「スポハラ」窓口、9割知らず 日本スポーツ協会
2025年5月12日(月) 16:49 時事通信
日本スポーツ協会(JSPO)は12日、指導者らによる暴力や暴言を含む不適切行為「スポーツ・ハラスメント(スポハラ)」に関して調査した結果、相談窓口の認知度が一般層で8.8%だったと発表した。
開設から12年がたつが、低水準にとどまっている。
調査は1月に全国の20~69歳を対象にオンラインで実施し、3000人が回答。「スポハラ」という言葉を聞いたことがある人の割合は21.4%だった。
JSPOの公認スポーツ指導者やスポーツ少年団の登録者、計約5700人を対象とした別の調査では、約53%がスポハラの被害を受けた経験があると回答。被害内容は暴言が最多で、暴力、パワハラ、差別、セクハラと続いた。
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相談窓口、認知度8.8% 暴力根絶で日本スポーツ協会
2025年5月12日(月) 18:32 共同通信
日本スポーツ協会は12日、指導者らによる暴力や暴言などの根絶を目指す「NO!スポハラ(スポーツ・ハラスメント)」活動に関し、2013年に設置した相談窓口の認知度が一般層で8.8%にとどまるとの調査結果を発表した。公認指導者らに対する調査では70.8%だった。
公認指導者らのうち、52.9%が暴力や暴言、ハラスメントの被害を受けたことがあると回答した。森岡裕策専務理事は「さらなる窓口の認知度向上と不適切行為の根絶に向け、地道に取り組んでいく」と語った。
調査は1月に実施し、一般層3000人、指導者ら5681人から回答があった。
《カウンセラー松川のコメント》
本来、ハラスメントは行為に対する名称を付していたのが、
学校でのハラスメントを「アカデミックハラスメント(アカハラ)」と
名付けたことから、ハラスメントの名称が行為と場所で重複し、
そこへ造語の様な「スポーツハラスメント(スポハラ)」を追加しても、
その言葉への認知度が高くないのも当然でしょう。
相談窓口の設置への認知度は、少しでも多くの団体が、
少しでも多くの機会に、少しでも効果的な広報を行わなければ、
認知度も高まらないでしょう。
また、一般層と称される側も、他人事ではなく関心を持たないと
やはり認知度は高まらないでしょう。
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