2025年5月30日金曜日

最上広域消防のパワハラ 認定された職員2人を含む7人を減給や戒告の懲戒処分

最上広域消防のパワハラ 認定された職員2人を含む7人を減給や戒告の懲戒処分

 

2025年5月30日() 18:27 山形放送

 

職員2人がパワーハラスメントを行ったと認定された最上広域市町村圏事務組合は29日付けで、パワハラを認定された職員2人を含む7人を減給や戒告の懲戒処分としました。

 

事務組合は、最上広域消防の職員へのパワーハラスメント・いわゆるパワハラ疑惑浮上を受けて去年9月、第三者委員会を設置。委員会は4月、職員1人が年上の職員2人からパワハラを受けていたと認定しました。

調査結果を受けて事務組合は29日付けでパワハラをした50代の男性職員と40代男性職員を減給10分の11カ月の懲戒処分を発表しました。また、監督責任を問い60代の男性消防長を減給10分の13か月。60代の男性前消防次長を減給1カ月10分の1の懲戒処分としています。処分を受けて事務組合は「職員の綱紀保持と粛清を徹底し住民の皆様からの信頼回復に取り組む」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

最上広域消防の消防長ら職員7人を懲戒処分
 パワハラと不適正な業務の執行で

 

2025年5月31日() 10:24 テレビユー山形

 

最上広域市町村圏事務組合は530日、最上広域消防に関する第三者調査委員会からの答申に基づき、懲戒処分審査会の意見を聴取し、理事会で審査した結果、職員7人が「パワーハラスメント」「不適正な業務の執行」「管理監督不適正」に該当するとして懲戒処分にしたと発表しました。「不適正な業務の執行」は新消防庁舎の設計に関して上司の職務命令に従うことを求める地方公務員法に違反し、嘆願書を提出したことに絡むものです。組合は「今後、なお一層、職員の綱紀の保持と粛正を徹底し、住民の皆様からの信頼回復に取り組んでまいります」とのコメントを発表しています。

 

処分は529日付。
(1)「不適正な業務の執行及び管理監督不適正」
 消防長(60代男性)減給3か月、10分の1
 前消防次長(60代男性)減給1か月、10分の1
 課長級職員(50代男性)減給1か月、10分の1
 課長級職員(50代男性)戒告、
 課長補佐級職員(50代男性)戒告 
(2)「不適正な業務の執行及びパワーハラスメント」
 主査兼係長級職員(50代男性)減給1か月、10分の1 
(3)「パワーハラスメント」
 主査兼係長級職員(40代男性)減給1か月、10分の1 
(4)
「不適正な業務の執行」
 嘆願書に署名した職員 口頭による厳重注意 


 

 

パワハラ認定された消防職員を減給処分
 最上広域市町村圏事務組合

 

2025531日(土) 11:00(斎藤徹)

 

 【山形】後輩職員を強い言葉で叱責(しっせき)したなどとして、最上広域市町村圏事務組合消防本部の職員が第三者委員会から4件の行為をパワーハラスメントと認定された問題で、組合は30日、50代と40代の主査兼係長級男性職員を、それぞれ減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 

 処分は29日付。ほかに、管理監督が不適正だったとして、消防本部消防長ら上司5人を減給3カ月~戒告の処分とした。

 

 第三者委は、職員2人の行為について「優越的な関係を背景に業務上必要な範囲を超えた言動を行い、後輩職員に精神的な苦痛を与えた」と認定した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月28日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「職員が委縮するような叱責」最上広域消防本部でのパワハラ 第三者委員会が認定 山形県
これの続報です。
パワハラに関する処分は、二人の主査兼係長級職員が共に減給1か月、10分の1
となりました。
男性職員4人が相次いで休職する様な状況ですから、
パワハラ加害も大きなものだと思います。
ところが、それにしては軽い処分ではないでしょうか?
やはり、事案発生直後に対処しなしいと、職場内でも今更感が漂い、
重い処罰にし難い可能性は否定出来ません。

被害者の皆様へ
とても納得出来る様な加害者への懲戒処分ですが、
第三者委員会を設置し、加害者への処分がされただけでも、
現状ではマシなのかも知れませんので、
ここは諦めるしかないでしょう。
または、加害者に対して損害賠償請求を提訴するかです。
組織としては処分を行い完了ですので。


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