2025年5月27日火曜日

▼「原告らの請求は根拠を欠くもの」自殺職員遺族が福島県を訴えた裁判 県側は争う姿勢

「原告らの請求は根拠を欠くもの」自殺職員遺族が福島県を訴えた裁判
 県側は争う姿勢

 

2025年5月27日() 17:04 福島中央テレビ

 

県中教育事務所に勤務していた男性職員が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だったとして、遺族が県に8400万円あまりの損害賠償を訴えた裁判が27日から福島地方裁判所で始まりました。

 

訴えによりますと、50代の男性職員は、2021年度に上司に早く帰宅することを許されないなどのパワーハラスメントを受けたほか、100時間を超える超過勤務が連続であったとされています。

 

裁判で県側は、「原告らの請求は根拠を欠くもの」などと争う姿勢を示し請求棄却を求めています。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

100時間超の超過勤務、パワハラ原因と訴え自殺職員の遺族が県提訴
 県は争う姿勢 福島

 

2025年5月27日() 17:06 テレビユー福島

 

福島県の県中教育事務所に勤務する男性職員(当時57)が、パワハラなどが原因で自殺したとして、遺族が県を提訴しました。27日、第1回の口頭弁論が開かれ、県は争う姿勢を示しました。

 

訴えによりますと、2022年、県中教育事務所に勤務していた男性職員(当時57)が、上司に早く帰ることが許されなかったうえ、パワハラを受けたことが原因で、自殺したとされています。

 

男性の遺族は、県に対し、8400万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしていて、27日、福島地裁で口頭弁論が行われました。

 

遺族は、男性が独自に残した勤務時間の記録で、亡くなるまでの直近3か月間、超過勤務がいずれも100時間を超えていたとしています。また、男性がほかの職員に書類の確認を依頼したところ、男性の上司が「甘えるな、自分1人でやれ」と言ったなどと訴えています。

 

県は、TUFの取材に対し「請求の棄却を求める答弁書を提出した」と話し、争う姿勢を示しました。

 

 

 

男性県職員の自死は超過勤務やパワハラ
 遺族が福島県に損害賠償を求めた裁判 県が請求棄却求め争う姿勢

 

2025年5月28日() 11:58 福島テレビ

 

超過勤務などを原因に自殺に至ったとして、福島県職員の男性の遺族が県に損害賠償を求めた裁判で、福島県側は争う姿勢を示した。

 

この裁判は県中教育事務所に勤務し、3年前、自ら命を絶った50代の男性県職員の遺族が福島県に約8468万円の損害賠償を求めているもの。

訴状の中で遺族は、男性職員が自死に至る直前の3カ月間は超過勤務時間が100時間を超えていた他、上司からパワハラを受けたことで心身の健康を害し自死に至ったと訴えていて、県が注意義務を怠ったとしている。

 

527日は第一回口頭弁論が開かれ、福島県側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示している。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月13日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼自殺職員遺族が福島県提訴 長時間労働、パワハラ原因と訴え
これの続報です。

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