セクハラ9件認定の南城市長 進退問う記者に無言
「市民として恥ずかしい」 議会は市長の職務停止を協議
2025年5月19日(月) 17:32 琉球放送
南城市の古謝景春市長によるハラスメントについて調査してきた市の第三者委員会が先週最終報告書を公表し、古謝市長による職員へのセクハラやパワハラを認定したうえで市長に辞職を提言したことを受け、市議会の野党・中立会派は19日、議会に対し、当面の間市長の職務を停止するよう提言しました。
――南城市民は…
「市民として恥ずかしい」
「辞めた方がいいのかなと思いますね」
「当事者じゃないから分からないですけど(セクハラは)あったのかなとは思いますけど」
「やってるやってないとかは関係なく、この話が出ることに大きな問題があると思う」
「以前応援していたこともあるけど、慢心でしょうかね、ただ一言、残念としか言いようがないですね」
南城市議会は19日、議会運営委員会を開いて今後の対応などについて非公開で協議しました。市議会の中村直哉議長らによりますと、野党・中立会派から市長の職務を当面停止することなどが提言されたということです。
▼南城市議会 中村直哉 議長
「(議会の)意思として表明することは可能だと思いますけど、その意思が市長の業務を害するようなことにつながるのであれば、そこまで我々ができうるものなのか、調べてみないといけない」
市長の職務停止については慎重な意見も出されたため議論継続となりましたが、議会の対応について早急に協議の場を設けることが確認されたということです。
市議会野党と中立会派は、市長に対する辞職勧告決議や不信任決議案の提出も視野に協議継続を呼びかけていくとしています。
一方、古謝市長は19日も記者の問いかけには応じず無言を貫いています。
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南城市古謝市長のセクハラ疑惑 市議会野党が職務執行停止求める方針
2025年5月19日(月) 19:42 沖縄テレビ
南城市の古謝市長のセクハラ疑惑を巡り設置された第三者委員会が、市長によるセクハラ行為は「全てあったと判断できる」として市長の辞職を提言した事を受けて、市議会野党は、古謝市長の職務執行停止を求める方針です。
南城市長のセクハラ疑惑を巡っては、第三者委員会の調査結果が16日に報告され、この中で職員に対するキスや体を触るなどのセクハラ行為が「全てあったと判断できる」として市長への辞職を提言しました。
市議会では19日、議会運営委員会が開かれ、野党2つの会派から市長の不信任や辞職勧告決議について協議する機会を設けることや、当面の間、市長の職務執行停止を市に申し入れることについて提案しました。
委員会終了後、中村直哉議長は早ければ23日の臨時委員会のあとにも議会としての対応を話し合うとしています。
南城市長「辞職しない」 セクハラ認定 停職も考えず
市議会野党・中立は職務停止求める 沖縄
2025年5月20日(火) 6:31 琉球新報
【南城】古謝景春南城市長は19日、市の第三者委員会からセクハラを認定され、辞職を提言されたことを受け、本紙の取材に「何もやっていないのだから辞職はしない」とあらためて明確に否定した。停職についても「同じだ。考えていない」と強調した。
19日の市議会議会運営委員会で、市議会の中立・野党会派の議員らが古謝市長の職務執行停止を求めた。「市長が通常どおり職務を続けることへの弊害は(第三者委の)報告書を見ても看過できるものではない」として、市に対して当面の間市長の職務執行を停止するよう求める案を提出した。市議会は23日に会派長会議で、第三者委結果報告を受けての議会対応について話し合う。ただ、与党の中には職務執行停止を求める案に難色を示す議員もおり、可決されるかは不透明だ。
調査報告書には「長期在任の中で市長に対して意見を言う、注意をする人が周りにいない」との指摘もあり、市長と対等な立場で市の発展を担う議会の動向が注視される。
第三者委の調査結果や提言に法的拘束力はないものの、第三者委が調査の参考にした愛知県や岐阜県の3町で発生したハラスメント事案では、辞職提言を受けた首長はいずれも報告から2日以内に辞職願を提出し、10日以内に辞職している。
第三者委が公表した調査結果は与党議員の間にも衝撃を与えており「ここまでの内容だとは思っていなかった」「市長は市民に向けて会見を開くべきだ」という声も上がっている。
南城市長のセクハラ認定「職務停止を」
市議会野党・中立系が要求 第三者委の辞職提言受け
議長「法的にできるのか調べて検討」
2025年5月20日(火) 11:33 沖縄タイムス(国吉聡志)
【南城】古謝景春南城市長のセクハラを第三者委員会が認めたことを受け、市議会野党・中立系の2会派は19日、市長の職務の当面の停止を市に求める文書を中村直哉議長に提出した。議会対応を協議する場の設置も求めた。中村議長は「市議会が市長の職務停止を求めることが法的にできるのか調べて検討したい」と語った。
提出したのは「凜の会」と「真南風会」。凜の会には2人、真南風会には3人の市議が所属している。市議会には現在、議長を除いて18人の市議が在籍している。
凜の会の仲間光枝市議は本紙に「第三者委が辞職を提言したのに市長は公務を続けている。職場環境に与える悪影響は大きく、議会としての意思を示す必要がある」と提出の理由を語った。
文書は当初、市議会の議会運営委員会(委員長・宮城秋夫市議)で取り扱いを議論したが、委員からは「もっと多くの議員がいる場で協議した方がよい」との意見が上がったという。
本紙を含め報道機関4社が市委員会条例に基づいて委員会の傍聴を求めたが、宮城委員長は「活発な議論をしたい」との理由で傍聴を認めず、委員会終了後に取材に応じた。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ5月16日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼【速報】セクハラ疑惑、南城市長に辞職提言 第三者委「全てあったと判断できる」 沖縄
これの続報です。
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