「興味本位で」…52歳教諭をセクハラで処分
本年度の懲戒処分24件目、うちセクハラ5件、わいせつ事案3件
鹿児島県教委
2025年2月19日(水) 21:30 南日本新聞
鹿児島県教育委員会は19日、セクシュアルハラスメントに当たる行為をしたとして、鹿児島地区の県立学校に勤務する男性教諭(52)を同日付で減給3カ月(給料月額と教職調整額の10分の1)とした。本年度の懲戒処分は24件目。うち5件がセクハラ、3件がわいせつ事案となっている。
県教委教職員課によると、教諭は昨年、県内で女性に対し、性的な内容の発言をしたり身体的接触を試みたりした。被害者の関係者が9月中旬、学校に相談して発覚。教諭は「興味本位でしてしまった」と話しているという。
セクハラの処分が相次いでいることについて、教職員課は注意喚起や相談窓口の周知による意識の高まりや声を上げやすくなったことがあるとみている。中島靖治課長は「セクハラは個人の尊厳を不当に傷つける許されない行為だと、繰り返し強く指導している。今後も市町村教委と連携しながら不祥事根絶に向けて取り組む」とコメントした。
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