20代消防士、飲酒運転で懲戒免
50代消防司令はパワハラで停職1カ月 那珂市消防本部 茨城
2025年2月28日(金) 20:38 茨城新聞
茨城県那珂市消防本部は28日、飲酒運転で摘発された20代男性消防士を懲戒免職処分にしたと発表した。このほか、職場の部下へのパワーハラスメント行為で、50代男性消防司令を停職1カ月の懲戒処分とした。いずれも28日付。
同本部によると、消防士は8日午後6時ごろから9日午前2時ごろまで、友人と同県水戸市内の飲食店で酒を飲んだ。その後友人を送るため、JR水戸駅南口付近の駐車場から車を運転し、同2時50分ごろ、同市千波町内で県警交通機動隊に飲酒運転で摘発された。消防士は同日、上司に報告した。同本部は監督責任を問い、28日付で消防長、消防次長、西消防署長を厳重注意した。
消防司令は、2024年4月末から同8月末にかけ、職場の部下にあたる40代男性消防司令2人に対し、人格を否定するような言動や、他職員の前で威圧的な叱責を繰り返すなどのパワハラ行為を行った。この消防司令は過去にも部下に対するパワハラで訓告など3回の処分を受けていた。同本部は消防長、消防次長を訓告とした。25年2月28日付。
堀江正美消防長は「先頭に立って再発防止の徹底を図る」とのコメントを出した。
《カウンセラー松川のコメント》
ニュースでは飲酒運転とパワハラと2つの事案を報じておりますが、
拙ブログではパワハラ事案のみコメント致します。
50代消防司令が二人の40代消防司令へのパワハラとのこと。
加害者は過去にも「部下に対するパワハラで訓告など3回の処分」
とのことなので、日頃から言動が粗野な部分があるのだと思います。
消防は災害に立ち向かう仕事なので、
「穏やかより荒々しい方が良し」の風潮もあったでしょう。
しかし、市民対応では親切丁寧が求められますし、
職場内でも他者を委縮させる言動は控えるのが現代社会です。
公設消防も行政機関ですから、民間企業以上に対人関係では配意が必要です。
例え部下であっても、人格否定は心の暴力です。
職場内だから暴力が許される訳でもない事を、
改めて心に深く刻んで欲しいです。
被害者の皆様へ
過去に3回の懲戒処分を受けている加害者ですから、
停職1カ月で改心するのは難しいかも知れません。
再発の可能性は低くありませんので、御自身の被害だけでなく、
他者への被害も及んでいないか配意をお願いしたいです。
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