部下に“わざと”ドアぶつけ負傷させる
33歳の自衛官停職6か月 依願退職へ 宮城・多賀城市
2025年5月13日(火) 12:38 東北放送
2023年、駐屯地内の部屋から部下の隊員が退出した際にわざとドアを開いてぶつけ、背中にけがをさせたなどとして、宮城県の陸上自衛隊多賀城駐屯地の33歳の自衛官が停職6か月の懲戒処分を受けました。
5月13日付で停職6か月の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊多賀城駐屯地の第22即応機動連隊に所属する33歳の3等陸曹です。
3等陸曹は2022年4月、駐屯地内で部下の隊員の顔を殴り全治およそ1週間のけがをさせました。また、2023年6月には同じ隊員が駐屯地内の部屋を出たあとに、わざとドアを開いてドアノブを背中にぶつけ、全治およそ2週間のけがをさせました。
自衛官は「部下の隊員の日頃の態度に腹を立てていた」などと話しているということです。
このほか、同じく第22即応機動連隊に所属する22歳の陸士長が2022年7月、駐屯地内で同僚隊員の腰に手を回し、不快な気分にさせたなどとして、5月13日付で停職2か月の懲戒処分を受けました。
多賀城駐屯地によりますと2人の自衛官は5月14日付で依願退職するということです。第22即応機動連隊の山下正浩連隊長は、「これまで以上に指導を徹底し、ハラスメントをなくすよう努める」などとコメントしています。
陸上自衛隊多賀城駐屯地
3等陸曹と陸士長 部下や後輩への暴行で停職処分
2025年5月13日(火) 13:36 東日本放送
陸上自衛隊は、部下の隊員に暴行を加えたなどとして、33歳の3等陸曹と22歳の陸士長を停職の懲戒処分としました。
多賀城駐屯地に勤務する3等陸曹(33)は、2022年、駐屯地内で部下の隊員の顔を殴り、顔にけがをさせたほか、2023年にはわざとドアを開けてぶつけ、背中や左足などにけがをさせたということです。
調査に対して、3等陸曹は「隊員の態度に腹を立てた」と話しているということです。
また、陸士長(22)は、2022年、駐屯地内で同僚の隊員の腰に手を回すセクハラ行為をしたほか、後輩の隊員の肩を複数回殴ったということです。
陸士長は「隊員をからかうつもりだった」と話しているということです。
多賀城駐屯地は、13日付で3等陸曹を停職6カ月、陸士長を停職2カ月の懲戒処分としました。
2人はいずれも14日、依願退職するということです。
多賀城駐屯地は、「隊員の服務指導を徹底していく」とコメントしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿