後輩隊員にパワハラ
…「コミュニケーションと誤認」3等空曹停職処分
人格否定や暴言繰り返し=航空自衛隊浜松基地
2025年2月6日(木) 11:38 静岡放送
後輩隊員に対して暴言を吐くなどのパワハラを繰り返したとして航空自衛隊浜松基地の3等空曹が停職5日の懲戒処分を受けました。
2月6日付で停職5日の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊浜松基地で航空救難団飛行群浜松救難隊に所属する3等空曹です。
自衛隊浜松基地によりますと、3等空曹は2022年2月頃から8月頃にかけて、職場で指導などを含む業務中に後輩隊員に対して人格を否定したり、不適切な言葉を発するなどの暴言を繰り返し、精神的苦痛を与えるとともに手で脇腹を押すなどのパワハラをしていました。
調査に対し、3等空曹は一連のパワハラを認め「コミュニケーションの一環だと誤認していた」などと話しているということです。
後輩隊員に暴言や暴行などのパワハラ
3等空曹を停職5日の懲戒処分に 航空自衛隊浜松基地
2025年2月6日(木) 11:58 静岡朝日テレビ
航空自衛隊浜松基地に所属する隊員が後輩隊員にパワハラなどをしたとして、停職の懲戒処分を受けました。
6日付けで停職5日の懲戒処分を受けたのは、浜松基地所属の3等空曹です。
浜松基地によりますと3等空曹は2022年2月頃から半年程度の間、基地内で1人の後輩隊員に対し、暴言を発するなど日常的にパワハラ行為をしたほか、手で腹部を押すなどの暴行を加えました。
後輩隊員が上司に相談したことで発覚したということです。
3等空曹は「反省しています」と話していて、鈴木大基地司令は「大変重く受け止め、指導の更なる徹底を図ります」とコメントしています。
「コミュニケーションの一環で…」
航空自衛隊の3等空曹が後輩隊員にパワハラで停職処分
2025年2月6日(木) 12:39 テレビ静岡
航空自衛隊浜松基地は、3等空曹が後輩隊員に暴言や暴行などのパワハラ行為をしたとして停職5日の懲戒処分を下しました。
停職処分を受けたのは航空自衛隊浜松基地の航空救難団飛行群浜松救難隊に所属する3等空曹で、浜松基地は年代や性別については隊員の特定につながる可能性があると明らかにしていません。
浜松基地によりますと、3等空曹は2022年2月頃から8月頃まで特定の後輩隊員に対し暴言を発して精神的苦痛を与えたほか、手で脇腹を押すなどの暴行を複数回したということです。
被害を受けた隊員が上司に申し出たことで発覚し、3等空曹は基地の聞き取りに対し「コミュニケーションの一環として認識していた」と話しているということです。
浜松基地の鈴木大 司令は「隊員指導のさらなる徹底を図り、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
「『浜松基地は年代や性別については隊員の特定につながる可能性がある』
と明らかにしていません」
とのこと。
加害者の氏名まで明かさないのは通例ですが、
年代や性別まで伏せる必要性が分かりません。
恣意的な行為に対して懲戒処分をするのですから、
そこまで加害者を擁護するのは、他に不都合があるからでしょう。
航空自衛隊の中でも航空救難隊は特殊部隊の様な位置づけなので、
敵対する者からの接触を避けたいのかも知れません。
しかし、その様な説明もなく、単に加害者保護では
自衛隊のハラスメントに対する姿勢は甘いと言えます。
それにしても、加害者の言い訳が
「コミュニケーションの一環だった」と
使い古された言い訳しか出来ないのですから、
本当に暴力的な接し方をしたかったのが見えて来ます。
被害者の方へ
自衛隊はそう簡単には変わりません。
懲戒処分はしても、ハラスメントに対しては緩い姿勢が続くでしょう。
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