神奈川県立学校「セクハラ被害」生徒172人 昨年度の県教委調査
2025年5月31日(土) 19:10 テレビ神奈川
神奈川県教委は、昨年度、県立学校でおきた「セクハラ」被害のアンケート結果を公表し、172人の生徒から、自身や他の生徒が「被害を受けた」との回答があったことが分かりました。
調査は、県立の高校や特別支援学校などの生徒と教員、およそ13万2000人を対象に、去年7月と12月の2回に分けて行われました。
生徒を対象とした調査では、91人が「自分自身が被害を受けた」と回答したほか、「他の生徒が受けた」も81人に上り、あわせて172人に。 このうち36人は「先生」からのセクハラだったということです。
「自身が被害を受けた」と回答した生徒に被害の内容を尋ねたところ、
●性的なからかいや冗談などを言われた
●必要もないのに体を触られた
が最も多く過半数を占め、
●携帯電話などで性的なメッセージや画像を送られたり送るよう迫られたりの被害も8件ありました。
県教委は、校内研修などを行い、セクハラ未然防止に向け啓発に努めるほか、被害を受けた生徒の相談窓口の周知に取り組むとしています。
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