今治消防 パワハラによる公務災害の申請書類を無断で改ざん
「把握していた内容と異なっていたため書き換えた」
2025年5月15日(木) 18:14 あいテレビ
職場でパワハラを受けた今治消防の職員が公務災害の認定を請求した際、市の消防本部が本人に無断で報告書の内容を改ざんしていたことがわかりました。
愛媛県今治市消防本部によりますと、職場でパワハラを受けた職員がおととし、公務災害の認定を請求した際、添付する報告書に同僚の証言として「複数の暴力を目撃した」と記していました。
しかし、消防本部は「暴力を一度、目撃」と本人に無断で書き換えて、地方公務員災害補償基金愛媛県支部に提出。
その後、職員からの指摘を受け、元の内容に戻して報告書を再提出したということです。
この問題について今治市消防本部は、県支部から経緯の報告を求められ、当時の消防長名で改ざんを認める内容の文書を提出しました。
取材に対し、今治市消防本部は「把握していた内容と異なっていたため書き換えたが不適切だった」とコメントし、関係者に聞き取りを行い、処分を検討すると説明しています。
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パワハラ被害者が作成した報告書、勝手に書き換え
…市消防本部「認識と異なっていた」
2025年5月16日(金) 16:26 読売新聞
愛媛県今治市消防本部で上司が部下に暴力をふるうなどし、市が2022年に認定したパワーハラスメントを巡り、被害者が公務災害の認定を求めて作成した「第三者加害報告書」の原案を、同本部が被害者の承諾を得ずに書き換えていたことがわかった。目撃者の証言を「複数の暴力を目撃」から「市のパワーハラスメント調査で認定している暴力を一度、目撃」と変更していた。
同本部は「認識と異なっていたため修正した」と釈明。書き換えは不適切だったとし、当時の関係者に聞き取りを行い、処分を検討するとしている。
被害者は市のパワハラ認定後、公務災害の認定を請求するため、報告書の原案を同本部へ提出。同本部は原案を書き換えて所属長の署名、押印をした上で、23年3月、地方公務員災害補償基金県支部へ提出した。その後、被害者の指摘で書き換えが判明し、同本部は原案の表記に戻して再提出したという。
市は22年、上司2人が部下の襟首を引っ張ったり、平手打ちしたりしたほか、書類を何度も書き直させる、深夜に筋力トレーニングを強要するなど、部下5人に対する計8件のパワハラ行為を認定している。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ3月5日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「墓場まで持っていけ」報道対応めぐり消防長らが口止めか 2年前に多数のパワハラ行為発覚の今治消防 過去には仮眠時間に筋トレ、鼻から救急用のチューブ…
これの続報です。
パワハラ被害に対する「口止め」「揉み消し」「捏造」と、
組織を挙げてのパワハラ推進。
もう、現状では今治市消防本部に自浄作用は期待出来ないでしょう。
市民・マスコミ・議会が連携しない限り、浄化は無理です。
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