強い口調で叱責「パワハラ行為」で県職員を懲戒処分・福島
2025年2月6日(木) 17:32 福島中央テレビ
福島県はパワーハラスメントなどで職員2人を懲戒処分したと発表しました。
県によりますと50代の男性管理職員は、2023年5月から2024年6月までの間に部下や出先機関の職員9人に対して、周囲の職員に聞こえるように強い口調で叱責し、処分することを匂わせるなどのパワハラ行為をしたということです。
県はこの男性管理職員を6日付けで「減給10分の1」1か月の懲戒処分としました。
また、この男性管理職員の上司にあたる別の50代の男性管理職員が「パワハラは認められない」とするような不適切な報告をしていたなどとして「戒告」の懲戒処分を受けました。
2024年度の県職員の懲戒処分は9件となっています。
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パワハラ加害者と被害者を同席させ意見交換…福島県職員を懲戒処分
2025年2月6日(木) 17:14 福島テレビ
福島県は2月6日、県職員2人を懲戒処分としたことを公表した。
このうち、戒告処分となったのは50代管理職の男性職員で、2024年6月、管理下にある職員が部下にパワハラをしている可能性を認識していたにも関わらず、加害者・被害者とされる職員を同席のうえ意見交換を行わせるといった不適切な対応をとるなどして「職務怠慢、非行及び信用失墜行為」と認定された。
また、別の50代管理職の男性職員は、2023年から2024年にかけ、周囲に聞こえるように部下を叱責したり、打ち合わせ中の発言を強要して過呼吸状態に陥らせたりするなどのパワハラ行為を行ったとして減給1か月の処分とした。
打ち合わせで「しゃべれ」と強要、過呼吸に
…県職員の50代男性管理職を懲戒処分 福島
2025年2月6日(木) 17:44 テレビユー福島
福島県は6日、パワーハラスメント行為を行ったとして、50代の管理職の男性職員を懲戒処分としたと発表しました。
減給1か月の処分を受けたのは、50代の管理職の男性です。
この男性職員は、おととし4月頃から去年6月ごろにかけて、部下の職員4人に対し、周囲の職員に聞こえるように「言っていることがわからない」「見ているとしたらよっぽど節穴だぞ」などと、繰り返し、または強い口調で叱責しました。
また、去年4月には打ち合わせの際、なかなか発言をしない職員に「しゃべれ」と発言を強要し、過呼吸に陥らせるなどしました。
男性職員は「大変申し訳ございませんでした」とコメントしているということです。
県は「県民の信頼を失墜させる行為で、研修などを通じ、管理職や職員の意識醸成を図るとともに再発防止に努めていきたい」としています。
福島県管理職2人、パワハラ処分 減給と戒告
2025年2月7日(金) 10:21 福島民友新聞
県は6日、部下へのパワーハラスメントがあったとして本庁の50代男性管理職を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。また、このパワハラへの対応が不適切だったなどとして上司の50代男性管理職を戒告処分とした。処分はいずれも同日付。
県によると、減給処分を受けた男性管理職は2023年4月~昨年6月にかけ、部下の職員に対して強い口調で叱る行為を繰り返したほか、部下が提出した資料の確認を拒否したり、打ち合わせ中に部下に発言を強要して過呼吸状態に陥らせるなどした。出先機関の職員にも懲戒処分を示唆するなどの言動で自らの考えを強要することもあった。
戒告を受けた上司の男性管理職は、パワハラに当たる行為があったことを認識していたにもかかわらず、男性管理職と被害者の職員に意見交換を行わせ、その結果としてパワハラはなかったとの不適切な報告を行っていた。また、部下の育児に関する時短勤務の取得希望に対して適切な対応を取らなかった。
パワハラの加害者と被害者を同席させ
…不適切な対応など県職員2人を懲戒処分 福島
2025年2月7日(金) 17:11 福島中央テレビ
パワーハラスメントなどで県職員2人が懲戒処分を受けました。
県によりますと50代の男性職員は部下のパワハラ行為を認識していたにもかかわらず、その部下と被害者同席の下、意見交換を行わせ、パワハラは認められないとの不適切な報告を行いました。また、別の50代の男性職員は部下や出先機関の職員9人に対し、周囲に聞こえるように強い口調で叱責しパワハラ行為をしました。県はそれぞれ、戒告と減給1か月の懲戒処分としています。今年度の県職員の懲戒処分はこれで9件となります。
《カウンセラー松川のコメント》
福島県職員のパワハラに関する事案が2件報じられております。
報道機関によっては、2件を一つのニュースとして扱ってますが、
別個に扱っているニュースもあります。
処分を受けた者がどちらも「50歳代の男性管理職」と報じられている点でも、
読者が混同や混乱する元となっているでしょう。
よって、同じニュースが拙ブログの別記事でも掲載されていますことを
御承知おきください。
そして、こちらの記事では「パワハラ加害」について扱います。
さて、ひと昔前ならば、当たり前の部分もありますが、
それがパワハラに分類される行為ですと、
被害者が出た段階でアウトです。
叱責をする時に感情的になってか、
周囲の者に対してこれ見よがしに叱咤する方がいらっしゃいます。
叱責の内容によっては、相手を罵倒したくなる事もあるかも知れません。
しかし、今の社会では許されない行為なので、
常に加害者とならない様に自分に言い聞かせて、注意する必要があります。
被害者の方へ
嫌な思い、恥ずかしい思いをされた来られたのでしょう。
これを機会にパワハラが無くなる事を祈念しております。
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