性的からかい、体触られた
…神奈川県立校「セクハラ被害」172人 県教委24年度調査
2025年5月15日(木) 19:00 神奈川新聞
神奈川県教育委員会は、県立学校でのセクシュアルハラスメント被害について、2024年度のアンケート結果をまとめた。自身や他の生徒が「被害を受けた」と答えたのは計172人で、前年度とほぼ同数。県教委は未然防止に向け、引き続き啓発に努めるとしている。
内訳は、セクハラ被害を「自分が受けた」が91人(前年度比8人減)、「他の生徒が受けた」が81人(同7人増)で、合計は前年度より1人減った。
91人に加害者を尋ねたところ、生徒が過半の50人(同5人増)、先生が36人(同7人減)、部活動指導者が1人(同2人減)、地域住民や卒業生ら「その他」が4人(同4人減)だった。
生徒からの被害内容を複数回答可で選んでもらったところ、「必要もないのに体を触られた」(22件)が最多で、「性的なからかいや冗談などを言われた」(20件)が続いた。
先生からの被害内容で最も多かったのは「性的なからかいや冗談などを言われた」(14件)で、次いで「必要もないのに体を触られた」(12件)だった。
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