2025年10月31日金曜日

▼複数の部下に“威圧的な態度”や体を接触させたり性的な発言も… 県職員2人をパワハラ・セクハラで減給処分 青森県

複数の部下に“威圧的な態度”や体を接触させたり性的な発言も…
 県職員2人をパワハラ・セクハラで減給処分 青森県

 

2025年10月31日() 18:13 青森放送

 

青森県と県病院局は、職員の懲戒処分を発表しました。

パワハラやセクハラを行ったとして、いずれも減給処分としました。

 

減給2か月の懲戒処分を受けたのは、本庁に勤務する主幹級の54歳の男性職員です。

男性職員は去年4月から9月にかけ、複数の部下に対し威圧的な態度を取ったり、業務上のやりとりでまともに取り合わないなどのパワハラを行って、精神的な苦痛を与えたということです。

 

また県病院局は、40代の男性主査を減給2か月の懲戒処分にしました。

男性主査は2020年から4年間、病院局内の複数の職員に対し、体を接触させたり性的な発言をするなどのセクハラと、業務上の叱責として恐怖を与えるような言動でパワハラを行ったということです。

 

 

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県職員2ハラスメントで減給処分
 強い口調で威圧一部は5年前から

 

2025年10月31日() 19:33 青森朝日放送

 

県職員2人がハラスメントで減給2カ月の懲戒処分を受けていたことが分かりました。

 

減給2カ月の処分を受けたのは本庁に所属する主幹級の54歳男性です。

 

県によりますと男性は去年4月から9月にかけて同じ部署の部下2人に対して、強い口調で相手を威圧したり、私的な会合への出席を強要するなどのパワハラをしていました。

 

また、県病院局に所属する主査級の40代男性も減給2カ月の処分を受けていました。

 

男性は2020年から去年までの間に複数の女性職員に対して体を触るなどのセクハラや身体的・精神的な攻撃などのパワハラを行っていたということです。

 

被害を受けていた職員は5人ほどで、数人はすでに退職しています。

▼「血祭りにあげてやる」首を絞めて揺さぶる 福井県警の50代男性警視「カッとなってやった」職員への暴行とパワハラで停職1カ月

「血祭りにあげてやる」首を絞めて揺さぶる
 福井県警の50代男性警視「カッとなってやった」
職員への暴行とパワハラで停職1カ月

 

2025年10月31日() 16:02 福井テレビ

 

福井県警は31日、職員に対する暴行やハラスメント行為があったとして、本部に所属する50代の男性警視を停職1カ月の処分にしたと発表しました。

  

県警によりますと、7月初旬、男性警視の所属する部門から、ハラスメントの窓口である警務部門に通報があり調査したところ、暴行1件、ハラスメント7件が判明しました。

  

暴行の被害を受けたのは男性警視と同じ部門に所属する50代の男性職員で、6月下旬に首を両手で絞められて体を数回揺さぶられたということです。

 

男性警視は「業務上の連絡がなかったことからカッとなってやった」と行為を認めているということです。被害にあった男性職員は8月中旬に被害届を提出しました。

  

また、ハラスメント被害にあったのは同じ部門に所属する40代から50代の男性職員1人と女性職員3人で、書類の不備などを指摘し「血祭りにあげてやる」などを威圧的な発言をしたほか、ハラスメントの噂が流れていることを聞いて「注意してきたやつの名前を言え」などと発言したということです。

  

男性警視は一連の事案について「申し訳ないと思っている」と述べているということです。

  

福井県警はこの男性警視を1031日付で停職1カ月の処分としました。今回の事案を受け、警務部長は「被害にあった職員はもとより県民の皆様には深くお詫び申し上げます。意識改革を再徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

 

 

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「血祭りにあげてやる」福井県警の幹部警察官が部下にパワハラ 「カッとなって」同僚の首絞める暴行容疑で書類送検

 

2025年10月31日() 19:51 福井テレビ

 

福井県警本部の50代の幹部警察官が暴行容疑で書類送検された。業務上の連絡がないことを理由に「カッとなって」同僚の首を締めた疑い。また、部下に対する7件のパワーハラスメントも明らかになった。

 

業務連絡がないことに「カッとなって」暴行した容疑

暴行容疑で書類送検されたのは福井県警本部に勤務する50代の男性警視。

   

県警によると20257月初め、ハラスメントの窓口となる警務部に、この男性警視の暴行やパワハラに関する内部通報があった。

  

県警の調査で、この男性警視は6月下旬、勤務中に同じ部門に勤務する50代の男性職員の首を両手で絞め、体を数回揺さぶるなど暴行していたことが明らかになった。

  

調査結果を受けて、被害を受けた男性職員は8月中旬に被害届を提出。県警は95日に暴行容疑で男性警視を書類送検したが、その後の刑事処分については分かっていない。

  

男性警視は「業務上の連絡がなかったことからカッとなって行為に及んだ」と事実を認めている。

 

別の職員4人へのパワハラ行為も

また、この男性警視の別の職員に対するパワハラ行為7件も明らかになった。6月から8月までに県警の男性職員1人、女性職員3人に対して書類の不備などを指摘し「血祭りにあげてやる」などと発言したという。

   

県警はこの男性警視に1031日付けで停職1カ月の処分を下した。本人は一連の事案について「申し訳ないと思っている」と述べているという。

 

今回の事案を受け増川文武警務部長は「被害にあった職員はもとより、県民の皆様には深くお詫び申し上げます。意識改革を再徹底し再発防止に努めてまいります」とコメントした。

 

 

 

首を両手で絞め揺さぶり、「血祭りにあげてやる」と暴言
…部下5人にパワハラの警視を停職処分

 

2025年11月1日() 11:11 読売新聞

 

 部下ら5人に対し、暴行などのパワハラ行為をしたとして、福井県警は31日、県警本部勤務の50歳代男性警視を停職1か月の懲戒処分とした。

 

 県警監察課によると、警視は6月下旬、公務中に50歳代男性職員の首を両手で絞め、数回揺さぶった。ほかにも68月、4050歳代の男女職員4人に「血祭りにあげてやる」「ハラスメントと言うやつの名前を言え」などパワハラに該当する発言を繰り返した。

 

 所属部から警務部に報告があり、7月から調査を実施。94日に暴行行為1件とパワハラ行為7件が認定された。聞き取りに対し、警視は行為を認め「(暴行は)業務上の連絡がなく、かっとなってやった。申し訳ないと思っている」と話したという。

 

 同課によると、首を絞められた男性職員は8月中旬に被害届を出し、警視は95日、暴行容疑で書類送検されている。

 

 

 

公務中に同僚職員の首を両手でつかみ揺さぶった暴行容疑、警視を略式起訴
5人にパワハラで県警が懲戒処分

 

2025年11月5日() 12:51 読売新聞

 

 公務中に同僚職員の首を絞めるなどして、暴行容疑で書類送検された福井県警本部勤務の50歳代男性警視について、福井区検は暴行罪で福井簡裁に略式起訴した。1031日付。

 

 起訴状などでは、警視は630日、県警本部内で50歳代男性職員の首を両手でつかみ、数回揺さぶったとしている。県警は、この職員を含む5人にパワハラ行為をしたとして、警視を1031日付で停職1か月の懲戒処分とした。

▼【長崎県警】50代警部補がセクハラ、不倫、SNSで捜査報告書の写メ送る→懲戒処分 「反省しています」

【長崎県警】50代警部補がセクハラ、不倫、SNSで捜査報告書の写メ送る
懲戒処分 「反省しています」

 

2025年10月31日() 15:49 長崎放送

 

長崎県警は31日、女性職員に対しセクハラ行為をしたなどとして、50代の警部補に対し停職3ヵ月の懲戒処分を言い渡しました。

 

処分を受けたのは、長崎県警本部所属の50代の男性警部補です。

 

県警によりますと、この警部補はことし9月上旬、女性職員と2人で飲食店で飲酒後、この職員に対し路上で身体の接触を伴うセクハラ行為をしたということです。

 

女性職員が上司に相談したことで発覚。

その後の調査で、この警部補が去年9月頃からことし9月頃まで、既婚者でありながら一般知人女性と不適切な交際をしていたことも発覚したということです。

 

さらに、去年6月頃、セキュリティに関する内部規定に反し、他の警察職員にSNSで捜査報告書を写した写真を送っていたことも発覚したということです。

 

この報告書には、個人情報も含まれていたということです。県警では、外部への流出は確認されていない、としています。

 

県警は31日付でこの警部補を停職3か月の懲戒処分としました。

 

男性警部補は「反省しています。職を辞して責任を取ります」などとして31日付で依願退職したということです。

 

長崎県警警務部長の水田隆三警視正は、「このような行為は、関係者を深く傷つけるものである」などとして謝罪し、再発防止と信頼確保に努めるなどとするコメントを出しました。

 

 

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男性警部補「女性職員にセクハラ行為やSNSで捜査報告書やりとり」
停職3か月の懲戒処分《長崎》

 

2025年10月31日() 16:31 長崎国際テレビ

 

県警本部の50代の男性警部補が、女性職員に対しセクハラ行為をしたなどとして、停職3か月の懲戒処分を受けました。

 

男性警部補は31日付けで依願退職したということです。

 

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、県警本部所属の50代の男性警部補です。

 

県警によりますと警部補は先月上旬、女性職員と県内の飲食店で飲酒をしたあと、路上で身体接触を伴うセクハラをしたということです。

 

また 既婚者でありながら去年9月頃から約1年間にわたって、一般の女性と不適切な交際をしていたほか、個人情報が含まれる捜査報告書の写真を県警の男性職員とSNSを使って送受信し、SNS利用についての内部規定に違反したということです。

 

女性職員へのセクハラについて聞き取りを行う中で、ほかの事案も発覚。

 

31日付けで停職3か月の懲戒処分を受け、依願退職したということです。

 

男性警部補は「多大な迷惑をかけて反省している。職を辞して責任を取る」と話しているということです。

 

県警は「県民の皆様を裏切るもので、深くお詫び申し上げる。職員に対する指導監督を強化し、再発防止と県民の信頼確保に努めたい」とコメントしています。

 

 

 

女性職員に体の接触伴うセクハラ行為等… 50代警部補を3カ月の停職処分
 2人で飲食店行った後に路上で

 

2025年10月31日() 17:33 テレビ長崎

 

女性の警察職員にセクハラをしたなどとして、県警は50代の男性警部補を懲戒処分にしました。

 

31日付けで停職3カ月の懲戒処分を受けたのは、県警本部に所属する50代の男性警部補です。

 

県警によりますと男性警部補は20259月、県内の路上で女性職員に体への接触を伴うセクハラ行為をしました。

 

行為は2人で飲食店で酒を飲んだあとにあったということです。

 

また男性警部補は、20246月ごろ、個人情報が含まれた捜査報告書の写真を別の警察職員にSNSで送受信しました。

 

現時点で外部への情報の流出は確認されていません。

 

男性警部補は「多大な迷惑をおかけしたことを反省している」と話していて、31日付けで依願退職しています。

 

 

 

【長崎】「酒を飲んだ後路上で…」
県警勤務の50代の男性警部補セクハラ行為で懲戒処分

 

2025年10月31日() 20:35 長崎文化放送

 

女性警察職員へのセクハラや不倫をしていたなどとして、県警は50代の男性警部補を懲戒処分としました。

 

処分を受けたのは、県警本部に所属していた50代の男性警部補です。

 

県警監察課によりますと、男性警部補は今年9月上旬の午後11時ごろ、女性警察職員と県内の飲食店で飲酒後に、路上で女性の体を触るセクハラ行為をしました。被害を受けた女性職員が数日後、上司に相談し発覚しました。

 

その後の調べで男性警部補が既婚者でありながら、一般の知人女性と不適切な交際をしていたことや、去年6月ごろには私用のスマートフォンを使って捜査報告書の写真を警察職員にSNSで複数枚送信し、警察情報を不適切に扱っていたことも発覚しました。

 

県警は男性警部補を10月31日付で停職3カ月の懲戒処分とし、警部補は依願退職しました。「多大な迷惑をおかけしたことを反省しています。職を辞して責任を取ります」と話しているということです。

 

 

 

女性職員にセクハラ行為 長崎県警が50代警部補を停職3カ月の処分

 

2025年11月1日() 10:00 朝日新聞

 

 長崎県警は31日、県警の女性職員にセクハラにあたる行為などをしたとして、県警本部所属の50代の男性警部補を停職3カ月の懲戒処分にし、発表した。警部補は行為を認め、同日付で依願退職したという。

 

 県警監察課によると、警部補は今年9月夜、県内の路上で、女性職員に対して、性的な言動をしたという。業務外だったという。同月に女性職員からの訴えがあったという。

 

 県警は、プライバシーなどを理由に警部補の所属や行為の中身は明らかにしていない。県警の水田隆三警務部長は、「職員が非違行為を行ったことは、誠に遺憾で、大変重く受け止めている。再発防止と県民の信頼確保に努める」とコメントした。

 

 

 

長崎県警の50歳代警部補がセクハラ行為、飲酒後に女性職員の体に触れる
停職処分受け依願退職

 

2025年11月1日() 10:44 読売新聞

 

 長崎県警は31日、女性の警察職員にセクハラ行為をしたなどとして、県警本部に勤務する男性警部補(50歳代)を停職3か月の懲戒処分とした。警部補は同日、依願退職した。

 

 県警によると、警部補は9月上旬、女性警察職員と飲食店で飲酒後、路上で体に触れるなどした。職員が上司に相談したことで発覚。その後、警部補が昨年9月頃から約1年間、別の女性と不適切な交際をしていたことも判明したという。

 

 

 

セクハラ、内規違反、不適切な交際…50代男性警部補を停職 長崎県警

 

2025年11月1日() 16:11 長崎新聞

 

 女性職員にセクハラ行為をしたなどとして、長崎県警は31日、本部所属の50代男性警部補を停職3カ月の懲戒処分とした。警部補は同日付で依願退職した。

 県警監察課によると、警部補は9月上旬、県内の飲食店で女性職員と2人で飲酒した後、路上で体を触るなどのセクハラ行為をした。女性が上司に相談し発覚した。

 その後の調査で警部補は昨年6月ごろ、内規に違反し、個人情報が含まれる捜査報告書の写真を私用のスマートフォンで交流サイト(SNS)を通じて別の職員に送ったことも判明。警部補は「書類作成の手本として送った」と話しているという。現時点で外部への情報の漏えいは確認されていない。

 さらに、既婚者でありながら別の知人女性と不適切な交際をしていた。

 水田隆三警務部長は「職員への指導監督を強化し、再発防止と県民の信頼確保に努める」とのコメントを出した。

▼部下を「大声で威圧的に叱責」などのパワハラ行為 2人が休職中 串間市は福祉事務所所長(51)を停職6か月の懲戒処分

部下を「大声で威圧的に叱責」などのパワハラ行為 2人が休職中
 串間市は福祉事務所所長(51)を停職6か月の懲戒処分

 

2025年10月31日() 15:33 宮崎放送

 

宮崎県串間市は、複数の部下に対して大声で叱責するなどのパワハラ行為を行ったとして、福祉事務所に勤務する51歳の所長を停職6か月の懲戒処分としました。

パワハラを受け、部下の職員2人が病気休暇となっています。

 

31日付けで停職6か月の懲戒処分となったのは、串間市福祉事務所の51歳の所長です。

 

この所長は今年4月から9月までの間に福祉事務所内で複数の部下に対し、「大声で威圧的に叱責する」「他の職員や市民の前で叱責する」などのパワハラ行為を継続的に行ったということです。

 

パワハラを受けて、部下の職員2人が、現在、病気休暇となっていて、市の調査に対し、所長はパワハラ行為を認めているということです。

 

武田浩一市長は「誠に遺憾であり、信頼を裏切ったことをお詫び申し上げる」などとコメントしています。

 

 

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パワハラ停職6カ月 串間市 福祉事務所長が威圧的言動

 

2025年11月1日() 9:52 宮崎日日新聞

 

 串間市は31日、パワーハラスメントを繰り返し行ったとして、同市福祉事務所長(51)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。市総務課によると、所長は昨年4月から今年9月までの間、複数の部下に対して大声で責め立てるなど、威圧的な言動を繰り返していた。こうした行為により職員2人が精神疾患を発症、現在病気休暇を取っているという。

 

 

 

大声で威圧的に非難したり市民の前で仕事ぶり責めたり
…福祉事務所長が複数の部下にパワハラ、停職6か月

 

2025年11月1日() 16:43 読売新聞

 

 部下に暴言を浴びせるパワーハラスメント行為を繰り返したとして、宮崎県串間市は31日、福祉事務所の所長(51)を停職6か月の懲戒処分にした。被害を受けた部下2人は体調を崩し、病気休暇となったという。

 

 市の発表によると、所長は昨年4月~今年9月、事務所内で複数の部下を大声で威圧的に非難したり、一般市民の前で仕事ぶりを責めたりした。市の調査に対し、事実関係を認めているという。

 

 市はまた、この所長によるパワハラ行為を放置したなどとして、福祉事務所の所長補佐ら3人について、うち2人を減給10分の113か月)、残る1人を戒告の懲戒処分にした。市は個人の保護を理由にいずれの関係者も性別は明らかにしていない。

2025年10月30日木曜日

▼【山形】西川町長のパワハラ疑惑 町長本人への証人尋問

【山形】西川町長のパワハラ疑惑 町長本人への証人尋問

 

2025年10月30日() 18:15 山形テレビ

 

西川町長のパワハラ疑惑について調査する議会の百条委員会が開かれ、町長本人への証人尋問が行われました。

 

西川町の菅野大志町長をめぐっては、退職を希望していた元職員の襟元を掴み町長室に連れ込むなど、ハラスメントと疑われるような行為が指摘されています。

 

きょう開かれた百条委員会では、退職者を含む職員などの証言をもとに、菅野町長への証人尋問が行われました。

 

元職員を町長室に連れ込んだとする事案について、元職員への尋問の際に撮影した当時の再現動画を確認しました。

 

「(掴んだのは)再現動画のような高さではないと思う、引っ張ったことは事実だが抵抗されたという記憶はない。」

 

また、元課長補佐の職員が課長会議で説明を行った際、町長から強く批判されたとする証言については。

 

「つるし上げのような状態にされて苦しんだと、そして辛くて死のうかと思ったと語っています。どんなことを課長たちの前で言ったのか記憶ございますか。」

 

「私がですか?それは記憶にございません。」

 

このほか、深夜など勤務時間外に町長とのミーティングが行われたとする複数の証言については、「情報共有の場や急な案件への対応として行っていた」などと説明。

 

今回指摘された証言についておおむね事実関係は認めたものの、「パワハラの認識はなかった」との主張を繰り返しました。



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西川町長が一部パワハラ行為認める
…元職員への行為・再現動画見せられ「大変申し訳ない」 山形・西川町

 

2025年10月30日() 19:41 さくらんぼテレビ

 

西川町の菅野大志(かんのだいし)町長による職員へのパワハラ疑惑をめぐり、町議会調査特別委員会による証人尋問が行われた。町長は一部のパワハラ行為を認めた。

 

30日に開かれた委員会では、元職員など21人に行なったアンケート調査などを基に、菅野町長に証人尋問を行った。

 

この中で、「襟元をつかまれ町長室に連れ込まれた」とする元職員の証言についても事実確認が行われた。

 

(飯野幹夫委員)

「町長室に連れ込まれたと元職員が証言しているが、これは事実ですか?」

 

(西川町・菅野大志町長)

「はい。一緒に町長室に連れ込んだというか…町長室で話しました」

 

そして、この行為を再現した動画を見せられると。

 

(飯野幹夫委員)

「引きずり込む行動は、身体的攻撃で暴力行為であると思うが、その辺についてはどう思いますか?」

 

(西川町・菅野大志町長)

「大変申し訳なく思っています」

 

菅野町長はこのように述べ、一部パワハラ行為について認めた。

 

(町民)

「事実をありのまま述べればいいのに、自分の意見が多くて少しずれている感じがした」

 

「大声で怒鳴ったり、ハラスメントがあったんだとあらためて感じた」

 

「言ったほうと言われたほうのすれ違い。両方とも町のためにということでやっているとは思う」

 

委員会では今後、調査を基に、どの行為がパワハラに該当するかを精査する方針。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ9月20日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼【山形】西川町長のパワハラ疑惑 百条委員会が証人尋問
これの続報です。


▼“市長が職員にパワハラ”西条市が実態調査へ 交付金申請で職員に怒鳴ったか 市長「認識はない」【愛媛】

“市長が職員にパワハラ”西条市が実態調査へ
 交付金申請で職員に怒鳴ったか 市長「認識はない」【愛媛】

 

2025年10月30日() 16:14 テレビ愛媛

 

愛媛県の西条市で多目的ホールの建設が撤回された問題を巡り、国に交付金を申請する過程で高橋敏明市長のパワーハラスメントがあったとする疑惑が浮上し、市が実態調査を始めると30日に発表しました。高橋市長は「パワハラをした認識はない」としています。

 

この問題を巡っては、西条市が多目的ホールの建設などに向け、国に交付金を申請する過程で、高橋市長が職員に対しパワーハラスメントに該当する心理的な圧力があったのではないかとの疑惑が市議会議員から指摘されました。

 

西条市は高橋市長の行動がパワハラに当たるのか実態調査すると発表。客観性と公平性を確保するため、弁護士2人による外部調査委員会を設置します。調査の対象期間は市長に就任した時の去年11月28日から今年10月31日まで。全ての職員約2000人を対象にアンケート調査するほか、関係者からヒアリングするとしています。

 

関係者によりますとパワハラとみられる圧力は、大声で怒鳴りつける行為が複数の部署の職員にあったということです。

 

高橋市長は「パワハラをした認識はない」と話し、調査に協力する姿勢を示しました。

 

アンケートやヒアリングの回答は来年2月まで分析し、3月に最終の調査結果を公表するとしています。


 

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市長が職員にパワハラか 調査委員会設置し全職員にアンケート調査実施へ
 高橋市長「そういう認識はない」と否定【愛媛】

 

2025年10月30日() 18:31 南海放送

 

西条市は、高橋市長による職員へのパワハラの有無について弁護士による調査委員会を設置して実態を調べることになりました。

 

これはきょう開かれた市議会の全員協議会で市が明らかにしました。

 

この問題は先月、高橋市長が撤回した総事業費およそ26億円の事業の交付金を申請する過程で、市長から、関係する職員に対しパワハラに該当する心理的圧力があったのではないかと議員から指摘されていたものです。

 

市によると、調査は市長就任時の去年11月から今月末までの期間が対象で全職員に、アンケート調査を実施するとしています。

 

調査委員会は12月に設置され客観性と公平性を確保するため外部の弁護士2人で構成されます。

 

市が調査を行うことを受け髙橋市長はきょう「当事者なのでコメントは差し控える」としつつも自身のパワハラについては「そういう認識はない」と否定しています。

 

調査結果は来年3月に公表する予定です。

 

 

 

西条市長が職員にパワハラか、市が調査へ
 多目的ホールなど交付金申請問題巡り(愛媛)

 

2025年10月30日() 20:25 愛媛新聞

 

 西条市中心部への多目的ホール新設などを計画した市が、事業の国の交付金申請を取り下げた問題に関連し、市は30日、高橋敏明市長の職員へのパワーハラスメントの有無について、11月から調査を始めると発表した。調査対象期間は、高橋市長が就任した20241128日~251031日で、来年3月に最終結果を公表する方針。

 同問題をめぐっては、市が6月に総額約26億円に上る施設計画を市議会や市民に公表せず国に交付金を申請。8月下旬に内示を受けたが、市議会の反発を受け922日に、市長が計画の白紙撤回を表明した。

 高橋市長は、市役所内の慎重意見を押し切って手続きを進めたことを認めており、複数の市議から、パワハラに該当する心理的圧力があったのでないかとの声が上がっていた。渡辺英俊総務部長は「指摘に対し事実関係を明らかにする必要がある」と調査理由を説明した。

 

 

 

愛媛・西条市長のパワハラ疑いで第三者委 高橋市長「実に覚えない」

 

2025年10月31日() 10:30 朝日新聞(堀江泰史)

 

 愛媛県西条市は30日、高橋敏明市長(67)が職員にパワハラをしたのではないかと市議2人から指摘があったとして、第三者委員会を設置して調査することを明らかにした。高橋市長は同日、疑惑を否定した。

 

 市総務部によると、910月にあった高橋市長と全市議(28人)との意見交換会で「(国への)交付金の申請過程で、市長から職員にパワハラに該当するような心理的圧力があったのではないか」などと指摘があった。ただ被害職員名など具体的な内容への言及はなかった。

 

 職員のハラスメント疑惑の場合は職員厚生課などが調査する。今回は市長が当事者で、客観性と公正性を確保するため第三者委員会を置くことにしたという。

 

 調査の対象期間は高橋市長が就任した昨年11月~今年10月末。11月に職員約2千人にアンケートし、その後、弁護士2人程度で構成する第三者委員会を設けてアンケート結果の分析や関係者への聞き取り調査をする。市は、最終結果を来年3月に開催予定の定例議会までにまとめる考え。

 

 高橋市長はこの日午後に報道陣の取材に応じた。「当事者なのでコメントは差し控えます」としながらも「身に覚えはなく、そのようなことはございません」と否定した。調査には粛々と協力するとした。

 

 同市を巡っては、高橋市長が市議会や市民に説明せず、多目的ホールの建設など総額約26億円の事業を進めていたことが判明。9月に議会で謝罪したうえで計画撤回を表明し、交付が決まっていた国への補助金申請も取り下げた。

 

 

 

西条市・高橋市長のパワハラ疑惑 市が全職員にアンケート調査へ
 26億円の大型事業を職員の慎重意見を押し切り国に交付金申請

 

2025年10月31日() 12:30 あいテレビ

 

愛媛県西条市の高橋敏明市長が進めようとしていた大型事業をめぐるパワハラ疑惑を受け、市は職員へのアンケート調査を実施することを決めました。

 

 西条市は、多目的ホールの整備などおよそ26億円に上る大型事業を議会に諮らないまま計画し、今年8月、国から交付金の内示を受けていましたが、議会からの反対を受け先月、中止に追い込まれました。

 

 高橋市長が、職員たちの慎重意見を押し切るかたちで国の交付金手続きを進めたことについて、職員へのパワハラに該当する心理的圧力があったのではないかという疑惑が議員から指摘されました。

 

 このため市は、事実関係を明らかにする必要があるとして来月から全ての職員を対象にパワハラの有無や内容に関するアンケート調査を実施することを決めました。

 

 対象期間は、高橋市長が就任した去年11月から今月までとし、必要に応じて関係者からヒアリングを実施するということです。

 市は、弁護士2人による調査委員会を設置し、来年3月には、調査結果を公表することにしています。

 

 この調査について高橋市長は、「パワハラの認識はなく、調査には粛々と協力していきます」とコメントしています。


▼「下着が見えちゃうよ」「体型良いね」元同僚に性的発言や“ちゃん付け”呼び…繰り返された言動をセクハラ認定 裁判所が慰謝料を命じた背景

「下着が見えちゃうよ」「体型良いね」元同僚に性的発言や“ちゃん付け”呼び
…繰り返された言動をセクハラ認定 裁判所が慰謝料を命じた背景

 

2025年10月30日() 16:00 フジテレビ

 

「○○ちゃん、ありがとう」。ある日、突然自宅に届いた電報には、そんな言葉が綴られていた。東京都内にある佐川急便の営業所で働いていた40代の女性は、同じ営業所の男性係長から、度重なるセクハラを受けたとして裁判を起こし、東京地裁は10月、男性に慰謝料など22万円の支払いを命じた。

日常的に積み重ねられてきた言葉によるハラスメントを、「社会通念上、許される限度を超えていた」と認定した判決。その経緯に迫る。

 

突然届いた電報…

20215月、女性の自宅に、佐川急便の営業所から一通の電報が届いた。表紙に「祝」という文字が書かれ、宛名には女性の職場での呼び名「○○ちゃん」と書かれていた。

 

「いつも明るく対応してくれてる事にみんな幸せを感じています…ありがとう!

日頃の感謝の言葉が並んでいた。

 

ただ、この電報は業務用の信書便のキャンセル分を使って送られたもので、事前の了承はなかったという。

 

女性は驚きと不快感を覚えた。

 

「かわいい」「胸元が…」繰り返された言葉

女性は佐川急便の営業所に勤務。係長だった男性とは業務上のやり取りがあり、彼は日常的に女性を「○○ちゃん」とちゃん付けで呼んでいた。

 

ある日、営業所内で荷物を探していた女性が、背後から近づいてきた男性に驚いて「きゃっ」と声を上げた。すると男性は、「今のかわいい」と口にした。

 

また別の日には、前屈みになった女性に対して「それ胸元が…はだけて下着が見えてしまうよ」「体型良いよね」などと伝えたという。

 

うつ病で休職

女性は202111月ごろから、出勤前に涙が止まらなくなるなどの症状が現れた。

 

上司に相談し、営業所の所長も事情を聴いた。会社は男性に「厳重注意」を与えたが、女性の症状は改善せず、202112月には心療内科で「うつ病」「PTSD」「適応障害」と診断された。

 

その後、20224月から女性は休職し、2023年に会社と男性を相手取って損害賠償を求める裁判を起こした。会社とは20252月に和解が成立し、70万円の解決金が支払われた。

 

問題視された「ちゃん付け」

今回の裁判では、男性係長が女性を「ちゃん付け」で呼び続けていたことが問題視された。

 

判決は「ちゃん付け」について、一般的に子どもに対して使われる言葉であり、成人に対して使われるのは、交際相手等の親密な関係にある場合が多いと指摘。

 

さらに、厚生労働省が定める「心理的負荷による精神障害の認定基準」でも、「○○ちゃん」と呼ばれることがセクハラの例として挙げられていることも指摘している。

 

裁判所は、こうした背景を踏まえ、「業務上においてこのような呼称を用いる必要性は見出し難い」「原告と被告の年齢や性別、本営業所に勤務する従業員同士にすぎないという両者の関係性に照らすと、原告に不快感を与えるものであった」と判断した。

 

つまり、「ちゃん付け」は単なる呼び方ではなく、職場での立場や関係性、言葉の使い方によっては、相手に不快感や心理的負荷を与える行為になり得るということを意味する。

 

さらに、電報の送付や、「かわいい」という発言、下着や体型に関する発言についても、「原告に不快感や羞恥心を与える不適切な行為であったといえる」と認定。一連の行為を、「社会通念上許容される限度を超えた違法なハラスメントとして、不法行為に当たる」と断じた。

 

うつ病との因果関係は否定

一方で、女性は、うつ病などの発症が男性の言動によるものだと主張したが、裁判所は「業務のストレスや家庭の事情も影響していた」などとして、因果関係は認めなかった。

そのため、休業損害や治療費などの請求は退けられた。

 

認められたのは、慰謝料20万円と弁護士費用2万円で、東京地裁は10月、男性に計22万円の支払いを命じた。

 

問われた“呼び名”の負担

この裁判では、女性に対する身体的接触は一切なく、言葉の使い方が焦点となった。そして、不適切な発言が繰り返されたことについて「社会通念上、許容される限度を超えた違法なハラスメント」と断じている。

 

職場で交わされるコミュニケーションは業務の一部であると同時に、人間関係の土台にもなる。何気ない呼び方や言葉が、相手にどう受け止められるか——。そんな現代を生きる上で必要な視点があらためて問われた判決となった。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ10月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 職場で「〇〇ちゃん」はセクハラ 元同僚に22万円支払い命令
これの続報です。


2025年10月29日水曜日

▼女性教員の口元の食べ物取り処分 セクハラで男性校長を1カ月停職に 東京都

女性教員の口元の食べ物取り処分
 セクハラで男性校長を1カ月停職に 東京都

 

2025年10月29日() 20:37 テレビ朝日

 

東京都にある区立小学校の男性校長が同じ学校の女性教員と食事をした際、口元に付いた食べ物を手で取るなどのセクハラ行為をしたとして1カ月の停職処分になりました。

 

 61歳の男性校長は4月、飲食店で女性教員と食事をした際、口元に付いた食べ物を右手でつまんで取ったり、左手のひらを触ったりしました。

 

 都は今月29日、女性教員に不快感や嫌悪感を与えたとして男性校長を1カ月の停職処分としました。

 

 都によりますと、男性校長は女性教員の職場の悩みを聞くため2人で食事をしていたということです。

 

 女性が同僚の教員に男性校長から受けた行為について相談したことから発覚しました。

 

 男性校長は「私の軽率な行動で被害者である女性教員に対してセクシュアルハラスメントを行い心に深い傷を負わせてしまい、大変申し訳なく思っています」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも紹介致します 

女性教員の口元についた食べ物を指でつまみセクハラと認定
 区立小学校校長を懲戒処分「心に深い傷を負わせて申し訳ない」

 

2025年10月30日() 1:06 フジテレビ

 

東京都は、区立小学校の校長が女性教員の口元についた食べ物を指でつまみとるなどのセクハラ行為をしたとして、懲戒処分にしました。

 

都によりますと、20254月、区立小学校の61歳の男性校長が同じ学校に勤務する教員の女性を食事に誘い、2人きりの状況で、女性の唇の脇についていた食べ物を指でつまみとったほか、手のひらを触ったということです。

 

都は女性に不快感や嫌悪感を与えたセクシャルハラスメントとして認定し、校長を29日付で停職1カ月の懲戒処分にしました。

 

男性校長は「わたしの軽率な行動でセクハラを行い、心に深い傷を負わせて大変申し訳ない」と反省の弁を述べているということです。

 

都はこのほかに、スーパーで万引きした校長など5人を懲戒処分にしました。

▼同僚に『ちゃん』付け アリ?ナシ?熊本で聞いてみた

同僚に『ちゃん』付け アリ?ナシ?熊本で聞いてみた

 

2025年10月29日() 19:02 熊本県民テレビ

 

「県民のギモン」今回のテーマは「職場の同僚に『ちゃん』付けするのはあり?なし?」です。

 

「ちゃん」付けで呼ぶことがセクハラにあたるという判決が出されました。40代の女性が、同僚だった男性からのセクハラ被害を訴えた裁判です。女性は男性から「かわいい」や「体形良いよね」などと言われたり、「ちゃん」付けで呼ばれたりしたことなどで精神的な苦痛を受けたとして、賠償を求めていました。

 

先週、東京地裁の判決では「『ちゃん』付けの呼び方は、一般的には幼少の子どもに対して用いられ、業務上で用いる必要性は見出し難い」としました。その上で「体形などの発言を含めて不快感や羞恥心を与える不適切な行為」と認定し、22万円の賠償を命じています。

 

(永島由菜キャスター)

「体形」の発言はもってのほか。ただ「ちゃん」付けに関しては私も親しみを込めて永島ちゃんと言われることがあります。

 

(緒方太郎キャスター)

そこで皆さんは職場で「ちゃん」付けするのは「アリ」「ナシ」?熊本の声を聞いてみました。

 

VTR

■女性

「アリだと思います。私の場合は同僚の子の年が近いので『ちゃん』付けで呼んだ方がコミュニケーションが取りやすい」

■女性

「部分的にマルで。上司でもみんなに対して同じく平等な扱いをするのであればよいですけど、特定の人だけに対してであればナシ」

■女性

「『ちゃん』付けはそんな問題じゃない。そのほかの行動とか言葉使いとかでセクハラにつながっちゃうのかな」

 

 

一方、男性に聞いてみると。

 

■男性

「マルですね。親しみと親近感込めて○○ちゃんと言うのは、半分冗談も含んでるしね、よいことじゃないですか。和やかな感じで」

■男性

「ナシで。トラブルの元になるのはできるだけ避けたほうがよいかなと」

■男性

「交際していれば『ちゃん』もアリですけど、会社の組織の中で○○ちゃんはおかしいと思います。」

 

『ちゃん』付けの呼び方は、業務上で用いる必要性が見出し難いという司法の判断。これをきっかけにどういう社会にしていくべきなのでしょうか。

 

 

■特定社会保険労務士・川浪宏さん

「呼び方で距離を詰めるというのはアリだと思います。その一方で、呼び方で距離を詰められるからそれ以外でも距離を詰めていいんだって思ってしまうところにバグ(誤り)が発生する。職場に必要ですかっていう、単純にそういうことだと思うので、言葉を発する前に、6秒でなくても3秒でもいいと思うんですけれど、この話題とかこの呼び方は職場に必要なのかなって考えて(ほしい)」


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ10月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 職場で「〇〇ちゃん」はセクハラ 元同僚に22万円支払い命令
これの続報です。



▼「産休後に降格、雇い止め」 元助教が北大と教授提訴

「産休後に降格、雇い止め」 元助教が北大と教授提訴

 

2025年10月29日() 17:02 共同通信

 

 北海道大大学院医学研究院の元助教の女性が産休・育休明けに降格を事実上強要され、後に雇い止めにあったほか、同じ研究室の上司の男性教授からハラスメントを受けたとして、北大と男性教授に計約1150万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴したことが29日、関係者への取材で分かった。

 

 訴状などによると、女性は20204月、北大の助教として5年間の任期で採用され、22年に産休と育休を計5カ月取った。復帰後、上司の男性教授は出産・育児を理由に、1年更新の職種への切り替えを要求。女性は3年雇用するとの覚書を教授と交わした上で、1年更新の博士研究員になったが、実際は1年で雇い止めになった。

人格否定するような表現のメールを非常勤教員に送った県立大教授を戒告処分…教授は「メールだけでなく対面で時間をかけて話すべきだった」

人格否定するような表現のメールを非常勤教員に送った県立大教授を戒告処分
…教授は「メールだけでなく対面で時間をかけて話すべきだった」

 

2025年10月29日() 14:53 読売新聞

 

 高知県立大は27日、部下にパワーハラスメントをしたなどとして、看護学部の教授を戒告の懲戒処分とした。

 

 発表によると、教授は202379月、同じ学部に勤務する非常勤教員へのメール3件の中で、人格を否定するような表現を用いた。また、教員から提出された勤務実績が実際より少なく申請されているのを知りながら修正しなかった。

 

 教員が同年10月に学内の相談窓口に申し立てていた。教授は「メールだけでなく対面で時間をかけて話すべきだった」と話しているという。大学は教授の性別や年齢について、「個人の特定につながる」などとして明らかにしていない。

 

 甲田茂樹学長は「パワーハラスメントは個人の人権を侵害する不当な行為であり、決して容認できない。防止対策を徹底し、全力で取り組む」とコメントした。


《カウンセラー松川のコメント》

SNSのメッセージ機能やメールでは文字での送信なので
同音異義語での誤解や「言った」「言わない」は避けられます。
しかし「あんな言動するなんてバカじゃない」と送信した時に、
「あなたらしくない言動に驚いている」と言う愛情が込められている
のか
「あなたは頭が悪い」と言う侮蔑の感情が込められている
のか、そこまでは明確にされていません。
これがメール等の難しい点です。
会話であれば、付け足しての説明や相手からの質問で
誤解を回避出来る機会はありますが、
一方的に送り付けられてしまうメール等では、
その機会が生まれないままに進展しまう場合も多々あります。
今般の加害者の弁にある
「メールだけでなく対面で時間をかけて話すべきだった」
これが本心なのか逃げ口上なのかは分かりませんが
少なくても私達は他山の石としたいものです。

被害者の方へ
今回の処分で円満解決となることを望んでおります。


2025年10月28日火曜日

▼複数職員にパワハラ 係長(54)を減給処分 那須塩原市文化振興公社

複数職員にパワハラ 係長(54)を減給処分 那須塩原市文化振興公社

 

2025年10月28日() 10:13 とちぎテレビ

 

那須塩原市の文化施設を管理する那須塩原市文化振興公社は27日、複数の職員にパワハラ行為を行ったとして、文化振興課の54歳の係長の男性に対し減給10分の1を2カ月の懲戒処分を行ったと発表しました。

 

今年4月に、職員から頭を小突かれるなどの行為を受けたと 申し立てがあり、調査した結果、そのほかの部下に対しても威圧的な言動があり複数のパワハラ行為が判明したということです。

精神障害の労災請求、大幅増 職場環境原因多く、医療現場深刻

精神障害の労災請求、大幅増 職場環境原因多く、医療現場深刻

 

2025年10月28日() 8:11 共同通信

 

 政府は28日、過労死・過労自殺の現状や国が進める防止対策をまとめた2025年版「過労死等防止対策白書」を閣議決定した。精神障害による労災請求件数が年々増加して10年度と比べ3倍以上となり、対人関係やパワハラなど「職場環境」に関する原因が急増。医療現場の精神障害による労災認定件数も増えており、深刻な状況が浮かんだ。

 

 高市首相は「心身の健康維持と従業者の選択を前提にした労働時間規制の緩和検討」を厚生労働相に指示しており、政府がどのような姿勢で臨むのかが問われそうだ。

 

 白書によると、精神障害による労災請求件数は10年度の1181件から24年度は3780件に大きく増加。請求に対する決定件数(不支給を含む)を原因別で見ると、22年度に749件だった「対人関係」が、24年度は倍以上の1519件になった。パワハラ、セクハラも増加した。

 

 認定件数を業種別で3年ごとに平均すると、「医療」は1113年度に14.7件だったのが2022年度では46.7件。医療に続き「建設業」、「自動車運転従事者」が多かった。

 

 

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精神障害での労災認定は昨年度1055件 6年連続増で過去最多 過労死白書

 

2025年10月28日() 8:54 日本テレビ

 

政府が閣議決定した過労死白書によりますと、精神障害での労災認定は昨年度1055件で過去最多となりました。

 

28日に公表された過労死等防止対策白書によりますと、昨年度、脳・心臓疾患での労災認定は241件で、前の年より25件増え3年連続の増加、精神障害での認定は、172件増え、1055件と6年連続で増加し、過去最多となりました。

 

また、今回の白書では、2012年度以降の10年間について初めて業種別での認定の原因が分析されました。「医療」の業種では精神障害と認定された、27.1%で同僚からの嫌がらせなどが原因の1つとなっていました。

 

また、「IT産業」では、4割以上で仕事内容や量の大きな変化が起こる出来事があったことが原因の1つとなっており、他の業種と比較しても高くなっています。

 

厚生労働省は、精神疾患による労災認定が増えていることをうけ、ハラスメント面の対策にさらに力を入れていくとしたうえで、「業種ごとに特徴を踏まえた対応を検討し、取り組みを行っていく」としています。


《カウンセラー松川のコメント》

ハラスメントを放置したり効果の無い対応でお茶を濁していると、
被害者がメンタルヘルス不調に陥る可能性が高くなります。
だからこそ、ハラスメント面の対策に注力するのでしょうけど、
ハラスメント面の対策とは何を指すのか抽象的過ぎます。
要するに結果が出たので、それに応える対策を挙げただけに感じます。


2025年10月27日月曜日

▼非常勤教員に対してパワハラか 県立大学看護学部の教授を戒告処分【高知】

非常勤教員に対してパワハラか 県立大学看護学部の教授を戒告処分【高知】

 

2025年10月27日() 18:47 高知放送

 

高知県立大学は、非常勤教員に対してパワハラをしたなどとして看護学部の教授を1027日付けで戒告処分としました。

 

戒告処分を受けたのは県立大学看護学部の教授です。県立大学によりますと、処分を受けた教授は2023年から複数回にわたり、部下の非常勤教員に対して人格を否定するような内容のメールを送ったり、時間外勤務の申請が実際には多いことを認識していながらも事実確認をせず、勤怠管理を正しく行わなかったものです。

 

大学の調べに対し教授は「コミュニケーション不足だった。忙しくて確認が取れなかった」と話しているということです。

 

県立大学の甲田茂樹学長は「個人の人権を侵害する不当な行為。ハラスメント防止対策を徹底するとともに、職員の果たすべき役割に関する周知徹底を行う」とコメントしています。県立大学では再発防止策としてハラスメントの相談窓口に新たに外部からの相談員1人を配置するとしています。

▼「誰に言ってんねんオラァ!お前、対等か?オレと、コラァ!」交野市幹部職員がパワハラか 被害訴える職員が「音声データ」を公開 内部通報を1年放置と訴える

「誰に言ってんねんオラァ!お前、対等か?オレと、コラァ!」
交野市幹部職員がパワハラか
 被害訴える職員が「音声データ」を公開 内部通報を1年放置と訴える

 

2025年10月27日() 18:36 関西テレビ

 

大阪府交野市で市の幹部たちによるパワハラ被害の内部通報があったにもかかわらず、市がおよそ1年間にわたり、事案を放置していたことが分かりました。

 

【交野市幹部職員とされる音声】「返事もできひんのかお前んとこは」

【被害を訴える職員】「うん」

 

【交野市幹部職員とされる音声】「『うん』って誰に言ってんねんオラァ!」

【被害を訴える職員】「はい」

 

【交野市幹部職員とされる音声】「お前、対等か?オレと、コラァ!」

【被害を訴える職員】「違います」

 

27日午後4時ごろ、大阪府交野市役所の職員などが会見を開き、市の幹部職員から受けたとする、「パワハラの音声」を公開しました。

 

■被害職員「だれも声を上げられない、“触らぬ神に...”みたいな状態」

職員たちによると、市の幹部2人が行った職員10人へのパワハラについて相談を受けた別の職員が去年7月に交野市に内部通報しました。

 

翌月、市から証拠の提出を求められた職員は、被害者に直接確認するよう要請したものの、およそ1年間にわたって放置されていたということです。

 

【被害を受けた職員】「だれも声を上げられない、“触らぬ神に...”みたいな状態の職場になってしまっている」

 

交野市は関西テレビの取材に対し、「担当者が不在で、回答できない」としています。

 

 

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「おどれ口の利き方気をつけろよコラァ!」
市役所幹部職員によるパワハラの内部通報を1年以上放置か
 大阪・交野市役所の職員が告発
「暴言や人格否定を繰り返されてきた。許せないという気持ち」

 

2025年10月27日() 18:45 毎日放送

 

 パワハラを1年間放置か。交野市役所の職員が告発です。

 

 (男性幹部)「『うん』って誰に言っとるねん、コラァ!おい!おどれ口の利き方気をつけろよ、コラァ!おい!誰にぬかしてんねん、コラァ!」

 

 これは、交野市役所のある男性幹部が部下にかけた電話の音声記録。

 

 10月27日、この幹部からパワハラを受けたと訴える市の職員らが会見を開きました。

 

 職員らによりますと、この幹部によるパワハラは少なくとも2011年から続いていて、中には「人格否定」ともとれる発言もあったといいます。

 

 (パワハラ被害を訴える交野市の職員)「『おまえいちびりすぎや』『先輩に対する物言いがなっていない』と。粘着質というか長いこと暴言や人格否定を繰り返されてきたなかで個人的には許せないという気持ち」

 

 ほかにも、頭をたたかれるなどして首をねん挫するケガをしたほか、うつ病と診断されて退職を余儀なくされた職員もいたということです。

 

 職員らは去年7月、この幹部による暴言など計9つのパワハラ事案を市に内部通報したものの、1年以上にわたって放置していたと訴えています。

 

 (パワハラ被害を訴える交野市の職員)「市のガバナンスがまったく効いていない。やっぱりこれは市が改めてもらわないと。いち職員だけなんでこんな優遇されるというか、最悪な状況になっている」

 

 一方、職員らによりますと、市は先週になって職員らへのヒアリングを始めたということです。

 

 交野市は「担当者が不在」としています。

 

 

 

市幹部が複数職員にパワハラ、内部通報するも1年以上聞き取りされず

 

2025年10月27日() 20:20 朝日新聞(西崎啓太朗、田中祐也)

 

 大阪府交野市の複数の職員が27日、市幹部2人から計10人の職員が暴言や暴力などのパワーハラスメントを受けたと会見を開いて明らかにした。市に調査を求めて内部通報したが、1年以上にわたり放置されたと訴えている。

 

 会見には内部通報したり被害を受けたりした職員3人が出席した。職員らの弁護士によると、幹部から暴言や暴力を受けた事案は201124年に少なくとも計9件あり、うち一人の幹部職員は8件に関わっているとしている。

 

 227月の事案では、幹部が部下の職員1人に「おまえ、みんなに嫌われているぞ」と突然、業務と関係のない話を始め、「アホ」「ボケ」などと多数の暴言を口にした。暴言や暴力を受けた別の職員がうつ病になり、退職した事案もあるという。

 

 247月、職員1人が9件がいずれもパワーハラスメントにあたるとして内部通報した。しかし、その後1年以上、市側は被害者への聞き取りをせず、今月になってようやく、被害者への聞き取りが始まった。

 

 この職員は「加害幹部への恐怖があってなかなか声を上げられなかった。市は調査や対応しようとする意欲がなく、怠慢だ。行政が本来もっていなければいけないガバナンスが機能しておらず、危惧している」と話した。

 

 会見に同席した、被害に遭ったという職員は「多くの被害職員が今も声を上げられていない。新たな被害者を生まないように、もっと早く内部通報をするべきだったと自責の念も感じている。ハラスメントを根絶して全職員が安心して、市のために誇りをもって働ける職場になればいい」と涙を流しながら話した。

 

 会見した職員らは、市に対して徹底的な調査と迅速な調査結果の回答を求めた。

 

 一方、市の広報担当者は「内部通報についてはこれまでもガイドラインに沿って適切に対応している。ただ、プライバシー保護の観点から個別の回答は差し控える」と話した。

 

 

 

「口の利き方気つけろよ、こらぁ」と録音
 交野市が罵倒パワハラを1年以上放置と職員会見

 

2025年10月27日() 20:36 産経新聞

 

大阪府交野市の幹部から恫喝(どうかつ)や嫌がらせなどのパワハラを受けたと訴える市職員らが27日、大阪府内で記者会見した。殴られてけがをしたケースもあったという。市に内部通報したが、1年以上放置されたとしている。

 

職員らによると、現在次長級の男性幹部職員による部下へのパワハラは平成23年から確認され、令和5年までに8件あった。同年10月には職員の頭を殴って頸椎(けいつい)捻挫のけがをさせたこともあったという。けがをした職員は休職後、退職に追い込まれた。昨年2月には別の当時課長級の男性職員による女性職員に対するパワハラもあった。

 

会見では幹部職員から罵倒された際のものだという録音データも公開。「誰に言うとんねん」「おどれ、口の利き方気つけろよ、こらぁ」などの声が記録されていた。

 

被害職員が市要綱に基づき、昨年7月にこれら9件について内部通報。通報窓口の人事課からは何の報告もなかったが、今月21日以降、山本景市長が被害職員に対する聞き取りを始めたという。

 

会見した職員は「市は自浄作用を失っている。決意をもって対応してほしい」と述べた。同席した三浦直樹弁護士は「内部通報制度が機能しているのか、市の対応は問題だ」と指摘した。

 

市は「個人情報やプライバシーの保護、関係者の名誉もあり、回答は差し控える」としている。

 

 

 

「イチビリすぎや」など9人に暴言暴力、
内部通報したのに1年以上放置…市職員が記者会見「放置された」

 

2025年10月27日() 21:12 読売新聞

 

 大阪府交野市の職員3人が27日、記者会見を開き、職場で暴言や暴行などのパワーハラスメントを受けたとして市に内部通報したにもかかわらず、1年以上、ヒアリング調査が行われなかったと訴えた。これに対し、市は「プライバシー保護の観点からパワハラや通報の有無については何も話せない」としている。

 

 会見には、パワハラ被害を訴える職員3人と相談を受けた弁護士らが出席。職員側の説明によると、2011~23年、職員計9人が同じ男性管理職から、「お前、イチビリすぎや」「アホ」「ボケ」といった暴言や暴力を受けたとしている。

 

 相談を受けた別の職員が昨年7月、公益通報者保護法に基づき、市人事課に内部通報。その後、通報者には録音データなどの証拠提出を求める連絡があったが、職員側が求めるヒアリング調査は行われなかったという。

 

 今月下旬になって初めて、一部の職員に市から「調査に協力してほしい」との連絡があったといい、職員側は「放置された」と主張。会見した職員の一人は「これを機にしっかり調査してほしい」と話している。

 

 

 

大阪・交野市が内部告発を「1年以上放置した」と職員が訴え
 市幹部から「アホ!ボケ!」と暴言を受けたなどと説明

 

2025年10月27日() 22:25 朝日放送

 

大阪府交野市の職員が、上司からのパワハラを市に内部通報したにもかかわらず、市が1年以上調査しなかったと訴えました。

 

27日、交野市の職員が会見を開き、2011年から去年にかけて、幹部の男性2人からあわせて10人の職員が「アホ!ボケ!お前には能力がない!」などの暴言を吐かれたり、暴行を受けて首を捻挫したりするなどのパワハラを受けたと説明しました。

 

パワハラを受けていない別の職員が去年7月、市に内部通報し職員への聞き取りを依頼しましたが、調査が進んでいないとして「市が1年以上内部通報を放置した」とも訴えました。

 

会見を開いた職員は「不本意ながらも職場を去った方もおられます。それらを鑑みた上で、加害者らに対して、市はしっかりとした対応をしてもらいたい」と話しました。職員によりますと、先週から市が聞き取りを始めたということです。

 

市は取材に対し「プライバシー保護などの観点から、回答は差し控える」としたうえで、内部通報に関しては「一般的に通報があればルールに則って対応している」と述べました。

 

 

 

「誰も声を上げられない」
大阪・交野市が幹部らによるパワハラ被害内部通報を1年間放置か
 市は「回答を控える」

 

2025年10月28日() 6:51 関西テレビ

 

大阪・交野市で市の幹部らによるパワハラ被害の内部通報を、市が約1年間放置していたとみられることが分かりました。

 

27日、大阪・交野市役所の職員などが会見を開き、市の幹部職員から受けたとする「パワハラの音声」を公開しました。

 

内部通報事案とされる音声では、「返事もできひんのかお前んとこは」「『うん』って誰に言ってんねんオラァ」「お前対等か?俺と、コラ」と記録されています。

 

職員たちによると市の幹部2人が行った職員10人へのパワハラについて、相談を受けた別の職員が20247月に交野市に内部通報しました。

 

20248月に市から証拠の提出を求められた職員は、被害者に直接確認するよう要請したものの、約1年間にわたって放置されていたということです。

 

被害を受けた職員:

だれも声を上げられない。“触らぬ神に…”みたいな状態の職場。

 

交野市は「個人情報の保護も含め、回答を差し控えさせていただきます」としています。

 

 

 

「“触らぬ神に…”みたいな職場」市職員らが「パワハラ肉声」公開
 大阪・交野市が幹部らによるパワハラ内部通報を1年放置か

 

2025年10月28日() 7:45 関西テレビ

 

大阪府交野市で市の幹部らによるパワハラ被害の内部通報を市が約1年間、放置していたとみられることが分かった。

 

(※内部通報事案とされる音声)

市幹部職員:

返事もできひんのかお前んとこは。

 

市職員:

うん。

 

市幹部職員:

『うん』って誰に言ってんねんオラァ

 

市職員:

はい。

 

市幹部職員:

お前対等か?俺と、コラ。

 

市職員:

違います。

 

27日午後4時頃、大阪府交野市役所の職員などが会見を開き、市の幹部職員から受けたとする、「パワハラの音声」を公開した。

 

職員たちによると、市の幹部2人が行った職員10人へのパワハラについて相談を受けた別の職員が20247月に交野市に内部通報した。

 

8月、市から証拠の提出を求められた職員は、被害者に直接確認するよう要請したものの、約1年間にわたって放置されていたという。

 

被害を受けた市職員:

だれも声を上げられない。"触らぬ神に…”みたいな状態の職場。

 

交野市は「個人情報の保護も含め、回答を差し控えさせていただきます」としている。



「客観的な証拠の提出なかった」
 幹部職員のパワハラ1年放置問題で大阪・交野市長が釈明

 

2025年10月28日() 19:19 産経新聞

 

大阪府交野市で幹部職員によるパワハラがあったとする問題で、山本景市長らが28日会見し、「音声データなど客観的な証拠の提出がなかった」として内部通報から1年以上放置したとする被害職員らの証言を否定した。ただ、弁護士らを含めた組織で今後調査を行うとした。

 

会見で市側は「内部通報制度の要綱で客観的・合理的な根拠の提示と調査協力が義務」と強調。内部通報は昨年7月にあったが「通報者が第三者だった」ため、同年8月、録音や動画など客観的な証拠を23週間以内に提出するよう求めた。

 

通報者は具体的な被害リストを提出したものの、市側は「伝聞が含まれていて不十分。証拠資料の提出を待っていた」と説明。1年以上が経過した今月になって改めて通報者に証拠提出を求め、山本市長による聞き取りに着手したという。


 


市役所幹部「誰に言ってんねんオラァ」“パワハラ音声”公開
…内部通報1年以上放置か「触らぬ神にみたいな状態」大阪・交野市

 

2025年10月29日() 13:00 関西テレビ

 

大阪府・交野市役所の幹部職員が部下に対して「誰に言ってんねんオラァ」などと怒鳴りつける“パワハラ音声”が公開された。20247月には市の幹部2人によるパワハラが複数の職員に行われたとして内部通報があったが、市は約1年間調査を放置していたという。

 

録音データに怒鳴り声…幹部2人によるパワハラ疑惑

大阪・交野市の職員らが開いた会見で公開されたのは、幹部職員から受けたとする“パワハラの音声”。

 

幹部職員「返事もできひんのか、お前んとこは」

被害職員「うん」

幹部職員「『うん』って誰に言ってんねん、オラァ!

被害職員「はい」

 

幹部職員「お前、対等か?オレと、コラ!

被害職員「違います」

 

職員らによると、20247月、市の幹部2人が職員10人に対しパワハラを行ったとして、相談を受けた別の職員が市に内部通報した。

 

通報した職員は市から証拠の提出を求められ、被害者に直接確認するよう要請したが、約1年放置されていたという。

 

被害を受けた職員は「誰も声を上げられない。触らぬ神に…みたいな状態の職場になってしまっている」と話す。


 

 

パワハラの内部通報受け対応に1年超、「時間かかったのは反省」市が釈明
告発した職員は「放置された」

 

2025年10月29日() 17:10 読売新聞

 

 大阪府交野市の職員3人がパワーハラスメントを受けたと市に内部通報したにもかかわらず、「1年以上、放置された」と主張している問題で、市は28日、記者会見を開き「要綱にのっとった対応で放置はしていないが、時間がかかったのは反省すべきだ」と釈明した。市は第三者を入れた調査を行う方針を示した。

 

 パワハラを告発した職員たちは、男性管理職が201124年、職員計9人に対し暴言や暴力を働いたと主張している。被害者から相談を受けた別の職員が昨年7月、公益通報者保護法に基づいて市人事課に内部通報したが、ヒアリング調査は行われず、告発した職員たちは「放置された」としている。

 

 市によると、要綱で通報者は「客観的・合理的な根拠の提示」が必要とされており、それにのっとって昨年8月、録音データの提出を通報者に求めた。通報者は録音データを持っていないとして被害者に連絡するよう市に求めたが、市は対応せず、この時点で調査は事実上ストップした。

 

 市は今後、弁護士などを入れて事実確認を行うという。山本景市長は「要綱には課題がある。調査と合わせて改正を検討していく」と話した。




「パワハラ放置ない」市長釈明 “おどれ!コラ”証拠音声も…

 

2025年10月29日() 18:16 テレビ朝日

 

大阪府交野市の山本市長が「我々としては放置はしていないというふうに考えております」と釈明したのは、職員から告発された市の男性幹部によるパワハラ疑惑。実際のやり取りが分かってきました。

 

部下

「次長と話をしてから連絡しようと思っております」

パワハラ告発された男性幹部

「それ、お前らの都合やんけ」

部下

「はい」

パワハラ告発された男性幹部

「なあ、確認したかどうか、それだけやってと言ってんねん。その返事もできへんのか、お前のとこは」

部下

「うん、それあの…」

パワハラ告発された男性幹部

「うんって誰に言ったこらおい、おどれ口の利き方気付けろよ、こら。誰にぬかしてんだこら」

部下

「はい、はい」

パワハラ告発された男性幹部

「お前、対等か、俺と。こら」

部下

「いえ、違います」

パワハラ告発された男性幹部

「誰に向かって“うん”言うてんねん、お前。口の利き方、気を付けろや」

 

 幹部2人は職員10人に対し、13年にわたってパワハラを繰り返していたといいます。

 

 しかも…。

 

会見を開いた交野市職員

「通報から1年以上経った現時点で聞き取りは行われず、対応方針など何の意思表示もされていない」

 

 通報から1年放置されたという訴えに対し、市長は

 

交野市 山本景市長

「客観的、合理的な根拠・写真・動画・音声、もしくは診断書などあれば証拠の提示を依頼していたが、現在に至るまで証拠などの提示はない」

 

 証拠が提出されなかったため調査を進められなかったと反論。

 

交野市 山本景市長

「調査をしなかったわけではなく、(証拠が)提出されていないことから大変、対応に苦慮して時間が経過してます」

 

 しかし、音声が…。

 

パワハラ告発された男性幹部

「あほ、ぼけ、こらなんか言うたか」

部下

「言いましたよ」

パワハラ告発された男性幹部

「いつ言うてん」

部下

「今、言いましたよ」

パワハラ告発された男性幹部

「どれやねん」

部下

「いちいちむかつくなおらって言いましたやん」

パワハラ告発された男性幹部

「いつ言うてん」

部下

「きょうの」

パワハラ告発された男性幹部

「大丈夫か、お前。なんか証拠あんのか、お前。言うてみいや、じゃあ」

部下

「証拠…証拠あったら言うんでね」

パワハラ告発された男性幹部

「大丈夫か、お前、いちいち、いちいち、揚げ足取って一つの事に何回、長い無駄な話して。お前みたいにあほみたいに時間掛けてられへんねん」

 

 27日に証拠が提示されたことなどを受け、新たな調査に踏み込む方針です。