「権力の暴走がほかでも起こらないことを願う」
パワハラでの解雇処分が撤回された男性に名誉教授の称号 山梨大学
2025年5月26日(月) 19:34 テレビ山梨
学生へのパワハラを理由に山梨大学を一度解雇され、先月 その処分が撤回された元教授の男性に大学から名誉教授の称号が授与されました。
山梨大学医学部の教授だった竹田扇さんは、4年前 学生へのパワハラを理由に諭旨解雇処分となりましたが、処分の無効を求め東京地裁に提訴しました。
そして先月、大学側が竹田さんが大学のガイドラインに抵触する人権侵害を行ったとする当時の結論と諭旨解雇処分を撤回することで和解が成立しています。
竹田さんには名誉教授の称号が授与されることになり、26日大学で行われた授与式に出席し、その後
取材に応じました。
山梨大学 竹田扇名誉教授:
「きょう名誉教授をいただいて大学とは和解しました。大変ありがたい」
「権力の暴走がどこでも起こっていて、こういったことがほかでも起こらないことを願っています」
なお竹田さんと大学の雇用契約は昨年度末をもって合意の上、終了したということです。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ5月2日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラで諭旨解雇処分の元教授 処分撤回求め争っていた大学側と和解 山梨大学
これの続報です。
和解に続いて、名誉教授の称号を授与され、円満解決となりました。
しかし、被害者となった竹田扇さんの失われた時間は取り戻せません。
機会があれば、被害者となった竹田さんを講師として、
ハラスメント対応の危険な点について、しっかりと関係者に知って欲しいです。
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