職1か月の懲戒処分としました。
副主幹は勤務態度について、上司から注意を受けていましたが、改善が見られなかったということです。
市川市は、職員に対し、改めて服務規律の徹底を呼び掛けるなど、再発防止に努めるとしています。
後輩の人格否定、パワハラで30代職員減給 食堂で包丁を手に叱責も…
成田市消防本部
2025年2月21日(金) 7:04 千葉日報
成田市消防本部は、後輩職員に人格を否定する言葉を使うなどのパワハラを行ったとして、30代の男性副主査を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としたと発表した。
同本部によると、副主査は昨年8~10月ごろ、後輩職員1人に複数回、訓練中に人格を否定する言葉を使った。消防署内の食堂で食事の準備中に、盛り付けを指示通りに行わなかったとして、包丁を手に同じ後輩職員に近づいて叱責(しっせき)したこともあった。
昨年11月、総務省消防庁のハラスメント窓口に匿名の相談があった。同本部の聞き取りに副主査は「ハラスメントの自覚がなかった。後悔している」と説明。現在、副主査は別の部署に異動しているという。
同本部は松尾芳幸消防長ら幹部4人を訓告とし、副主査の上司に当たる職員2人を厳重注意とした。松尾消防長は「信頼回復に向けて再発防止に全力で取り組む」とコメントした。
《カウンセラー松川のコメント》
「馬鹿」「無能」の罵声も人格否定となりますし、
それ以上の罵詈雑言を浴びせたのかも知れません。
しかし、加害者は30歳代なので、
ハラスメントに関する知識や情報が無かったとは思えません。
しかし、本人が無意識に発している場合もありますが、
食当で包丁を手にしたままの叱責は相手に恐怖感を与える形になりますので、
加害者は日常的に威圧的な態度を取る傾向があると感じております。
本人が何処まで反省するかですが、
相当に懲りないと再発させてしまう可能性は高いです。
被害者の方へ
言葉の暴力だけでなく、態度による暴力では、
一緒に勤務するのも苦痛だったと思います。
これを機に加害者が心を入れ替えてくれると良いですが、
再発する場合には、然るべき者に相談してください。
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