高松市が職員2人を懲戒処分を発表
正当な理由なく欠勤を繰り返した職員と
暴力行為によるパワーハラスメントがあった職員【香川】
2025年5月29日(木) 17:13 山陽放送
香川県高松市は、正当な理由なく欠勤を繰り返した男性職員と、暴力行為によるパワーハラスメントがあった男性職員をそれぞれ懲戒処分にしました。
正当な理由なく欠勤を繰り返したとして停職6か月の処分を受けたのは、環境局の54歳の男性技師です。高松市によりますと、男性は今年1月から3月にかけてあわせて28日間、無断欠勤しました。職場からの連絡にも応じず、その後の聞き取りに対し「自宅でめまいがして転倒し療養していた」などと話しているということです。男性は、去年10月にも、家族を看護するためと偽り仕事を休んだなどとして減給処分を受けていました。
一方、パワーハラスメント行為があったとして減給10分の1、1か月の処分を受けたのは、消防局に勤める43歳の消防司令補の男性です。男性は今年3月下旬、部下が職務中に談笑していると勘違いし、頬を平手打ちするなどの暴力行為があったということです。
「部下の顔を平手打ち」パワハラ認定の消防司令補を処分 高松市
2025年5月30日(金) 10:15 朝日新聞(山田健悟)
高松市は29日、部下の職員に平手打ちなどをしたとして、消防署に勤務する男性消防司令補(43)を減給(10分の1)1カ月の懲戒処分とし、発表した。処分は同日付。
市消防局総務課によると、消防司令補は今年3月21日、20代の男性職員の顔を平手打ちしたり、帽子をはじき飛ばしたりした。市はこの行為をパワハラと認定した。消防司令補は、職員が訓練後の片付けをさぼっていると誤解していたという。組織風土が原因の一つとして、今後、消防局内でハラスメント対策を行うとしている。
また、市は同日、環境局の男性主任技師(54)を、今年1~3月に計28日無断欠勤をしたとして、停職6カ月の懲戒処分とした。以前に虚偽の理由で特別休暇を取得し、処分を受けていたことも踏まえて処分を重くした。
《カウンセラー松川のコメント》
平手打ちは一般的に暴力行為と見做されるでしょう。
そうなると、パワハラ認定も当然と言えます。
暴行の原因は「部下が職務中に談笑していると勘違い」とのこと。
何事でも叱責する際には、相手から事情を聴くのが先決です。
叱責に値する行為でも、理由がある場合もありますから。
被害者の方へ
平手打ちをされて納得出来る訳はないと思います。
ところが、加害者が懲戒処分となった以上は、
これでパワハラ事案は終了です。
しかし、加害者は意趣返しをする可能性も否定出来ませんから
今後の動向にも注意しましょう。
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