なでしこリーグ2部・ディオッサ出雲FC、
監督のハラスメント行為でJFA「懲罰を行わない」
ブラジル人元選手側は提訴の考え
クラブは14日の会見で詳細を説明
2025年5月8日(木) 20:30 山陰中央新報
女子サッカー・なでしこリーグ2部のディオッサ出雲FCの運営法人は8日までに、ブラジル人元選手2人からハラスメント行為を受けたなどと指摘を受けている堺陽二監督について、日本サッカー協会から「監督の懲罰を行わない」との決定があったと発表した。これに対し、元選手側は決定に納得がいかないとして、クラブと監督を提訴する考えを示している。
昨年11月にブラジル人選手(当時)と代理人弁護士らが会見し、試合中や練習中に監督らからセクハラ発言や差別的発言を受けたなどと主張。日本女子サッカーリーグに告発文を提出し、関係者の処分を求めていた。
クラブは14日の会見で詳細を説明する。
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なでしこリーグ2部 ディオッサ出雲FC
元選手が監督らからセクハラ発言・差別的発言を受けたとして
慰謝料を求め提訴へ 島根県出雲市
2025年5月12日(月) 13:25 日本海テレビ
監督らからセクハラ発言などがあったとして出雲市の女子サッカーチームに所属していた外国人選手がリーグに処分を求めていた問題で、5月12日、元選手の代理人弁護士がオンラインで会見を開き、慰謝料を請求するため提訴する考えを示しました。
去年11月、なでしこリーグ2部のディオッサ出雲FCに所属していたブラジル人選手2人が監督らからセクハラ発言や差別的発言を受けたなどと主張。
試合中などにミスをした際、監督からポルトガル語で男性器を意味する言葉や侮辱的な言葉をかけられるなどしたということです。
ブラジル人選手2人は日本女子サッカーリーグに告発文を提出し、関係者の処分を求めていましたが、日本サッカー協会により、物的証拠がないとの理由から「処分を科さない」と返答があったということです。
元選手の代理人弁護士は慰謝料を請求するため、クラブと監督を5月中に松江地裁出雲支部へ提訴するとしています。
日本サッカー協会が提示した資料によりますと、ディオッサ出雲FCの堺陽二監督は一部発言があったことを認めていますが、「選手に対して言ったわけじゃない」また「意味を理解していなかった」などと弁解しているということです。
監督からのセクハラ・パワハラ発言で「うつ状態」になったとして告発
→日本サッカー協会 裁定委員会は「懲罰しない」決定
なでしこ2部ディオッサ出雲の元選手側が提訴へ
2025年5月12日(月) 21:11 山陰放送
去年、なでしこリーグ2部ディオッサ出雲FCに所属していたブラジル人選手2人に対しハラスメント行為があったとして、監督らの告発文が出された問題で、日本サッカー協会はこのほど懲罰を行わない決定をしました。
これに対し元選手の代理人弁護士は12日、裁判で事実を明らかにすると明らかにしました。
元選手らの弁護士によりますと、元選手2人は監督からポルトガル語で男性器を意味するスラングを発せられるなどセクハラ、パワハラ発言を受けて、うつ状態との診断で去年8月以降活動に参加できなくなったということです。
告発文を受けて日本女子サッカーリーグはハラスメントがあったとして、6か月以上の出場停止や除名などの重罰に相当し得るとの懲罰案を日本サッカー協会に通知したということですが、協会の裁定委員会は先月、本当の意味を知らなかったとの監督の主張や試合の録音などを根拠に、懲罰しない決定を出していました。
12日の会見で元選手側の弁護士は、リーグが事実と認定した内容を物証がないなどとして裁定委員会が覆したのは極めて不適切だとして、今月中に松江地方裁判所出雲支部へ提訴するとしました。
この問題をめぐっては、14日、クラブ側の弁護士も会見を開くとしています。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2024年12月17日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 女子サッカー ディオッサ出雲FC 「ハラスメント認められず」と見解 選手側は「受け入れられない」と反発
これの続報です。
平成の時代の話ですが、某エネルギー小売業者の経営者で構成されている全国組織で、
その経営者達がアメリカに研修旅行へ行きました。
その時に「cock(コック)」が「男性器の隠語」と言うことを知って、
直ちに官庁を巻き込んで器具名称に使用されていた「コック」を
「栓」に言い換える様にしました。
アメリカの隠語でさえ知らない経営者が居るのですから、
ポルトガル語の隠語を知らなくても当然です。
しかし、ブラジル人選手を擁する組織で
ポルトガル語での男性器を意味する隠語と知らずに発していたと言うのは、
少々虫が良すぎる言い訳とも感じます。
但し、「言った」「言わない」の水掛け論ではないのですし、
例え加害者とされる監督が知らなかったとしても、
発声した監督に対して一切お構いなしではなく、
何等かの行動をすることにより相手の留飲を下げる方法で
上手に収められたのではないかと思います。
被害者の皆様へ
「知らなったから無罪」では納得出来ないと思いますし、
それは当然だと思います。
例え、故意ではなく過失でも、加害者からの謝罪が有って当然ですからね。
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